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2006年7月30日 (日)

Core 2 Duo販売開始日

 つい先日発表となったCore 2 Duoですが、秋葉原では8月5日から販売開始となりました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060729/etc_core2dpre.html

 この日は予約販売が主で、価格は以下のようになっています。

  E6700(2.67GHz/FSB1066MHz/L2 4MB) : 67769円~73800円
  E6600(2.40GHz/FSB1066MHz/L2 4MB) : 40769円~44800円
  E6400(2.13GHz/FSB1066MHz/L2 2MB) : 29469円~31800円
  E6300(1.86GHz/FSB1066MHz/L2 2MB) : 24769円~26800円

 E6700とE6600が特に人気があるそうです。また、一部店舗では0時から深夜販売も行うそうで、久しぶりの新アーキテクチャのプロセッサとあって、販売店としてもかなり気合いが入っているようです。

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2006年7月28日 (金)

ノートでSLI

が、できるようになるみたいです。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=639535&starttime=0&endtime=0

 これによると、モバイル用チップセットでもSLIが可能になり、最初はNapa Platformである945GM/PMにてサポートがなされるようです。945GM/PMはPCI Expressの2つの8/16レーンのインタフェースはないものの、16+4レーンにすれば可能になるそうです。そしてこれはForceware 91.31にてすでに対応がなされているようです。

 ただドライバが対応していても製品は一つも存在しておらず、なんらかの試作機にて検証を行ったと予想されます。

 ノートでもSLIが可能な時代が来てしまいましたが、製品としては17インチワイド以上のもはやラップトップともいえるクラスに実装されることになりそうです。

 ちなみにこの記事では975Xについても質問していますが、「考えてはいるが何も決まっていない」そうです。

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2006年7月27日 (木)

Core 2 Duo正式発表とATiの今後

 ついにCore 2 Duoが正式発表となりました。intelの公式プレスリリースから。

http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2006/060727a.htm

 「世界で最も優れた」とは随分大きく出てますが、ともかく本日から販売活動開始です。デスクトップ用のConroeはProcessor NumberがE6x00、ノート用のMeromはT7x00/T5x00です。秋葉原では早速Core 2 Extreme X6800が販売開始されていて、実買は13万円程度です。

 もう一つ、AMDのATi買収関連ですが、ATiのブランドおよび製品はすべて継続するそうです。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0727/amdati.htm

 これより、今までどおりATiブランドのグラフィックボードやチップセットの製品が続くことになります。ただintel向け製品については今後が不透明で、「顧客要望がある限り」とはいうものの、肝心なのバスライセンス問題がクリアされなければ、製品を出すこと自体おぼつかなくなります。実際のところ、プラットフォーム製品はAMDに特化していくのが流れでしょう。

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2006年7月26日 (水)

AMD 4x4のデモ

 AMDの2コア・2プロセッサ・4グラフィックチップの4x4のデモが行われました。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=33268

 ただこのデモでは詳細なシステム構成は示されていません。このデモでは"megatasking"なる単語が主題となっており、要はあれやこれやと平行してアプリケーションを走らせても遅くならないぞ、ということです。パワーユーザは多くの場合作業用とゲーム用でPCを2台持っているが、これを一つにまとめてしまおう、という意図があるようです。

 ちなみにプロセッサはAthlon 64 FX-62だそうです。デモはこのAthlon 64 FX-62×1と×2を使って行っており、4x4用にHyperTransportの口を増やす(というよりつぶしてあったのを元に戻した?)ようです。

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2006年7月25日 (火)

AMDのATi買収関連、Power VR復活?、Core 2 64bit性能検証、Revision F Opteronまた遅れる

 今日はねたが盛りだくさんです。Weblogを始めて一番多いですねえ。

 AMDのATi買収は業界では大きなニュースとなっており、各PC・IT系サイトなどで様々な予測や分析が行われていますが、いくつか紹介します。全部は紹介しきれないので、4つほど。

 まずはintelとnVIDIAの反応から。

http://techreport.com/onearticle.x/10416

「何か声明はありますか?」という質問に、nVIDIAは要約すると以下のように発言しています:
 「今回のニュースは前向きに受け止めている。我々はintelとAMDプラットフォームのグラフィックチップ、そしてチップセットベンダとしてあり続ける。また、GPUの開発や関連戦略はこれまで通り押し進める。AMDはGeForce, nForce, Quadro, SLIといったリーディングブランドのサポートを必要としているし、欲してもいる。これもこれまで通り提供を続ける。しかし一方で、intelとの関係は以前より遥かに緊密になるであろう。今ではintelがGPUパートナーとして最良だ。」

ということから、今回の買収があったからといって戦略がすぐに変わるわけではなく、AMDとの関係は続けるみたいです。しかし、今後はintel寄りになっていき、AMDと距離をおくことを示唆しており、長い目で見るとAMDは重要なパートナーを失ってしまうかもしれません。

 一方、AMDのATi買収に関してintelは「今回の件についてまずは調べてみるが、ATiとの契約において起こり得るいかなる影響についてもこの段階ではコメントできない」とコメントしたのみです。関係者であることからまあ当然でしょうか?

 次はCNETでの記事です。

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20179929,00.htm

 この記事ではグラフィックチップのプロセッサへの統合に言及していますが、MediaGXやTimnaを例に挙げ「皮肉にもこれはTimnaそっくりになる」と指摘しています。言われてみればその通りで、10年近く経ってTimnaのアイディアがAMDで実現されることになります。

 その次はintelがATiからバスライセンスを引き上げるという記事です。契約延長をしなかったみたいです。

http://theinquirer.net/default.aspx?article=33225

 ATiが仇敵AMDに渡ってしまった以上、バスライセンスの引き上げは当然かなという気がします。ちなみにATiのintel向けチップセットはチップセット事業収入全体の80%に達していたそうです。

 最後にPC WatchからAMDの記者会見の問答です。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0725/amdati.htm

 intelのバスライセンスについて「ATIは第4四半期までのライセンスを持っており」とありますが、これはそれ以降について言及しておらず、やはり打ち切りの形になるようです。また今後については、向こう半年はR600、intelおよびAMD向けチップセットのスケジュールに変更はないそうです。

 他にもいろいろありましたが、ここしばらくはAMDからは「買収によってプラットフォーム戦略が効果的に云々」というコメントが続くと思われますので、まずは1年~2年くらいは様子を見ないと実際の効果や製品はやはり分からなさそうです。

 がらっと変わった記事を。なんといまさらPower VRが復活するなんて話が出ています。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=33240

 記事によると、Imagination Technologiesの最新ロードマップを見ると、驚くことにデスクトップ用とポータブル用のPower VRのコアを用意しているそうです。

 ひとつは"Muse"という開発名の製品で、これは年末に準備しているそうです。これは第5世代(Power VR Series 5?)となり、プログラマブルなピクセルおよびバーテックスシェーダとなるが、それ以上の詳細は不明だそうです。2つ目は"Athena"という開発名で、PowerVR SGXベースとなり、Museと同様にプログラマブルシェーダをサポートし、2007年内を予定してるそうです。

 Power VRの設計を行っているのはImagination Technologies傘下のその名もPower VR Technologiesで、この会社は工場を持たない(ファブレス)設計専業の会社です。そしてそのライセンスを受け、開発・製造を行っていたのが大手半導体メーカのSTMicroelectronicsで、近年ではKyro/2を製造していましたが、4年前にグラフィックチップ事業から撤退してしまいました。

 となると、チップ設計が完了したとしても問題はどこが製造するかで、これが決まらない限り噂だけで終わりそうです。ボードが出てくると面白そうなんですが・・・

 今度はCore Microarchitectureの64bit性能問題の検証です。

http://www.xbitlabs.com/articles/cpu/display/core2duo-64bit.html

 ベンチマークの詳細はリンク先に任せるとして、今回の検証での結論としては、32bit時と比べて一部下がるものがあるもののひどい性能低下は起こらず、特に問題はないのではないかというものでした。また、64bit時ではAthlon 64が全体的に性能向上していることも指摘しています。

 更なる検証は必要ではありますが、科学技術計算をしない普通のPCユーザであれば、特に64bitでも性能的な不都合はないと考えてもよいのかもしれません。

 最後に。Revision F Opteronはまた遅れるようです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=33239

 当初発表予定の8月1日から15日に伸びるそうです。バグというわけではなく(2006/07/26追記:バグ修正によるものなようです。英文をどう読み違えたのか。。大変失礼いたしました)、どこかのベンダの新製品発表パーティーに合わせるためとかいう噂ですが、ともかくまた遅れるとは、これで本当にWoodcrestと勝負できるのか怪しいです。4-Way以上のIAサーバのOpteronのシェアは50%近いというので、まあ多少はいいかなんて思ってたりする?

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2006年7月24日 (月)

AMDがATi買収を正式発表

 AMDのATi買収が正式発表となりました。AMDのPress Releasesから。

http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~110899,00.html

 AMDはATiを54億ドル(6264億円)で買収します。2007年にはAMD-ATiによる新製品を発表するそうです。また2008年(かそれ以降)にはグラフィックチップを統合したプロセッサを開発することも検討しているようです。ATiの買収には42億ドルの現金、AMDの株式5700万株をもって行われます。

 この買収によりAMDは売上高73億ドル、従業員約15000名になり、本社機能はSunnyvaleに集約されますが、世界各地の販売・設計・製造拠点は維持されます。また、AMDの経営陣にATiの社長兼CEOであるDave Orton氏が加わり、ATi business divisionのexective vice presidentに就任します。またATiの役員2名がAMDの取締役会に加わります。

 ついにAMDによるATi買収が現実のものとなりました。これを足掛かりに今後どのような動きをするのか注目されます。とりわけモバイル市場に力を入れるようですが、AMD-ATiの新製品とはこの分野から発表されるのかもしれません。

 そういえば今後のATi製品およびそのブランドの取り扱いがこの発表では触れられていないのですが、製品群とブランドはそのままに"an AMD company"をATiの後にくっつけるか、今のままATiとするのが現実的なのかなあという感じがします。進駐軍的にいきなり"AMD Radeon X1900"とやるとは思えません。

 しかしこれでコンスタントに製品を出している、独立系のPC向けグラフィックチップベンダは、ついにnVIDIAの一社のみになってしまいました。ATiはAMDの意向から将来はモバイルノート系チップセットやグラフィックチップに軸足を移していくことが予想され、今後グラフィックボード業界がますます面白みがなくなっていくのかもしれません。

 気がつくと外部グラフィックボードはnVIDIAしかなかった・・・想像したくないが、起こりえる恐ろしい話でもあります。

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2006年7月23日 (日)

Athlon 64シリーズとPentium 4/Dの先行値下げ

 先日Athlon 64 X2、それより前にPentium 4/Dのヤケクソ的値下げの記事をあげましたが、秋葉原でもそれを受けた動きがありました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060722/etc_a64pdown.html

 Athlon 64 X2 4600+/4200+/3800+は40%かそれ以上の値下げ、Pentium 4では661が半値以下、Pentium D 960で35%程度安など、値下げはAthlon 64 X2で一部店舗の週末特価、Pentium 4/Dが複数店舗で行われています。今週はintel/AMDいずれも値下げを予定しており、それを受けた形になっています。

7/29の週末は各店舗とも値下げをしていると思われ、プロセッサの購入を検討しているユーザにはよい機会になりそうです。

 プロセッサ関連で同じくPC Watchから。Woodcrestのリテール販売がスタートしました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060722/etc_xeon51.html

 価格は5110が29,780円~32,340円、5130が42,780円~45,990円、5150が95,340円、5160が116,550円~119,700円となっています。2GHzでFSB1333MHzの5130が4万円台で、これがコストパフォーマンスに優れているんじゃないかと思います。2.33GHzの5140がありませんが、いずれ入荷されるでしょう。

 2-Wayシステムの世界だとRevision F Opteronが8月1日に発表が予定されており、デスクトップでもサーバ・ワークステーションでも、今年の夏はintel対AMDの熱い戦いが繰り広げられそうです。

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2006年7月22日 (土)

AMDのATi買収の続報

 AMDのATi買収話の続報です。来週月曜にもアナウンスがあるだろうということです。ソースは複数掲示します。

http://ca.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=businessNews&storyID=2006-07-22T000756Z_01_N21314930_RTRIDST_0_BUSINESS-ATI-AMD-COL.XML&archived=False
http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=33185
http://www.xbitlabs.com/news/other/display/20060721235340.html
http://www.amdzone.com/modules.php?op=modload&name=News&file=article&sid=5997

 記事によれば、AMDはATiを55~56億ドル(日本円で6400億円程度)程度で買収する方向で決着がつきつつあるようです。AMDとATiは本件についてコメントを拒否しています。

 ただ、Reutersの記事では、今回の買収はAMDにとって荷が重すぎるのではないかと指摘しています。これからintelと熾烈な価格競争を繰り広げるというのに、さらにこのような高額な買収を行うことは懸念事項である。また、ATiとの合併はnVIDIAを遠ざけてしまうことになりかねず、包括的コプロセッサ戦略Torrenzaも場合によっては破綻(Clash)する恐れもあるとしています。

 いよいよ正式な話が出てきそうですが、さて今回の買収はうまくいくのでしょうか?ATiのグラフィックチップは今後AMD名義で出るのか、従来通りATiとして出るのか、そのあたりも来週になって分かるのかもしれません。

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2006年7月21日 (金)

Quad SLI Enabled DriverとGeForce 7600GS/AGPのスペック

 GeForce 7950 GX2を2枚使ったQuad SLIに対応したドライバが出てきました。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=3422

 まだベータ版ですが、8月3日には製品レベルを出すそうです。ようやく一般ユーザでもQuad SLIを実現できる環境が整うことになります。

もう1点はGeforce 7600GS/AGPのスペックです。すでに秋葉原では販売が始まっていますが、おさらいということで。

http://techreport.com/onearticle.x/10390

  コアクロック: 400MHz
  メモリクロック:400MHz(DDR2 800MHz)
  ピクセルパイプ:12
  バーテックスシェーダ:5
  画像メモリ:DDR2-SDRAM 256MB
  128-bitメモリインタフェース

 グラフィックチップはHSI経由で接続されます。MSI、Leadtek、InnoVISIONなど大手どころから発売されます。AGPシステムには割とちょうどよいスペックなんじゃないでしょうか?

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2006年7月20日 (木)

KentsfieldとClovertownの出荷前倒し話

 intel初となる4コアのKentsfieldとClovertownは出荷をQ4/2006に早めるそうです。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20060719233920.html

 記事によれば「当初2007年半ばに予定していたKentsfieldとClovertownをQ4/2006に早める」と、CEOであるPaul Otelliniがカンファレンスコールで発言したようです。他にもいろいろ書いてありますが、要するにAMD対抗で「初の4コアプロセッサ」をやりたいようです。このあたりはK7-Athlon対Pentium IIIの1GHz達成競争みたいなものですねえ。

 KentsfieldはCore 2 Extremeのラインにあたり、FSB1066MHzでCore 2 Duoを2個並べたSmithfield的プロセッサで、これによって合計4コアになります。ClovertownはKentsfieldの物理デュアルプロセッサ対応版で、以前行っていたデモでは2GHzで動作していたようです。この感じだと、マルチプロセッサ用のTigertonはClovertownのマルチプロセッサ版になるんでしょうか?詳しい情報がないので実際は不明です。

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2006年7月19日 (水)

intelマザーボードroadmap

 intelプラットフォームリファレンスにもなる、intel自身のマザーボードのロードマップが出ています。ここからデスクトッププラットフォームの今後も見えています。

http://www.vr-zone.com/?i=3816

 2007年になると、Bearlake-P/G+/Qを搭載したマザーボードが登場します。Bearlakeは今の965シリーズの後継にあたり、Woodcrestの特権だったFSB 1333MHzに対応し、ICH9対応とされています。面白いのはHDMI搭載のマザーボード(uBTXのHiwasseeやpBTXのRykerなど)があることで、intelもデジタルテレビ系の路線を強めていくようです。

 ここでハイエンドのExtreme Seriesを見てみると、975X搭載のD975XBX2が2007年でも続くことになります。つまりハイエンドのチップセット更新は当面ないということで、これの意味するところはデスクトップ用のハイエンドは今後サードパーティに任せるのか、それとも975X+CrossFireでハイエンドは十分と考えているのかは分かりませんが、久しぶりに息の長いデスクトップ用チップセットになりそうです。

 どちらかというと、ワークステーションで使っているOEMへの長期提供用という気もします。

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2006年7月18日 (火)

Athlon 64 X2大幅値下げとCore Microarchitectureの64bit環境の速度低下?

 今日は2点。1点目は、Core 2対抗でAMDが半ばヤケクソで値下げを行うみたいです。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=633569&starttime=0&endtime=0

 これによると、今月24日にAthlon 64シリーズおよびSempronの値下げを行い、中でもAthlon 64 X2はかなりの値下げとなるようです。詳細はリンク先の価格表を参照してもらうとして、とりわけ値下げが激しいプロセッサを列挙します。

                        5/15  7/24
  Athlon 64 FX-62       $999  $799

  Athlon 64 X2 5000+    $649  $282
               4600+    $522  $224
               4200+    $339  $175
               3800+    $277  $149
               5000+ EE $649  $324
               4600+ EE $561  $257
               4200+ EE $389  $200
               3800+ EE $301  $164

  Athlon 64    3800+    $246  $109
               3500+    $161  $89

 要するに価格で勝負するという、K7時代の再来みたいなものです。特にAthlon 64 X2の上位モデルの値下げが著しく、高額安定だったのが一気に手頃な価格に落ちてきます。

 以前から望まれていたAthlon 64 X2の大幅値下げですが、Core 2 Duoの性能と値段を見てしまうと、ありがたいのかいまさらなのか、なんともいえない状況になってしまいました。でも買いやすくなるのは事実なので、Athlon 64システムの強化を考えているユーザにはやはり吉報ではないでしょうか?

 もう1点は、Core Microarchitectureは64bitが苦手という記事です。PC Watchから。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0718/kaigai288.htm

 詳細は記事を見てもらうとして、要するに高速化の要であるMacro-FusionがEM64T Long Modeのときに効かないこと、REXプリフィクスを使うと命令プリデコードの効率が落ちる可能性があることにより、32bit時と比べて64bitでは速度低下が生じる恐れがあるということです。根本的にはx86命令セットアーキテクチャ自体が足かせとなっているそうです。

 記事でも指摘している通り、言われてみればCore 2では64bitへの言及が少なかったのですが、この問題があるためそうしたのかもしれません。これは一般クライアントレベルならそこまで問題にはならないと思われますが、大容量メモリが必要なIAサーバやワークステーションでは重要な問題です。

 この問題は将来的にはマイクロアーキテクチャの改良で当然改修されるはずですが、64bit環境をメインに考えている場合は留意しておいた方がよさそうです。

 ここで64bit環境でのK8との性能比較が気になってきますが、以前ここで取り上げたWindows 2003 x64環境下のWoodcrest対Opteronの対決ではWoodcrestが完勝だったものの、実際のところどこまで性能が下がるのかについては、様々な64bitアプリケーションを走らせてみないと分からなさそうです。

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2006年7月17日 (月)

Xeon 3000シリーズ

 今回はちょっと変わったところから。Xeonのシングルプロセッサ用、Xeon 3000シリーズの話題です。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=631842&starttime=0&endtime=0

 intelはユニプロセッササーバ向けのチップセットである3000/3010(Mukilteo-2/P)にて、この新しいXeon 3000シリーズが使えるとあります。3000/3010はPentium Extreme Edition, Pentium D, Pentium 4およびCeleron Dと互換性があるものの、なぜかCore 2 Duoとはないそうです。

 このXeon 3000シリーズは最新のロードマップではサーバ用のみに現れ、当初予定していたCore 2 Duo + 3000/3010はロードマップから削除されています。その代わりに登場したのが今回のXeon 3000シリーズというわけです。

 Xeon 3000は65nmプロセス製造で、ソケットはLGA775を使用します。機能としてはCore 2 Duoと同じく、Virtualization Technology/Enhanced SpeedStep/EM64T/Executable Disable bitに対応します。いずれも2コアで、登場は9月半ばだそうです。

 周波数、キャッシュサイズ、FSBと予定価格は以下のようになっています。

  Xeon 3070 (2.67GHz/4MB L2/FSB 1066MHz) $530
       3050 (2.13GHz/2MB L2/FSB 1066MHz) $224
       3060 (2.40GHz/4MB L2/FSB 1066MHz) $316
       3040 (1.86GHz/2MB L2/FSB 1066MHz) $188

 スペックとしてはCore 2 Duoと差が見えませんが、単にCore 2 Duoの名前をXeonに変えているだけかもしれません(識別用にMSRのbitの類が用意されているかもしれないが不明。単にBrand Stringの違いだけかも)

 ちなみに記事ではシェアの話もあり、Merrill Lynchのアナリストによると、年末から2007年の間にOpteronのシェアは26~30%に拡大すると予想しているそうです。去年が16%だったことを考えると、intelにとっては「悪夢」でもあります。しかし、Desktop用プロセッサはXeonの市場シェアにはカウントされないため、 Core 2 DuoをXeon 3000に「改名」することで、市場シェアの競争に貢献するだろうと指摘しており、要するに恒例のマーケティング的な理由により、Xeon 3000とした可能性が高いのではないか感じがします。

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2006年7月14日 (金)

Core 2ベンチマークとReverse Hyper-Threadingはなし?

 今日は2点です。1点目はCore 2 Duo/Extremeのベンチマークです。まずは読みやすい国内記事から。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0714/tawada79.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0607/14/news062.html

 海外だとAnandtechが様々なプロセッサとの比較をしていて参考になります。

http://www.anandtech.com/cpuchipsets/showdoc.aspx?i=2795

 結果はCore 2の圧勝で、Athlon 64 X2は完全に後塵を拝する形です。Pentium Dなどもはや相手になりません。見ていると、特にCore 2 Duo E6300(1.86GHz)がもっともコストパフォーマンスに優れていて、値段も$183と実に手頃です。例によってオーバークロックで遊ばれる対象になることは確実で、人気プロセッサになりそうですね。

 ついにintelの大反撃が始まることになり、なかなか面白いことになりそうです。

 もう1点。Reverse Hyper-ThreadingはSocket AM2では存在しないと言っています。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20060714052807.html

 このReverse Hyper-Threadingに関する情報は「取り違え」ではないかという話です。AMDに近い情報筋の話としては、そんなものは聞いたことがないそうです。

 話をさかのぼってみると、最初にReverse Hyper-Threadingについて言及されたのは4月で、K10がそのようなテクノロジを持ち、「2つの物理プロセッサで1つの仮想プロセッサをエミュレーションする」とされていましたが、AMDからは本件について公式には何もコメントしていません。

 この記事では、開発名である"K-Generation"(K-世代名。K5, K6, K7, K8, ...)についていろいろと誤解があるなどと書かれていますが、話の肝としては、長期的にはほとんどのアプリケーションがマルチスレッド対応となり、複数コアを持つプロセッサが処理面で有利になるはずである。これより、K10(何年先に出るか分からないが、2014~2015か、ともかくかなり先であろう)でReverse Hyper-Threadingが有効になったとしても、処理向上という観点からは、そんなものは必要ではないのではないか。ということだそうです。

 ともかく、目先の話をするならばSocket AM2でReverse Hyper-Threadingはない、ということになります。以前ここで書いた、「Dual-Core最適化ツールはReverse Hyper-Threadingのパッチではないか?」というのも誤報になります(引用元の英文がそうなっていましたが、他サイトでは「それはないだろう」と書かれており、引用サイトは期待も込めてそう書いていた?複数ソースをあたるべきでした)

 Reverse Hyper-Threadingが有効だとしたら、Core 2対抗には有効だったんじゃないかと思うのですが、この情報が事実なら、下手すると噂だけのテクノロジになりそうです。

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2006年7月13日 (木)

ATi RV560/AGPとSanta Rosa詳細

 今日から更新復帰です。14日に復帰と書いていましたが、よくみたら13日14時までのメンテナンスということでした。というわけで、またいつも通り毎日更新していきます。

 まず1発目。ATiが新しいAGPのミドルレンジ向けグラフィックボードを準備しているようです。

http://techreport.com/onearticle.x/10344

 記事によると、これはRadeon X1700(RV560)を採用し、コアクロックが450MHz、メモリはGDDR3の650MHzで、メモリバスは128bitです。値段は$199程度で、10月までは出ないだろう(つまり今年後半に登場であろう)としています。

 今週か来週あたりにはGeForce 7600GSのAGP版が発売になるようですが、それに続くAGPのミドルレンジ向けのグラフィックボードとなります。

 ATiも意外とAGPへの面倒見がいいなあという印象です。

 もう1点は次世代intelのモバイルプラットフォーム、Santa Rosaの話です。少しずつ詳細が明らかになってきています。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=630184&starttime=0&endtime=0

 現行のNapa Platformに続くSanta Rosa PlatformはQ2/2007に登場とされ、North BridgeはCrestlineでFSB800/667MHz、この内蔵グラフィックはDirect X 10とOpen GL 2.0に対応するようです。消費電力は13.8W(Calistoga-GMの7Wの倍)、メインメモリから最大グラフィック用に256MBまでシェアすることができるようになっています。出力できる解像度は2048×1536(QXGA)に強化されています。

 South BridgeのICH8-MはSerial ATAがGeneration 2(いわゆるSATA-2)で3ポート、PCI Expressは1レーンが6ポート、USB2.0ポートは10ポートに増えています。Desktop用と違うのはIDEポートのサポートで、これはノート用の光学ドライブに配慮したものと思われます。平均消費電力はICH7-Mの0.6Wから0.7Wに少し増えています。

 Santa Rosaからまた消費電力があがっているのが気になりますが、今のNapaくらいのバッテリ持続時間は維持できる・・・のかな?

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2006年7月10日 (月)

Blu-ray/HD-DVD両対応チップ

 リコーがBlu-ray/HD-DVD/DVD/CDの全フォーマットの読み書きに対応したチップを開発しているようです。以前、海外メーカが似たようなコンポーネントを開発中という記事をあげましたが、今回は2004年後半に光学ドライブ事業から撤退しているリコーからです。

http://www.eetimes.com/rss/showArticle.jhtml?articleID=190300953

 記事によると、リコーは今月12日~14日に催されるインターオプト'06(幕張メッセ・国際展示場5・6ホール)にて出展を行うようです。また、年末までにはOEMにデバイスを提供するつもりである、としています。チップは直径3.5mm、厚さ1.0mmだそうです。

 結局こういうのが出てくるあたり、DVD-RW対DVD+RWと同じ「なんでも読み書き可」のコンボドライブが出ることになりそうですね。どちらかの陣営が折れる(とは思えないが)までは、消極的とはいえこのような形での解決策が満足解でしょう。

 リコーは光学ドライブ撤退の他、光学ドライブ関連のコンポーネント事業も縮小を前提としていましたが、こんな隠し玉を開発していたとはちょっと驚きです。

 ところで、11日~13日はココログのメンテナンスのため更新ができなくなります。ココログは時間帯によって極端に反応が悪かったり、なぜか他人の投稿が表示されることがあるなど、評判はあまりよくありません。最近は朝でも重く、私もこの反応の悪さには閉口しており、なんとかならんものかと思っています。今回のメンテナンスで改善されるようですが、正直あまりあてにしていません。数カ月前にもサーバ強化といって対応しておきながら、今ではこの体たらくです。

 と、ここで愚痴ってもしょうがないですね。ともかく、14日にまたお会いしましょう。

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2006年7月 8日 (土)

AMD new Roadmap

 AMDの新しいロードマップが出てきました。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=3170

 詳細はリンク先に任せるとして、注目点を紹介します。ハイエンドでは、4Q/2006にAthlon 64 FX-64(3.0GHz)が登場し、TDPは125Wです。また3Q/2007にはAthlon 64 FX-66(今までの法則から多分3.2GHz)が登場し、引き続きTDP=125Wを維持します。

 メインストリーム・2コアでは3Q/2006にAthlon 64 X2 5200+(2.6GHz)が登場し、TDPは65Wに下がります。1Q/2007には5600+/5400+が登場し、TDPは89Wに上がります。そして同じ時期に、65nmプロセス製造の3800+/4200+/4600+/5000+/5200+/5400+が登場し、TDPは65Wになります。

 SempronもQ2/2007に65nmプロセスに移行するとされ、4000+/3800+/3600+/3500+/3400+が対象となります。ちなみにSempron 4200LはQ3/2007に登場とされています。

 Athlon 64-FXのラインはTDP 125W維持で、65nmプロセスの導入はないみたいですが、果たしてそれでCore 2 Extremeと消費電力面含めて戦えるのでしょうか?

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2006年7月 7日 (金)

AMDのATi買収続報

 AMDのATi買収話の続報です。ついに買収に関して、AMDとATiが合意に達したそうです。

http://www.xbitlabs.com/news/video/display/20060707020733.html

 記事によると、詳細はわかっていないが、7月4日に交渉担当者に近い人間の話として、AMDがATiを買収することに関して合意がとれ、近いうちに公式にアナウンスされるだろう、とのことです。また、AMDの工場拡張は、今回のATi買収話とも整合性が取れるものであるが、やはり立ち上げ時は製造キャパシティの問題に苦労するだろうし、会社自体の違いを乗り越えるのもまた困難が伴うだろうとも指摘しています。

 この件に関して、AMDは「噂話にはコメントできない」としています。

 いよいよAMDによるATiの買収話が動き出したことになりますが、統合効果は大きいだろうとはいえ、「産みの苦しみ」をどう乗り越えるかが最大の課題となります。いきなりintelの真似は不可能で、効果が出るまでには数年はかかりそうです。

 ところでATi側のブランドはどうするんでしょうか?多分残すとは思いますが、"ATi Technologies(an AMD company)"といったふうの表記になりそうです。

 ここで、対抗策として、intelがnVIDIAを買収・・・するわけないか。。する意義がないですねえ。。

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2006年7月 6日 (木)

SiS662発表

 組立PC市場でここ2年以上元気がないSiSですが、久しぶりにメインストリームに戻ってきました。

http://www.hardwarezone.com/news/view.php?id=4908&cid=4

 新発表のチップセットはSiS662でPentium 4/Dに対応し、FSB 800MHz、メモリはDDR2-667、PCI Express x16、そしてMirage 1(AGP 8XベースでDVDデコード支援あり)のグラフィックを統合します。Core 2 Duoへの対応は不明です。South BridgeはSiS966/966Lで、SiS966ではPCI Express x1が2ポート、USB 2.0が8ポート、Serial ATAが4ポート、ATAが4ポートとなります。SiS966LはSerial ATAが2ポートに減ります。

 マザーボードはASUS、ABIT、DFI、MSI、ECS、PCChipから、今のところいずれもMicro ATXサイズで発売されます。SiSのチップセット採用品が何社もの大手どころから発売となるのは、結構久しぶりではないでしょうか?

 今からPentium 4/D向けとは、正直出るには遅きに失した感がしますが、これを足掛かりに更なる攻勢をかけてくれるとしたら、業界の再活性化ができていいんじゃないかと思います。で、Opteron用マザーボードはいつ出るのかしら?

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2006年7月 5日 (水)

HDMIつきGeForce 7900

 HDMI端子のついたGeForce 7900GTX/GTが近日登場であるようです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20060703PR207.html

 対応版は7月~8月半ばあたりにリリースされるとしています。また、エントリから中堅クラスのグラフィックチップにも、HDCP対応をオプションとして用意しているようです。

 この動きはBlu-rayとHD-DVDの光学ドライブとも例によって関係していて、今のところBlu-rayは松下、HD-DVDは東芝Samsungからしか出ていませんが、Q3~Q4/2006にかけて日本電気、ソニー、Lite-On、Royal Philipsなどからも登場するようです。ちなみにグラフィックボードがHDCPに対応していない場合、High-Definition TVの解像度は1080pから540pに下がるようで、PCでHDコンテンツの再生を考える場合には、HDCPの対応が必須となります。

 PC用LCDでもHDCP対応DVIがついた製品が増えているため、これからBD-ROMやHD-DVDのPC再生が広まっていきそうです。

 ちなみに、HD-DVDの再生は今のPCだとかなり困難なようで、聞いたところでは、Core Duoの2.16GHzと中堅クラスのグラフィックボードでもこま落ちが発生するというありさまです。まあ、これも例によって時間が解決してくれるでしょう。

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2006年7月 4日 (火)

Heterogeneous Multi-CoreとDual-Core最適化ツール

 今日は2点ほど。一つ目は長期的な話で、将来的には性能向上のためにはヘテロコアへ向かいます。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=626040&starttime=0&endtime=0

 記事を簡単に要約すると、周波数が性能を決める時代は終わった。これからはマルチコア、周波数、そしてマイクロアーキテクチャがプロセッサの性能向上に寄与する。また、究極的にはヘテロコア(Heterogeneous Multi-Core)に向かう。これは汎用コアと特定用途コアを用意し、これをプロセッサに並べる。音声認識、物理演算、ネットワーク処理などを特定用途コアに任せ、それ以外は今までどおり汎用コアで行うことで、全体の性能が向上する。ということです。

 AMDもヘテロコアに向かうことを考えているようで、周波数戦争が終わり、今はコア数の戦いを繰り広げています。そして将来的にはヘテロコアの戦いとなるであろうと予想されています。しかし、この特定用途コア用の処理の選定が肝になることは確実で、あまり使わないような処理を載せても意味がなく、また将来廃れる処理はいくらでもあるため、ヘテロコアのプロセッサの設計は今以上に難しいものになりそうです。

 もう一点。AMDがDual-Coreの最適化ツールをひっそりと提供開始しました。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=3152

 今の2コア品であるAthlon 64 X2とOpteronにはTSC(Time Stamp Counter)の問題があるようで、これを使うことで2つのコアのTSCを同期させ、ゲームの互換性と性能を向上させる、ということだそうです。さらにこれは、かの"Reverse Hyper-Threading"のパッチでもあると思われ、2コアのユーザはインストールしてみるといいかもしれません。

 このツールは5月22日にリリースされたにも関わらず、なぜかAMDのWebページに公開されておらず、ちょっと不思議ではあります。

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2006年7月 3日 (月)

温故知新

 今回は新製品の話ではなく、かつて流行ったねたの昔話です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=32758

 AMDの4x4ではデュアルプロセッサソケットの2-Wayシステムとなりますが、それは別に新しいというわけではなく、7年前にAbitのBP6があり、デュアルMendocino Celeronが流行ったよねえ。当初SEPPのCeleronでは配線変更による物理改造しかCeleron Dualの方法はなかったが、BP6とSocket 370のCeleronの登場により、無改造でCeleron Dualが行え、かつFSB100MHzを入れれば300AMHzで450MHz、366MHzで550MHzで動作するなど、高価なPentium IIでしかできなかった2-Wayシステムを安価に実現でき、安定度も高かった、という内容です。

 このBP6はご存じの通りintelの逆鱗に触れたようで、Coppermine CeleronからはCeleron Dualができなくなってしまいました。しかもBP6はSocket 370のPentium III Dualがそのままではできないため、改造しない限りMendocino Celeron Dualで終わってしまうという、なんともいただけないマザーボードに成り下がる始末です。

 このとき、「でゅあろん」なんていう間抜けな言葉も流行りました。しかし考えてみると、当時はWindows 95/98全盛で、デュアルプロセッサが活きてくるWindows NT 4.0はドライバがないデバイスが割とあったり、アプリケーション、特にDirectXを使うゲームは基本的に動かず、Celeron Dualを活用していたユーザがどれだけいたのか疑問でもありました。CPU負荷メータが2個出てくるのを眺めていたくらい?

 余談ですが、Socket 370でCoppermine Pentium III Dualができる440BXのマザーボードはNEXCOMから、NEX6320(Ultra160 SCSIなし)/NEX6320A(Ultra160 SCSIあり)という型番で大分あとになって発売されました。もともと工業用なのですが、FSB100/66MHzの他になぜかFSB133MHz/AGP 89MHz/PCI 33MHzの設定があり、工業用なのにオーバークロックができるという妙な仕様でした。

 このマザーボードは私も持っていたのですが、工業用ゆえか妙に遅い設定になっており、FSB133MHzにしても一般のFSB100MHzの440BXマザーボードより遅いという始末です。Pentium III 850@1133MHz DualでSuper PI 104万桁が4分切るくらいで、Pentium III 1.0BGHzの環境だと、過去にとった記録でApollo Pro 266のASUS CUV266で2分16秒、820EのASUS CUC2で2分17秒、840のintel OR840で2分2秒、Apollo Pro 133A+SDRAM/PC100, CL=2のTyan Trinity 400で2分48秒といえば、その遅さが分かるでしょうか?

 個人的にはPC-9821時代からデュアルプロセッサシステムを使ってきたので、今回の記事は「何をいまさら」という感じなのですが、懐かしいねたがあったので取り上げた次第です。

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2006年7月 2日 (日)

組立PCユーザ環境調査結果

 恒例のPC Watchの読者環境調査結果が出ています。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060701/enquete200606no1.html

 この調査は組立PCユーザが主な対象なので、メーカPCの購入層である大多数の一般ユーザの動向とはかなりずれていますが、一つの目安として参考になります。

 詳細はリンク先に任せるとして、いくつか気になった点を挙げると、

・プロセッサメーカの割合はintelとAMDが互角で、この2つだけで99%近くを占めています。また上位15位を見るとAthlon 64 3000+/3200+やAthlon 64 X2 3800+、Penium 4 3GHzなど、K8で2GHz付近、Pentium 4で3GHz付近に固まっています。このあたりは遅すぎることもなく、価格対性能比が高いことからやはり人気が高いようです。

・グラフィックボードのインタフェースはAGPが50%以上を占めており、まだAGPが主流であることを示しています。しかし実際には、新規に発売されるのはPCI Expressのボードばかりで、AGPのボードは今となっては細々と出ている状態です。海外でもAGPシステムはまだ主流派であるという報告もあり、グラフィックボードメーカは商機を逃しているとしか思えません。ハイエンド用は難しいにしても、今よりAGP版の種類を出した方がいいんじゃないかという気がします。

 こんなところでしょうか?以前HSIの生産終了記事にあった、865システムがあふれているというのは、日本でも似たような状況になっているようです。

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