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2006年12月31日 (日)

2006年を振り返って

 今年最後の更新となりました。今回はいつものWeblogの形式ではなく、今年1年の業界動向を振り返ってみたいと思います。

 様々なニュースがありましたが、まず挙げるべきはintelのCore 2 Duo発表でしょうか。Pentium 4/DはしばらくAthlon 64/64 X2に性能面で押されっぱなしでしたが、Coreマイクロアーキテクチャで一気に大逆転を果たしました。消費電力も低く、価格もさほど高価ではないこともあり、今年後半非常によく売れていました。周波数自体はPentium Dに比べて1GHz程度低いものでしたが、周波数よりマイクロアーキテクチャが性能に大きく寄与することを改めて示した形です。AMDはK8でその点をNetburstに対する優位性として説いていましたが、完全にお株を奪われてしまいました。Core 2 Duoに完敗後、AMDの各種イベントでの対intel向けのコメントがなんとも苦しかったのも印象的でした。さて、Q3/2007登場のStar FamilyことK8Lでどこまで巻き返せるか?

 Core 2 Duoの登場は停滞気味だった組立市場の活性化にも大きく寄与し、いろいろと話題を振りまいたプロセッサでした。今後intelはマイクロアーキテクチャの更新を2年ごとに行う計画を持っており、更なる高速化、コア数の増加が見込まれます。

 また、今年は大型の企業再編もありました。AMDのATi買収は現実のものとなり、ATiのWebページのURLがhttp://ati.amd.com/に変わり、デザインもATi RedからAMD Greenに染まってしまいました。これで独立系のグラフィックチップベンダはNVIDIAの1社のみとなり、他にもASUSとGIGABYTEの合弁会社設立や、SeagateのMaxtor買収など(発表自体は2005年末)、業界の整理が進んでいる印象です。

 他には次世代DVDのHD DVDとBlu-rayの対決や、intel MacでのWindows XPが動作などがありました。モバイルノート分野ではNapa Platformの登場により、小型モバイルノート開発者にはいまいち受けがよくなかったSonoma Platformに取って代わられました。これを書いている段階ではすでに次のSanta Rosa Platform、そのまた次のMontevina Platformの話題が出ており、こちらも進化の手綱をゆるめるつもりはないようです。サーバ分野ではClovertownの登場により2プロセッサ8コアが実現し、Itanium 2もようやくMontecitoが登場して2コアになるなど、ますます並列度が向上しています。

 OS含むソフトウェアでは、Windows Vistaのコンシューマ向け年内販売ができなかったことは、MicrosoftにとってもPCメーカにとっても痛恨といわざるを得ませんでした。企業向けのボリュームライセンス版は11月30日に始まっており、この点では建前上年内販売を実現していますが、大多数の一般消費者の手に渡るわけではないため、2007年1月30日が実質的な販売開始日となります。
 度重なるVistaの販売開始延期で、しかも1月末というとりわけ国内PCメーカには都合の悪い時期ということもあり、現行のWindows XPモデルの買い控えが深刻なようです。しかし、Vista Capable PCのラベルが張っている装置はあとからメーカ公式にVistaアップグレードができることを考えれば、今叩き売りが始まっている安くなったWindows XPモデルを購入し、あとからVistaにアップグレードする、という買い物の仕方も実はありだったりします。

 さて来る2007年ですが、ATiのR600やK8L、Santa Rosa Platform、Bearlakeシリーズ発表など話題には事欠きません。来年もいろいろと楽しませてくれそうです。

 それでは皆様、また来年にお会いしましょう。次回更新は2007年1月4日の予定です。2007年も、当Weblogをご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

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2006年12月30日 (土)

Quadroオンボードマザーボード登場

 今年も残すところあと1日となりました。冬休みに入り、帰省や旅行に行っている方も多いのではないでしょうか?と本題に入ります。今回はQuadroオンボードのマザーボードなどというものが販売されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061228/etc_quadro.html

 MSIのK9NBPM2-FID(MS-7252)で、Socket AM2でフォームファクタはMicro ATX、Quadro NVS 210Sがオンボードで搭載されています。GeForce 6150と基本的には同じで、コアクロックが多少低くなっていること(475MHz -> 425MHz)やSocket 754に対応してない点が異なります。ビジネスプラットフォーム向けとなっていますが、内蔵VGAのQuadroに性能面含めてどれだけの意味があるかは個人的には「?」といったところです。PCI Express x16スロットがあるので、オンボードQuadroが気に入らなければ外付けVGAを搭載するのも手です。

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2006年12月29日 (金)

AMDのDDR2-1066をJEDECへの規格化働きかけとK8LでのSSE4A追加

 AMDがK8LでDDR2-1066とSSE4Aに対応させるそうです。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=718770

 正確には、DDR2-1066の規格化をAMDがJEDECに働きかけを行っているということです。現在、JEDECではDDR2-800までしか規格化されていません。そこで、DDR2-1066規格化働きかけへの経緯を記事にしたがって説明すると次のようになります。
 まず、DDR2-800のままでは、intelのBearlake-X(X38 Express)のDDR3-1066にスペック的にも見劣りしてしまいます。また、以前の計画ではAM3プロセッサのメモリコントローラはDDR2/DDR3の対応を考えていましたが、DDR3に関してはメモリトレンドを見計らった上で対応することになり、DDR2の高速化でどうにかならないか、ということを検討しました。そこでDDR2-1066にすれば、従来と同じメモリインタフェースであることから設計の簡素化が行える上、来るべきDDR3時代に備えた時間稼ぎも図ることができます。
 しかし、規格化されていないメモリを正式対応とするのは問題が起きやすいことから(障害が発生したときに「JEDEC規格外品だからしょうがない」という対応をとるわけにはいかない)、AMDとしてはJEDECに働きかけを行い、どうにかDDR2-1066を規格化したい、ということです。

 もう1点のSSE4Aは、intel次世代の45nm製品(Penrynからと言われている)で追加されるSSE4の派生で、Intel 64関係を省いたものとされています。その他のマルチメディア関連の命令はintelと完全互換となっています。

 DDR3が主流となるのは2009年あたりとされており、まずはDDR2の拡張で対応するのは確かに選択肢の一つではありますが、AMDのこの政治的な動きが奏功するかは不明です。また、規格化されたとしてもメモリの歩留りの問題もあるので、うまく立ち上がるかは未知数です。もっとも、intelもDDR3の採用は当初はBearlake-Xのみの予定で、それ以外はすべてDDR2であることから、DDR3が主流になるのは確かに2009年あたりかなという気がします。

 ちなみにSSE4Aに関しては実際の追加命令は不明です。このあたりは諸説あるようですが、現状ではとりあえずSSE4Aが追加される、くらいの認識でいいかも。

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2006年12月28日 (木)

Athlon 64 X2 6000+とCore 2 Quad E6600はCES 2007にて発表か

 Athlon 64 X2 6000+ですが、次の四半期(Q1/2007)に登場するそうです。

http://www.reghardware.co.uk/2006/12/27/amd_desktop_roadmap_update/

 Athlon 64 X2 6000+は3.0GHzでL2キャッシュは1MBx2、TDP 89Wです。ちなみにAthlon 64 FXラインは、4コアのFX-76が登場するQ2/2007まで特にアップデートはないそうです。

 4コアといえば対するintelは、Las Vegasで開催されるCES(Consumer Electronics Show) 2007でCore 2 Quad E6600を発表するという噂です。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20061227115426.html

 Core 2 Quad E6600はスペックをおさらいすると2.40GHzでL2キャッシュは4MBx2、FSB 1066MHzです。価格は$851で、Core 2 Extremeより安いがCore 2 Duoの最上位より高くなっています。CES 2007は1月8日~1月11日の開催が予定されており、まさに直近です。

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2006年12月27日 (水)

Socket AM2製品出荷比率情報

 AMDのSocket AM2の出荷比率情報です。

http://www.digitimes.com/mobos/a20061226PD209.html

 Q1/2007にはSocket AM2製品が全体の95%に達し、Q3/2007には次世代製品(K8L)が登場するためSocket AM2+に移行します。これはQ4/2007には20%程度になり、Q1/2008の末には全体の60%を占めるようになります。Socket 1207(Socket F)はQ1およびQ2/2007には5%程度で残り、Socket 939は年末には製造終了となります。

 新アーキテクチャへの移行としてはちょっと遅い感じもしますが、AMDはよく歩留りの問題にぶつかっており、このあたりも一因なのかなあという気がします。

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2006年12月26日 (火)

Radeon X1950 Proの2チップボード

 Radeon X1650 XTに続き、Radeon X1950 Proの2チップボードが発表されました。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=5436

 Sapphireからの登場で、The Godfatherという名前がついています。ボードは2スロット占有で、2つの6ピン電源コネクタがついています。コアクロック・メモリクロックは明らかになっていません。このボードはマザーボード側がCrossfireに対応している必要はなく、Crossfire対応マザーボードでは2枚挿してなんとQuad-Crossfireが実現できるそうです。デモとベンチマークはCES 2007で発表される予定となっており、Q1/2007、R600の発表前には入手可能とされています。AGP版については不明です。

 こちらはRadeon X1950 Proということで、性能的には十分と思われますが、R600との性能および価格の比較が気になります。

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2006年12月25日 (月)

Quad FXはWindows Vista発表前後に投入へ

 今日は国内記事から。AMD Quad FXですが、Windows Vista発表前後に投入されるそうです。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/12/23/akibax/

 販売形態はシステム販売のみという噂もありましたが、完成型のPC販売のほか、プロセッサやマザーボードの単体販売も同時期に行われるようです。マザーボードはASUSのL1N64-SLI WSが2月ごろ予定となっています。時期からして、Quad FXのシステムでWindows Vistaをぐりぐりと動かしてください、ということでしょうか?

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2006年12月24日 (日)

Windows Vista DSP版の予定価格

 Windows VistaのDSP版(いわゆるOEM版)の価格が明らかになりました。(2006/12/24:リンク修正)

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061223/etc_vistadsp.html

 今回明らかになったのはフロッピィディスクドライブとセットの価格で、ドスパラ秋葉原Prime館にて以下の通りです。32bit版と64bit版に価格差はありません。

  Windows Vista Home Basic     11980円
                Home Premium   14480円
                Business       17980円
                Ultimate       23980円
                Ultimate Alpha 24980円(USBフラッシュメモリ512MB付き)

 インストールメディアは基本的にはDVD-ROMですが、Home BasicとBusinessのみCD-ROM版も用意されます。以前発表されたパッケージ版の価格が結構高かったので、DSP版に関しては意外に安いという印象です。とりわけUltimateは安く、パッケージ版の半分以下です。また最下位となるHome Basicは特に安いです。

 今回は1店舗のみでの価格ですが、他店も大体この価格帯になると思われます。販売は発表日である2007年1月30日となっています。

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2006年12月23日 (土)

Radeon X1950 PRO/AGPの最速モデル販売開始

 先日販売開始となったRadeon X1950 PROですが、メモリがGDDR3の512MBになった最速モデルが出てきました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061223/etc_rxa19512.html

 SapphireのX1950 PRO 512M GDDR3 AGP DUAL DVI/TVOで、GDDR3の512MBでメモリクロックは1400MHz、コアクロックは580MHzと、先日発売された玄人志向のRX1950PRO-A256HWのコアクロック575MHz、メモリクロック1380MHzと比べて少し周波数が上がっています。またテレビ出力機能の制限事項は特に記載されていません。

 価格は33800円前後で、玄人志向版と比べてさほどの値上がりもなく、Radeon X1950 PROのAGP版を購入するならこれで決まりかなという感じです。

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2006年12月22日 (金)

65nm版Athlon 64 X2はL2キャッシュレイテンシが伸びる?

 先日追加されたばかりのAthlon 64 X2の65nmプロセス品(Brisbane)ですが、L2キャッシュが90nmプロセス品に比べて遅いのではないか?という報告が上がっています。

http://techreport.com/onearticle.x/11486

 比較したのは90nm品がAthlon 64 X2 5000+、65nm品はAthlon 64 X2 5000+ EEです。テストに使用したのはCPU-Z、Linpack、Sandra、MyriMach Benchmakです。リンク先にベンチマーク結果があるので詳しくはそれを参照していただくとしますが、確かに同一周波数なのに結果が下がっていたり、メモリベンチマークのレイテンシが伸びていたりします。これについてAMDに聞いてみたところ、将来のより大きなL2キャッシュを載せるためなどという回答をしています。といっても、現在このBrisbaneコアでL2キャッシュを増加させるという話は今のところありません。

 しかし確かに性能は少し下がるものの、消費電力が下がるというメリットもあるため、そのあたりの判断はなかなか難しいところです。

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2006年12月21日 (木)

AMDのAthlon 64のモデルナンバー廃止の噂

 AMDが現在採用しているPR値(モデルナンバー)をやめるそうです。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=715237&starttime=0&endtime=0

 実際にやめるのは星の開発名がついている次世代プロセッサ(Agenaなど)からだそうです。記事によれば、AMDのintelプロセッサに対するPR値作戦は成功したが、2コアやCoreマイクロアーキテクチャになってほとんど意味がなくなっており、次世代プロセッサからやめようとしているそうです。intel自身が周波数のみがプロセッサ性能を決めるわけではなく、マイクロアーキテクチャが性能に重要な役割を果たすと気づき、AMDも周波数での比較が意味なくなったのなら、ややこしくもなっていたPR値をやめてしまおうという判断と思われます。

 Athlon 64のモデルナンバーは基本的にはPentium 4の周波数を想定していたものであり、今となってはAMDプロセッサ内部での相対的な違いを表すに止まっています。周波数競争時代の名残でもあるモデルナンバーがなくなるのは、一つの時代が終わったのかなという印象です。

 AMDのPR値は古くはAm5x86(P75など)やK5(PR166など)、K7ではAthlon XP(2000+など)でよく知られています。K6/K6-2/K6-IIIは不思議と実周波数表記でした。AMD以外だとIDTが製造していたWinChip 2 266(100x2.33)、Cyrix MII(300GP/333GP/366GPなど)や6x86 MX(PR266など)などがありました。WinChip 2などは、Socket 5のPC-9821ユーザだと世話になった人も割と多いのではないでしょうか?かく言う私も、PC-9821Cx2/S17Tを使っていたころに世話になりました。安いわりになかなかの性能を出すので、結構重宝していました。

 AMDといえば古い話をすると、Am5x86はA-MATEのPC-9821As3やAp3に載せたり、K6-2/IIIはSocket 5/7のPC-9821(MATE-XやVALUESTAR)やメーカマシンのユーザにプロセッサ強化用としてヒットするなど、AMDプロセッサはPC-9821ユーザにとっては結構身近な存在でもありました。

 にしても、4GHz達成話の記事を書いた次の日にこれを書くのはなんだか変な感じもしますねぇ。。。

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2006年12月20日 (水)

4GHz達成話

 intel関連が続きます。2008年登場予定のBloomfieldですが、これで4GHzを達成するという噂です。

http://www.vr-zone.com/?i=4387

 Bloomfield(45nmプロセス製造のNehalemアーキテクチャベース)は2008年に4GHzを達成するであろうとされており、これはNetburstでも実現できなかったことです。以前にも紹介しましたが、BloomfieldはL2キャッシュが8MBでSocket B(1366ピン)、メモリコントローラの統合が噂されており、4コア/8スレッドなものの130W程度に収まる予定とされています。

 このあたりの4GHz達成話は、当Weblogで紹介したものだと45nm品のWolfdaleで4GHz達成とか、過去にはPrescott/Noconaで4GHzとか(これはロードマップ上も明記されていた)あったものの、ふたを開けてみると3.8GHzで終わっていたりと、ものが出てみないとさっぱり分かりません。現状の65nmプロセスのCoreマイクロアーキテクチャで3GHzを達成しているので、なんとなく行けそうな気はしますが、まだ再来年の話なのでいったいどうなることか。

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2006年12月19日 (火)

FSB 1333MHzのCore 2情報

 10月にも紹介したCore 2 DuoのFSB 1333MHz版ですが、登場時期がQ3/2007となったようです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=36462

 スペックは以下の通りですが、このQ3/2007には975X後継のX38の登場も予定されています。スペックから分かる通り、これはWoodcrestコアをCore 2 Duoに転用したものと考えられますが、ともかくE6850はデスクトップに3GHz/FSB 1333MHzが導入される最初のプロセッサとなります。

  Core 2 Duo E6850 3.00GHz/L2=4MB/FSB 1333MHz
             E6750 2.66GHz/L2=4MB/FSB 1333MHz
             E6650 2.33GHz/L2=4MB/FSB 1333MHz

 ちなみに45nmプロセスのYorkfieldやWolfdaleは2008年と言われています。intelのロードマップはNetburst時代の頃のような大迷走はないもののころころ変わるので、実際のところの登場時期は現状まったく未知です。

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2006年12月18日 (月)

Core 2値下げ情報

 Core 2の値下げ情報です。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=714230&starttime=0&endtime=0

 基本的にはQ3/2007に登場予定のAMDのAgena(旧Altair)とKuma(旧Antares)に対抗するもので、Q1とQ2の2007に値下げが予定されています。対象プロセッサは以下の通りで、すべて2コアか4コア品です。

                                          Q1/2007  Q2/2007
  Core 2 Quad Q6600(2.40GHz/FSB 1066MHz)  $851     $530
  Core 2 Duo  E6700(2.66GHz/FSB 1066MHz)  $530     $316
              E6600(2.40GHz/FSB 1066MHz)  $316     $224
              E6420(2.13GHz/FSB 1066MHz)  -        $183  * L2 Cache = 4MB
              E6400(2.13GHz/FSB 1066MHz)  $224     $183
              E6320(1.83GHz/FSB 1066MHz)  -        $163  * L2 Cache = 4MB
              E6300(1.83GHz/FSB 1066MHz)  $183     $163
              E4400(2.00GHz/FSB 800MHz)   -        $133
              E4300(1.80GHz/FSB 800MHz)   $163     $113

 全体的に1ランク下のプロセッサの価格に下がります。E6420とE6320は表にも書いてありますがL2キャッシュが4MBの製品で、Q2/2007では2MBのE6400とE6300と同じ価格になります。

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2006年12月17日 (日)

ASUS Striker Extreme販売開始とPCI Express x1のサウンドボード

 先々週にサンプルが展示されていたASUS Striker Extremeですが、ついに販売開始です。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061216/etc_striker.html

 Striker ExtremeはNVIDIA nForce 680i SLIを搭載し、3DMark06 Advanced Editionが添付されています。オーバークロッカー向けに電源部分の強化や、他にもサウンド機能を別のプリント板に分離しており高音質化を図っています。
 下位モデルはP5N32 SLI-Eで、プリント板そのものはほぼ同じなものの、Striker Extremeからオンボードスイッチなどを削除した廉価版となっています。

 もう1点は、PCI Express x1インタフェースのサウンドボードなんてものが登場しました。

http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2006/12/16/666637-000.html

 ハンファ・ジャパンからで、S010(DCS-SEV24/PE)という製品名です。サウンドチップにはVIA/IC EnsembleのENVY24HTを採用し、高音質を追究した回路設計や、オペアンプの交換が可能になっています。何より、PCI Expressのサウンドボードという点が目新しいです。PCIで帯域が十分ということもあり、PCI Expressへの移行がまったく進まないサウンドボード分野ですが、そろそろ増えだすのかもしれません(単にPCI Expressインタフェース対応のサウンドチップがないし、サウンドデバイスのインタフェースがUSBやIEEE 1394に移行しているとも。今回のボードの場合はPLX TechnologyのPCI Express BridgeであるPEX8111を使用)

 ENVY24HTということで音の傾向はなんとなく想像がつきますが、PCI Express x1スロットが空いていてサウンド環境の向上を考えている人には一考の余地ありかも。

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2006年12月15日 (金)

AMDの2008年ロードマップ

 AMDのアナリスト向け説明会で今後のロードマップが明らかになりました。PC Watchがまとめているのでこれをソースとします。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1215/amd.htm

 詳細はリンク先を見ていただくとしますが、ごく簡単にまとめると以下の通りです。

・デスクトップ
 2007年半ばにShared L3のHyperTransport(HT) 3.0の2/4コアプロセッサ投入、チップセットもPCI Express Generation 2とHT 3.0に移行。メモリはDDR2, 2008年半ば以降DDR2/3共存

・ノート
 Hawkなる65nmプロセス品投入。2007年末に低電圧版などのGriffinとHT 3.0, DirectX 10対応グラフィック統合チップセット、PCI Express Generation 2に移行。メモリはDDR2

・サーバ・ワークステーション
 4コアのBarcelonaを2007年前半移行に投入、2008年にエンハンスのShanghaiに移行。メモリとHTは現状維持(DDR2, HT 1.0) チップセットはNVIDIAとBroadcom。2007年なかばからHT 3.0記載がある(デスクトップコア転用のOpteron 1xxxがHT 3.0だからと思われるが、2-Way以上もHT 3.0へ遅かれ早かれ移行するはず。Shanghaiのタイミング?)

・その他
 ハイブリッドHDD、ハイブリッド型ビデオ機能、HDMIなど

・Fusion(プロセッサ+グラフィックチップ)
 1ダイに2チップを統合、クロスバ接続。メインメモリでビデオメモリを使うことが可能

・ブランド
 プロセッサとAMD向けチップセット:AMD, グラフィックチップ他:ATi

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2006年12月14日 (木)

AMD(旧ATi) R600冷却苦戦とNVIDIAのintel向けグラフィック統合チップセット

 GeForce 8800の対抗馬とされているAMD(旧ATi) R600ですが、何やら苦戦しているみたいです。

http://www.nordichardware.com/news,5264.html

 苦戦内容というのは冷却で、どうやって冷却しようか頭を抱えているそうです。消費電力はGeForce 8800を超えるともいわれ、水冷か空冷の他にも、新しい冷却ソリューションがないか模索している段階だそうです。
 GeForce 8800を超える消費電力とは尋常ではありませんが、OEMがオーバークロックや静音を目的とした水冷ではなく、リファレンスデザインが水冷になってしまうかもしれません。

 もう1点はNVIDIAのintel向けグラフィック統合チップセット情報です。

http://www.vr-zone.com/?i=4377

  MCP73はQ2/2007登場予定, 内蔵グラフィックはGeForce 7300ベース。DirectX 9.0c, Shader Model 3.0をサポートし、HDMI(HDCP)に対応します。720p H.264のデコードがPureVideoによって提供され、FSB 1066MHz, Giga LAN, High Definition Audio, Serial ATAが4ポート, IDEが1ポート, PCI Express x1, USB 2.0が10ポートです。低コストにするため、メモリはシングルチャネルで、PCI Express 8レーンのみサポートとなります。

 MCP79はMCP73の後継となり、MCP73ベース、DirectX 10と1080i H.264デコード対応となり、FSB 1333MHzにも対応します。80nmプロセスのTSMC製造ですが、55nmプロセス製造にチャレンジ中だそうです。サンプルはQ3からQ4の2007年にかけて、55nmプロセス品の量産はQ1/2008に予定されています。

 NVIDIA初のintel向けグラフィック統合チップセットですが、競合にintel自身のG33が存在し、どう共存するのか関心事です。

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2006年12月13日 (水)

Athlon 64 X2 5400+/5600+追加とCore 2 Duo E4300ベンチマーク

 Athlon 64 X2 5600+/5400+がひっそりと追加されています。

http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_9485_13041%5E13076,00.html

 5600+は2.8GHz, L2=1MBx2, Socket AM2、5400+はL2=512KBx2の他は5600+と共通で、90nm SOI、TDPは89Wです。1000個あたりの価格は5600+が$505、5400+は$485です。ちなみに近いうちに5800+/6000+(いずれも3GHz, 違いはL2=512KBx2と1MBx2)も登場するそうです。

 もう1点はCore 2 Duo E4300(1.80GHz, FSB 800MHz)のベンチマークです。

http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=126278

 比較対象はAthlon 64 X2 3800+(2.0GHz)とCore 2 Duo E6300(1.86GHz)です。E6300とのシステムバスの速度差は、高負荷時にはやはりある程度の差はでますが、それ以外では思っていたほど性能には影響していないようです。詳細はリンク先をご覧ください(表にまとめてあるので分かりやすいです)

 FSB 800MHzということで、例によって1066MHzで動くかというオーバークロック遊びがされそうです。

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2006年12月12日 (火)

3DMark 07の4コア最適化と2.5インチHDDで300GB

 言わずと知れたFuturemarkの3DMarkですが、次の3DMark 07では4コアに最適化されるそうです。

http://www.vr-zone.com/?i=4358

 3DMark 07はゲームテストの部分であっても4コアに最適化され、ベータ版では今のところ3ゲームテストがあるそうです。ハイエンド3DユーザにはKentsfieldやQuad FXに走る理由付けになるかもしれません。

 もう1点は、富士通が2.5インチHDDでは初となる300GBを達成した製品を発表しました。垂直磁気記録方式の第二世代を採用しています。公式プレスリリースから。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/12/12.html

 型番はMHX2300BTで、インタフェースはSerial ATA、回転数は4200回転、キャッシュサイズは8MBです。また250GBのMHX2250BTも用意されます。出荷は2007年2月末からとされています。
 ついにノートでも300GBの時代が来ました。プレスリリースにもありますが、デスクトップ用にも十分使える容量です。回転数が低いので速度は遅めですが、消費電力は低いので省スペースPCにはよさそうです。

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2006年12月11日 (月)

Radeon X1650 XTの2チップボードベンチマーク

 今回はちょっと変わったねたを紹介。Radeon X1650 XTの2チップボード、GeCubeのX1650XT Gemini Twin 2ベンチマークです。

http://www.tweaktown.com/articles/1003/1/page_1_introduction/index.html

 比較対象はRadeon X1950Proです。全般的にRadeon X1950Proを超える成績で、価格はそれ以下程度と、価格対性能を考えるとなんともいえないという印象です。ちなみにボードのヒートシンクを外した画像も出ていて、PLX TechnologyのPCI Express Bridgeらしきが見えます(型番までは見えませんでした)これを使って2チップボードを実現しています。GeCubeはこれを"Self-Crossfire"なんて呼んでいるみたいです。

 このボード、DVI-Iが2個ついているケーブルを2本繋ぐことで、DVIの4画面出力が可能です。3画面以上のマルチモニタを1枚で安価に実現できるということで、こういった用途を求めるユーザには結構いいかも。問題はいつ日本に入ってくるか、ですが。。

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2006年12月10日 (日)

秋葉原でQuad FXのデモ

 秋葉原でAMD Quad FXのデモが行われました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061209/etc_quadfx.html

 詳細はリンク先を見ていただくとしますが、気になった点をいくつか挙げると(同じような疑問を持つ人もいると思います)

・比較対象がCore 2 Extreme QX6700ではなく、Athlon 64 FX-62という自社製品である(「ネイティブのクアッドコアが出てきたときに比較して」とは逃げ口実とも思える)
・グラフィックボードが統一されていない(中堅クラス4枚で上位クラス2枚を超えるということを誇示したい?メガタスキング用にしても、公正を期するために統一すべきだったのではないか)
・ソフトウェア環境が追いついてくればQuad FXが更なる効果を発揮するというが、それはintelとて同じである
・8コア環境はAMDが初ではなく、Clovertown Xeonで今すぐにでも実現可能(一般向けデスクトップ用、ということなら初になるかもしれないが)

 今回のイベントの趣旨が既存プラットフォーム(Socket AM2)との比較および優位性の主張ということであれば、これらの疑問のいくつかは解決できるとは思います。しかし、純粋に性能を求めるユーザは、intelプラットフォームと比較した上で高速な方を選ぶので、そういったユーザ相手にはいまいち説得力に欠ける内容だったといえるのではないでしょうか?

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2006年12月 9日 (土)

Radeon X1950Pro/AGP販売開始

 先日ここで紹介したRadeon X1950ProのAGP版ですが、ついに販売開始です。

http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2006/12/06/666357-000.html

 玄人志向のRX1950PRO-A256HWで、実売価格は32000円前後です。画像メモリはDDR3 256MB(256bit)、コアクロックは575MHz、メモリクロックは1380MHzです。DVI-I×2(Dual-Link)対応で、テレビ出力機能はHDTV対応なものの制限がある(コンポジット出力とS-Video出力の接続先テレビの自動検出機能が正常に動作しない)ので、この機能を使う場合は注意が必要です。

 AGP向けグラフィックボードのハイエンド品が出ない中、久しぶりに上位クラスのボードということで、高い人気が出そうです。

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2006年12月 8日 (金)

4コアOpteronスペック情報

 メンテナンスに入っていてここ数日更新できませんでしたが、本日から平常に戻ります。4コアOpteron、Barcelonaの詳細情報です。

http://www.nordichardware.com/news,5219.html

 Barcelonaは来年に登場とされており、以下のようなスペックになっています。

・Opteron 8000/2000 Quad Core SE
  2.5/2.4GHz, L2=512KBx4, L3=2MB shared, TDP 120W, Socket F, Hypertransport 2000MT/s, DDR2-667

・Opteron 8000/2000 Quad Core
  2.3/2.2/2.1GHz, L2=512KBx4, L3=2MB shared, TDP 95W, Socket F, Hypertransport 2000MT/s, DDR2-667

・Opteron 8000/2000 Quad Core HE
  2.0/1.9GHz, L2=512KBx4, L3=2MB shared, TDP 65W, Socket F, Hypertransport 2000MT/s, DDR2-667

・Opteron 1000 Quad Core SE
  2.5/2.4GHz, L2=512KBx4, L3=2MB shared, TDP 120W, Socket AM2+, Hypertransport Up to 5200MT/s, DDR2-800

・Opteron 1000 Quad Core
  2.3/2.2/2.1GHz, L2=512KBx4, L3=2MB shared, TDP 95W, Socket AM2+, Hypertransport Up to 5200MT/s, DDR2-800

 周波数は現在から少し下がります。(2006/12/10:Socketのタイプミスを修正)

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2006年12月 4日 (月)

Socket AM2 Athlon 64 X2値下げ

 Socket AM2のAthlon 64 X2を値下げするそうです。

http://techreport.com/onearticle.x/11367

 今週8日に予定されており、Sempron 3000+がSocket 754の他はすべてSocket AM2です。

                      現在   値下げ後
  Athlon 64 X2 5200+  $403   $296
               5000+  $301   $285
               4600+  $240   $215
               4200+  $187   $173
               3800+  $152   $138
  Sempron 3200+       $67    $56
          3000+(754)  $56    $44

 性能面でCore 2に逆転されてしまい、最近はCore 2の売れ行きが当然のごとく好調で、AMDとしては価格で勝負するくらいしか今のところ手の打ちようがないようです。
 ちょうど世間では週末は賞与の時期でもあり、Athlon 64 X2マシンを組み立てるなら週末以降がチャンスかも。

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2006年12月 3日 (日)

アキハバラデパート閉店へ

 JR秋葉原駅に併設されているアキハバラデパートですが、今年の大晦日(12月31日)を最後に閉店するそうです。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061202/etc_akidepa.html

 アキハバラデパートは記事にもある通り、2001年にいったん撤退し宣言して、次の年に新装開店したものの店舗の入れ替えなどで迷走していた時期がありましたが、ついに閉店と相成ってしまいました。一部店舗は営業存続みたいですが、閉店後の店舗をどうするのかは明らかになっていません。

 私はアキハバラデパートには上京以来あまり行ったことがなく、買い物をしたこともほとんどありませんでした。しかし伝統ある店舗が閉鎖となってしまうのは、少し寂しい感じもします。

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2006年12月 2日 (土)

ASUS版nForce 680i SLIマザーボードサンプル展示

 nForce 680i SLIチップセット搭載マザーボードのサンプルが来てるそうです。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061202/etc_strikerpre.html

 ASUSのStriker Extremeという型番で、EVGAの122-CK-NF68-ARに続く製品です。EVGAはnVIDIAリファレンスデザインでしたが、ASUS版はプリント板をみる限り独自設計であるようです。スロット構成は真っ先に目につくヒートパイプの冷却システムの他、リセットボタンや電源ボタン、CMOS RAMクリアボタンが分かりやすくなっているのが特徴的です。

 価格は4万円台後半で、近日入荷とのことです。

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2006年12月 1日 (金)

4コアOpteronデモ

 AMDが4コアのOpteronのデモを行いました。AMD公式プレスリリースから。

http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~114496,00.html

 この4コアOpteronはBarcelonaという開発名がついており、KentsfieldのようなCore 2を2個並べたものではなく、一つのダイに4コアを収めたいわゆるNative quad coreです。65nm SOIプロセス製造で、このデモでは4-Wayの16コアのシステムを使用しています。また、熱・電気特性は変わっておらず、現行のSocket FマザーボードのBIOSアップデートで対応できるそうです。また、いくつかアーキテクチャの拡張も行われており、登場は2007年半ばとされています。

 今のところ、4コアはOpteronのみの導入で、デスクトップ用への導入には特に言及されていません。ちなみにかのQuad FX用Athlon 64 FXは、このBarcelonaコアを転用するものと思われます。

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