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2007年3月31日 (土)

PCI ExpressでPCIスロットを拡張する箱販売開始

 先週ご紹介したPCI Express接続のPCIスロット増設箱ですが、今週になって販売開始されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070331/etc_deca.html

 価格は予価の24800円です。T-ZONE. PC DIY SHOPではデモを展示していて、テレビキャプチャボードとGeForce 6200を搭載し、特に問題なく動作しているようです。PCI Express-PCI Bridgeには最近よく見かけるPLX Technologyではなく、Texas InstrumentsのXIO2000Aが使用されています。

 PCIスロット不足を嘆いているユーザには、救いとなりえる製品であること間違いなしです。しかしあまり長いボードは箱に入らないので、フルサイズPCIボードを挿しているユーザは注意が必要です(そんなユーザ、いまどきはUltra320 SCSIのハードウェアRAIDボードを挿している人くらいしか思いつきませんが。。。)

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2007年3月30日 (金)

Nehalemのより詳細な情報とATi R600/RV610/RV630の発表は5月半ばに

 昨日の記事で少し紹介したNehalemですが、より詳しい情報です。PC Watchが日本語でよくまとまっているのでこれをリンク先とします。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0330/kaigai348.htm

 詳細は例によってリンク先をご覧いただくとして、主な仕様を簡単にまとめました。一部は昨日と重なります。

・メモリインタフェース統合、デスクトップ用はDDR3、サーバ用はFB-DIMMを使用
・プロセッサのコア数は1~8
・シリアルのinterconnectを複数実装
・Hyper-Threadingの同種のSimultaneous Multithreadingをコアごとに実装、最大8コア16スレッド
・SSE4のほか、Application Targeted Accelerators命令を追加(CRC、大規模データセット向けサーチの高速化)
・マルチレベルの共有キャッシュを搭載
・グラフィックコアを統合

 もう一点は、ATi R600/RV610/RV630は5月中旬に発表するんだそうです。

http://forums.ocworkbench.com/bbs/showthread.php?%20threadid=61332

 リリース予定日が記事によってかなりふらついているR600シリーズですが、この記事によればR600/RV610/RV630は5月半ばに発表し、特に問題が発生しなければ5月末には入手が可能になるであろうとしています。

 まあ、また変わりそうなので例によって参考程度です。

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2007年3月29日 (木)

Penryn詳細公開とATi R600ベンチマーク続報

 intel次世代プロセッサ、Penrynの詳細が明らかになりました。ここでは次々世代となるNehalemについても言及しています。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0329/intel.htm

 詳細はリンク先が日本語なのでそちらを参照していただくとしますが、簡単にまとめると以下のようになります。

・45nmプロセス、Q2/2007出荷予定
・周波数は3GHz超を実現
・SSE4、Radix 16、L2キャッシュ6MB、Smart Memory Access
・モバイルはDeep Power DownとEnhanced Dynamic Accelerationを実装、L2キャッシュ6MB
・デスクトップは3GHz以上、4コアでL2キャッシュ12MB、TDPは2コアで65W、4コアで95/130W
・サーバはソケット互換(LGA771)、FSB 1600MHz、TDPは2コアで40/65/80W、4コアで50/80/120W
・ブランドは継続(サーバ:Xeon、デスクトップ・モバイル:Core 2)

 またNehalemについてまとめると以下の通りです。

・45nmプロセス、2008年登場予定
・configurable architecture(仕向け先に応じて仕様を変更可能)
・仮想マルチスレッディング機能(Hyper-Threadingのようなもの)
・高速なシリアルインターコネクト追加、メモリコントローラを接続可能、グラフィックス機能もオプションで用意

 これから察するに、Nehalem世代以降からプロセッサ側へメモリコントローラが移ることになりそうです(この点に関してはついにK8に追いついた、というべきでしょうか)

 もう1点はATi R600のベンチマークがさらに伸びています。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=345&Itemid=1

 試験環境はCore 2 Extreme QX6700とメモリ2GBで、これによると3DMark06で11400以上だそうです。オーバークロックしたGeForce 8800 GTXで10600というので、以前よりさらにドライバのチューニングが進んでいるようです。

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2007年3月28日 (水)

GeForce 8800 Ultraの登場時期とG84/G86はやはり予定通り?

 GeForce 8800 GTXの上位となる8800 Ultraですが、これをATi R600が登場する5月にぶつけるようです。

http://www.vr-zone.com/?i=4865

 NVIDIAは8800 Ultraの性能に自信を持っており、R600(Radeon X2900 XTX)を打ち倒せると確信しているようです。以前紹介したR600の初期版ドライバでのベンチマーク結果は8800 GTXよりやや高速という程度だったので、8800 Ultraには確かにさらに詰め寄られるか、あるいは逆転されるかもしれません。あとは例によってドライバ次第といったところでしょうか。

 GeForceといえば昨日紹介したG84/G86が遅れるかもという記事ですが、一転して4月17日には間に合わせるようです。

http://www.vr-zone.com/?i=4864

 記事によれば、GeForce 8600GTS, 8600 GT, 8500 GTは4月17日の発表を固め、ボードベンダにはRevision A2のチップを量産用として配布したそうです。そして2週間以内には代理店や販売店に行き渡るだろうとしています。ここでは性能面の言及もあり、Core 2 Extreme QX6700の環境で3DMark06が8600 GTSで7000程度、8600 GTで5900程度、8500 GTで2900程度だそうです。3月21日の記事ではAthlon 64 FX-62での結果でしたが、それと比較すると大分値が伸びたという印象です。

 この記事ではRevision A2を使うとなっていますが、昨日の記事ではRevision A3への変更が必要とあり、情報が錯綜気味です。

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2007年3月27日 (火)

ATi RV610/RV630、NVIDIA G84/G86は遅れそう?

 ATi RV610/RV630は遅れるそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=306&Itemid=1

 記事によれば、RV630が5月中旬まで遅れるほか、65nmプロセスとなるRV610も5月後半まで遅れるそうです。原因は明らかになっていませんが、RV610の実際の製品が入手できるのはComputex、すなわち6月になりそうということです。3月24日の記事ではR600は上から下まで4月23日~24日にかけて発表するとなっていましたが、また遅れるということです。

 対抗馬となるNVIDIAのG84/G86ですが、こちらも遅れるそうです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=38500

 G84/G86は4月17日の発表が予定されていましたが、シリコンのリビジョン変更が必要となり(A3)、発表予定日には間に合わないか、間に合ったとしても発表だけで、実際の製品が出てくるのは遅れるだろうということだそうです。

 ATiとNVIDIAの中堅向けがいずれも遅れそうということですが、とりあえず6月には両方とも拝める状態になる・・・といいですねえ。。

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2007年3月26日 (月)

NVIDIAのローエンド向けDirectX 10対応のG98

 NVIDIAはエントリ向けグラフィックチップにG98なるものを準備しているそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=285&Itemid=1

 まずG78なるG72(GeForce 7300)のシュリンク版があり、これはDirectX 10に非対応ですが、G78に続くローエンド品として、G98なるDirectX 10に対応したチップを準備中だそうです。価格は$60以下が想定されています。このG98は65nmプロセスかどうかは分かりませんが、VP3と呼ばれるビデオプロセッサを装備しているようです。登場は今年半ば、Q3/2007が始まる前に予定されています。

 $100以下のローエンドでもDirectX 10がやってくることになり、今年半ばにはNVIDIAは上から下までDirectX 10対応のグラフィックチップで埋めつくすつもりのようです。

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2007年3月25日 (日)

GeForce 7900GSのAGP版販売開始とPCI ExpressでPCIスロット拡張する箱

 GeForce 7900GSのAGP版が発売になりました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070324/etc_xfx.html

 最近積極的に製品展開をしているXFXからで、型番はPV-T71K-UDF7です。画像メモリはDDR3 256MB、コアクロックが450MHz、メモリクロックが1.32GHzです。価格は27000円程度です。また入荷日は未定ですが、GeForce 7950GT搭載のPV-T71A-YDF3も予定されています。

 現在販売されているNVIDIAのAGP版グラフィックボードでは最速となります。

 もうひとつは、PCI ExpressでPCIスロットを外付け拡張する箱が近日入荷予定だそうです。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070324/etc_pcibox.html

 MG-P19014という型番で、PCI Express x1をPCIスロット4本に拡張します。5V/3.3V両方の32bit/33MHz PCI(Revision 2.3)のボードに対応します。予価は24800円で、意外と安いという印象です。どのボードが動作するかなどは明らかになっていません。

 PCIスロットの拡張ボックスはインタフェース(社名)やアドテックなどが出していましたが、PCI Express使用の製品は個人向けでは初めてではないでしょうか?PCI Expressの普及に伴って32bit PCIスロットの本数は減少傾向にあり、PCIのボードを何枚も挿しているユーザにとっては注目です。

 PCIスロットに何枚もボードを挿すユーザは、MATE-X以降のPCIスロットありのPC-9821をいじってたり、PentiumやPentium IIのころから組立をやっているようなベテランに多いように思えます。要するにPCIボードの資産を多く抱えているユーザということですが、最近はPCI Expressのボードも増えつつあり、そのうち32bit PCIのボードを触ったことがない世代のユーザが出てくるのかもしれません(これが悪いというわけではなく、時代の流れとして自然なのですが)

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2007年3月24日 (土)

ATi 600の発表は4月23日~24日に

 ATi R600ですが、チュニジアで発表するそうです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=38442

 発表は4月23~24日にかけて、首都チュニスにて行われます。デスクトップ・モバイルノート向け両方が公開となり、ローエンド~ハイエンド、モバイル向けすべてを同時発表する計画であるようです。また、記事では発表時のR600製品版は80nmプロセス製造で、画像メモリにはGDDR3を採用するようです。

 来月にようやく登場となるようですが、なぜにチュニスなんでしょうか?

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2007年3月23日 (金)

intelの45nmプロセスのUMPC向けプロセッサ計画とClovertown値下げ情報その2

 3月17日にお伝えしたClovertownの値下げ情報ですが、これは7月の早い段階になるそうです。

http://www.marketwatch.com/News/Story/Story.aspx?guid=%7bD44052FD-45EE-4F3E-B7E9-813373A77256%7d&siteid=yhoo&dist=yhoo

 この記事では、Clovertownの30~50%程度値下げを行うとしています。これは時期的にはBarcelonaのリリース前にあたり、まずは価格勝負で「ジャブ」を入れるようです。

 もう1点は、intelがUltra-Mobile PC(UMPC)向けに45nmプロセスのプロセッサを計画しているという話です。

http://www.eetimes.com/news/semi/showArticle.jhtml?articleID=198100278

 記事によると、このUMPC向けプロセッサは今年後半に登場予定とされています。また、これは45nmプロセス製造の最初プロセッサのひとつとされ、その他はノート向け2コア、デスクトップ向け2/4コア、2-Wayサーバ向けの2/4コアの5種類が予定されています。これらはPenryn, Wolfdale, Yorkfield, Wolfdale-DP, Harpertownを指していると思われます。このUMPC向けプロセッサはWindows Vistaを動作させることも可能とされています。

 UMPCといえば21日まで開催されていたCeBIT2007にて、SamsungのTDP 3WのDothanベースのプロセッサを搭載したUMPCが展示されていました。周波数は800/600MHzということで、Windows Vistaを動作させるには荷が重いと言わざるを得ませんが、今回話題の45nm品はPenrynベースと思われることから、もうちょっとまともには使えるようになりそうです。

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2007年3月22日 (木)

GeForce 8900GTXと8950GX2の情報とTyan・Mitacが合併

 GeForce 8900GTXと8950GX2の情報です。

http://www.tweaktown.com/news/7055/geforce_8900gtx_and_8950gx2_pricing_and_information/index.html

 記事によるとGeForce 8950GX2は$599で、7950GX2のような2チップソリューションのボードとなる予定です。画像メモリはチップごとにGDDR4-512MBを搭載し、合計で1GBとなります。GeForce 8900GTXは8800GTXの上位モデルとなり、価格は$549、パイプラインが128に増加し、画像メモリはGDDR4、メモリクロックは2.2GHzで動作します。また、製造プロセスは現行の90nmから80nmに微細化されるそうです。

 いずれも現在の最上位モデル8800GTXより上となる製品となります。8950GX2は80nmに微細化されるといっても、元のチップの消費電力が大きいため、叩き出す性能も消費電力もかなりのものとなりそうです。

 もう1点は業界動向で、TyanがMitacと合併するという記事です。

http://forums.ocworkbench.com/bbs/showthread.php?p=408566#post408566 (中文・繁体字)

 Tyanは1999年にMitacグループと戦略的提携を結び、製品の共同開発を行っていましたが、ついに合併となったようです。記事によると、Mitac:Tyan=1:1.26の株式交換にて合併を行い、問題がなければQ3/2007に完了する予定です。TyanはMitacの一部門となり、従来通り製品の開発・販売を行い、Tyanブランドも継続します。

 ついに米国系のマザーボードメーカの一つが消えてしまいました。Tyanのマザーボードはハードウェアの品質が高く(BIOSの品質は低く。。。)その安定性には定評があり、私も愛好家の一人でありました。製品やブランドは継続するので、企業体として消えるだけなのですが、ファンとしては一抹の寂しさを感じます。

 米国資本の独立系マザーボードメーカは、Supermicroとintelくらいになりました。Supermicroのマザーボードにはかつて米国旗のシールが張られ、Made in USAの文字が誇らしげだったのですが、コスト削減の波には抗えず、いつのまにかMade in Taiwanになってしまいました。今はDesigned in USAになっており、まだ米国発としての「誇り」は捨ててないようです。

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2007年3月21日 (水)

CeBIT2007関連その5とGeForce 8600GTS/GTとR600のベンチマーク

 GeForce 8600GTS/GTのベンチマークが出てきました。

http://www.oc.com.tw/article/0703/readolarticle.asp?id=5772 (中文・繁体字)

 評価環境はAthlon 64 FX-62、nForce 590 SLIチップセットのマザーボード、DDR2-667 2GB、Windows XPです。8600GTSで3DMark03が16933、3DMark06で5392、8600GTで3DMark03が14089、3DMark06で4505です。中堅向けとしては順当な速度進化を遂げているという印象です。

 もうひとつはATi R600XTX(Radeon X2900 XTX)のボード画像とベンチマークです。

http://www.vr-zone.com/?i=4830

 画像はボード長が9.5インチとされるリテール版(Dragonhead 2という開発名がついているみたいです)です。ボード正面は出せないみたいですが、その他の部分は割と鮮明な画像になっています。

 ベンチマークはCore 2 Extreme 2.93GHzと975Xのマザーボードで行われ、3DMark06の1600x1200がR600RTXが9700程度、対するGeForce 8800GTXが9500程度だそうです。使用したドライバはテスト版で、更なる高速化に向けてチューニングが進められているようです。テストレベルのドライバでこの性能なので、正式版ではより速くなることが予想されます。

 しかし今回は3DMark06の比較のみであり、真価を問われるのはやはりDirectX 10のベンチマークやソフトウェアです。

 最後はCeBIT2007関連です。そろそろ出尽くしたかも?

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0320/cebit15.htm

 USBメモリならぬIEEE1394メモリと、1394a/b両方の対応品を備えています。製品化は早くても夏以降だそうですが、1394b版は速度的なメリットが大きそうです。しかしフラッシュメモリのアクセス速度の問題があり、1394デバイスからのブートをサポートしているBIOSはUSB起動ほどは多くないので(起動できるかどうかを気にする人は少ないかなあ?)、さて実際はどれくらいの効果があるのかしら?

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2007年3月20日 (火)

Athlon 64 X2値下げ情報とCeBIT2007関連その4

 AMDがデスクトップ用プロセッサの値下げを行うそうです。

http://www.amdzone.com/modules.php?op=modload&name=News&file=article&sid=7435

 記事によると対象のプロセッサはSempronとAthlon 64 X2で、4月9日に値下げを予定しており、値下げ幅は26%~42%だそうです。今より更に安くなるということで、intelと更なる泥沼の価格競争に突入となります。これは市場シェア30%を目指すHector Ruiz CEOの意向であるようですが、AMDの体力は大丈夫なんでしょうか?Athlon XP末期の再来を思わせます。

 さてここからはCeBIT2007関連です。まず一つ目は、ATi R600の歩留りが悪いという噂です。

http://www.vr-zone.com/?i=4828

 VR-Zoneの記者がCeBIT会場で立ち聞きした話として、65nmプロセスの歩留りがかなり悪く、4月量産の段階ではRadeon X2900 XTXはリリースの5月までに20,000個程度しか用意できず、Radeon X2900 XTにいたってはまるで量産が追いつかないそうです。

 R600は80nmプロセス製造といわれていましたが、ごく最近になって65nm説が出てきています。R600のリリース遅れこれによるものなのかは分かりませんが、何やら苦戦しているのは確かなようです。

 もうひとつはAMDが提唱する小型向けフォームファクタDTXのサンプル品展示です。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/03/20/cebit20/

 DTX準拠のマザーボードはATX仕様のケースでも使用できるそうです。製品は早いところでは6~7月ごろには出せそうということです。この記事ではintelが提唱したBTXにも言及があり、メーカー筋の情報として「昨年終了を伝えてきた」そうです。Pentium DからCore 2に変わったことでプロセッサの消費電力が下がり、存在意義が薄くなったということでしょう。

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2007年3月19日 (月)

CeBIT2007関連その3とAMDの4コア品の今後について

 本日もCeBIT2007関連のねたをお届けしますが、その前にAMDの4コア品の今後についてのインタビュー記事を紹介します。

http://www.reghardware.co.uk/2007/03/17/amd_rivas_barcelona/

 AMDは、Clovertownのような2チップを張り合わせた4コア品を作れなかったことを失敗だった(マーケティング上intelのほうが成功した)と認めました。AMDのExecutive Vice Presidentは「ほかにやれたなら、ああいう適当品(2チップ統合品)を作るだろう。そりゃあそうしたほうが売れるだろうからさ」と話しています。

 Barcelona以降としては、Shanghai、8コアのMontrealともソケット互換となることを目標としているものの、詳しいことは現段階ではまだ話せない、ということです。ShanghaiはSocket Gとなる予定であることから、これはShanghaiとMontreal、またはそれ以降についてソケット互換にしたいのではないかと見られます。

 ここで記事にはBulldozerなる名前もあり、「native 8コアとされている」"Bulldozer - meant to be a native eight-core chip")などという言い回しがされています。そうなるとMontrealとBulldozerの出荷時期の前後関係によっては、Montrealは実は4コアチップ2個を1チップに収めた、それこそ「適当品」なのではないかという邪推(?)もできますが、実際のところは不明です。このあたりは文章から読み取った単なる憶測でしかなく、根拠に乏しいので読み流す程度にお願いいたします。

 Barcelonaの出荷時期は晩夏とも言われていましたが、7月リリースを目標としています。

 話かわってCeBIT2007関連ねたをお届けします。最初はTurion 64 X2対応マザーボードが展示されています。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/03/19/cebit15/

 フォームファクタはMini-ITXでSocket S1、SiS771CX+966をチップセットとして採用しています。しかし組み込み用とされており、一般販売は期待できそうにないみたいです。もっとも、かの秋葉原ならどこかがあるいは、という気もします。

 もう一つはNVIDIA MCP68はGF7000-nF630aという製品名がつけられたそうです。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=758515&starttime=0&endtime=0

 モデル構成としては、GeForce 7025 nForce630a(MCP68PS)とGeForce 7050 nForce630a(MCP68PV)の2種類で、違いはコアクロックの違い(前者が425MHz, 後者が475MHz)またGeForce 7050 nForce630aはHDMIに対応します。グラフィックコアはGeForce 6200をベースとしています。これを採用したマザーボードの展示も行われており、ターゲット市場から基本的にはMicroATXのフォームファクタを採用しています。

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2007年3月18日 (日)

Radeon X1950XTのAGP版販売開始

 Radeon X1950XTのAGP版が販売開始されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070317/etc_kuroto.html

 玄人志向のRX1950XT-A256HWで、実売価格は36000円前後です。AGP用グラフィックボードでは文句なく最速モデルとなりますが、いかついヒートシンクとファンが装備されており(電源はボードと冷却ファン両方必要)、2スロット占有してしまいます。

 GeForce 7950GTのAGP版登場も言われており、まだまだAGPは現役といえるでしょう。

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CeBIT2007関連その2、ULiチップ出荷終了、GeForce 8800Ultraリリース日情報

 引き続き、CeBIT 2007関連のねたをお送りいたします。PC Watchがよくまとめているので、これを中心に紹介していきたいと思います。

 まず1点目は、各社マザーボードベンダが展示しているBearlakeシリーズ搭載マザーボードです。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0318/ubiq178.htm

 P35などはDDR3とDDR2に対応していますが、多くのマザーボードベンダはDDR2を採用しています。過渡期にありがちなDDR3/DDR2のハイブリッド型はDIMMの本数が2本になることから、あまりメモリを搭載できないことが敬遠されているみたいです。Windows Vistaは特にメモリを多く必要とすることから、大容量のメモリを搭載できる現行のDDR2にとどめるのは、確かに妥当な判断です、

 Bearlakeといえば、一通りの仕様をまとめた記事があり、これは便利です。関連記事も一緒に掲載します。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0318/ubiq178.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0318/cebit10.htm

 キャンセルされたBearlake-G+や、X38の2本あるPCI Express 2.0 x16に対応するのはCrossFireのみで、NVIDIA SLIは交渉中(今のところは対応していない)だそうです。intelプラットフォームでのNVIDIA SLIはnForce iシリーズで囲い込みたいNVIDIAとしては、X38でのSLI対応はあまり認めたくないのかもしれません。

 またDDR3のデモもありすが、OEMによれば安定性はまだまだという感触を持っているみたいです。DDR3が動作・供給ともに安定してくるのは今年後半以降あたりではないでしょうか?

 変わって互換チップセット(という言い方ももう古いですかね)のブースでは、SiSが新製品SiS672を搭載したシステムでデモを行っています。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0318/cebit08.htm

 Windows Vista Premium準拠のグラフィックコアMirage 3+を統合し、ロゴ準拠であることからAeroも動作します。SiS672のラインナップはSiS672FX/672(デスクトップ)、SiSM672MX/M672(モバイルノート)の4種類です。SouthBridgeは共通でSiS968を使用します。SiS672FX/672を搭載したマザーボードの展示も行われていますが、写真で見る限り多くがMicroATXです。

 ViAはC7-M 1GHzを搭載したPico-ITXマザーボードの展示、AMDは690GやRadeon X1250のマザーボードを展示しています。AMDも多くがMicroATXとなっています。

 ATiチップセットといえばSouthBridgeにULi品を使っていた時期がありましたが、これがついに出荷停止となるようです。

http://www.xbitlabs.com/news/chipsets/display/20070316212327.html

 これによると、ULiを買収したNVIDIAはサードパーティ(実際にはマザーボードベンダと思われる)へのULiチップの出荷停止を決断したそうです。ULiチップに関わっていた技術者はNVIDIAのチップセット開発に加わるようです。これにより、Acer Laboratories時代から続いてきたULiチップセットは、PCの歴史に埋もれていくことになります。

 最後にGeForce 8800Ultraが4月17日に出るのではないかという記事です。

http://www.xbitlabs.com/news/video/display/20070316211223.html

 これによると、8800Ultraは8600/8500/8400/8300と同時(4/17)にリリースされるようです。これは8800GTXより高周波数といわれており、メモリはGDDR4を採用するといわれています。名称からしてGTXより上位と思われますが、基本的にはGTXの単なる高クロック品になりそうな感じです。

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2007年3月17日 (土)

CeBIT2007関連その1とXeon値下げ情報

 CeBIT2007が開催され、ねたが盛りだくさんなので、開催期間に合わせ気になったものをいくつか紹介していきます。

 まずはR600/RV610/RV630の展示画像です。相変わらずR600はいかついですねえ。

http://forums.ocworkbench.com/bbs/showthread.php?p=408065 (中文・繁体字)

 もう一つは、BearlakeのCeBITでのマザーボードその1です。DDR3は年内はメインストリームにはなると思えず、P35系列ではDDR2とDDR3の両スロットを備えたハイブリッド型のマザーボードがいろいろ出るのではないかと思われます。MSI、ECSなどが製品を予定しています。早速、実際ASUSが展示をしています。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0315/cebit02.htm

 ほかには、NVIDIA G84/G86の試作品が展示されています。MSIの展示です。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0316/cebit05.htm

 最後はXeonの新製品と値下げ情報です。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=6493

 まずはQ3/2007にClovertownの3GHzが登場し、これはFSB 1333MHzでL2キャッシュは4MBx2、X5365というProcessor Numberが割り振られます。価格は1000個あたりで$1172が予定されています。

 値下げは同時期のQ3/2007、予想では7月に予定されています。それぞれを表にまとめました。まずはClovertownからです。

2-Way 4コア Xeon
Processor Number 周波数 L2キャッシュ FSB Q3/2007の価格
X5365 3.00GHz 4MBx2 1333MHz $1172
X5355 2.66GHz 4MBx2 1333MHz $744
E5345 2.33GHz 4MBx2 1333MHz $455
E5335 2.00GHz 4MBx2 1333MHz $316
E5320 1.86GHz 4MBx2 1066MHz $256
E5310 1.60GHz 4MBx2 1066MHz $209
L5320 1.86GHz 4MBx2 1066MHz $320
L5310 1.60GHz 4MBx2 1066MHz $273

 1-Way 4コア Xeonでは、Q3/2007にX3230が追加されます。

1-Way 4コア Xeon
Processor Number 周波数 L2キャッシュ FSB Q3/2007の価格
X3230 2.66GHz 4MBx2 1066MHz $530
X3220 2.40GHz 4MBx2 1066MHz $266
X3210 2.13GHz 4MBx2 1066MHz $224

 また、1-Way 2コア XeonではWoodcrest転用と思われる30x5シリーズがQ3/2007に登場します。

1-Way 2コア Xeon
Processor Number 周波数 L2キャッシュ FSB Q3/2007の価格
3085 3.00GHz 4MBx2 1333MHz $266
3075 2.66GHz 4MBx2 1333MHz $183
3065 2.33GHz 4MBx2 1333MHz $163

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2007年3月16日 (金)

Montevina Platform情報とintel P35 Performance preview

 Santa Rosa Platformの次の世代、Montevina Platformの情報です。現行のNapa Platformから見れば次々世代となります。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=6489

 Montevinaは45nmプロセスの4コアであるPenrynをプロセッサとしてサポートします。またMontevinaには2つバージョンとして、Montevina ProfessionalとMontevina  Fundamentalが用意されます。

Montevina Professional:

    * Cantiga GM/PM + ICH9M-Enhanced
    * Echo Peak 3x3 AGN or 1x2 AGN
    * Shirley Peak 3x3 AGN or 1x2 AGN
    * Gigabit Ethernet
    * Intel Active Management Technology(AMT) 4.0
    * Intel VT-x and VT-d
    * Intel Turbo Memory 2.0(Robson)

Montevina Fundamental:

    * Cantiga GM/PM + ICH9M
    * Echo Peak 3x3 AGN or 1x2 AGN
    * Shirley Peak 3x3 AGN or 1x2 AGN

 違いとしては、Active Management Technology、Gigabit Ethernet, Virtualization Technology, Robsonの有無です。Echo PeakはWi-Fi/WiMAX、Shirley Peakは無線LAN(802.11n)です。MontevinaはQ2/2008に登場予定です。

 もう1点はintel P35のPerformance Previewです。ご参考までに。

http://www.tweaktown.com/articles/1062/1/page_1_p35_bearlake_performance_preview/index.html

 同一周波数・同一FSBであれば、基本的には大きな性能差はありません。FSB 1333MHz対応が大きな利点です。Bearlake-*シリーズのマザーボードは15日から21日まで開催されるCeBIT 2007にて多数展示が予定されており、各社がどんなマザーボードを出してくるか見物です。

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2007年3月15日 (木)

NVIDIA GeForce 8600シリーズの続報

 NVIDIA GeForce 8600シリーズの続報です。リンク先にはリファレンスボードの画像もあります。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=6477

 既報の通り、GeForce 8600GTS/GTはG84ベース、8500GTはG86ベースとなります。いずれもDirectX 10世代で、Shader Model 4.0(シェーダの個数や動作周波数は明らかにしていない)、NVIDIA SLI、PureVideoに対応します。

 それぞれのスペックを以下の表にまとめました。3月3日の記事からは一部変わっているほか、8500GTはこの記事では細かいことは分からなかった、としています。プリント板は8600GTSが8層、8600GTが6層です。

チップ名 コアクロック 画像メモリ メモリクロック メモリバス幅 消費電力 対応出力 HDCP
GeForce 8600GTS 675MHz GDDR3 256MB 1GHz 128bit 71W Dual-Link DVI x 2, VGA, SDTV, HDTV, アナログビデオ入力 キーは非統合(外部EEPROMに格納)
GeForce 8600GT 540MHz GDDR3 256/128MB 700MHz 128bit 43W Dual-Link DVI x 2, VGA, SDTV, HDTV オプション(リファレンス品では対応)
GeForce 8500GT GDDR3/DDR2 Dual-Link DVI x 2, VGA, TV

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2007年3月14日 (水)

Barcelona/Agena/Kumaの製品構成とNVIDIA G100情報

 AMDのBarcelonaとAgena/Kumaのモデルナンバー含めた製品構成が出てきました。

http://forum.effizienzgurus.de/showpost.php?p=26008&postcount=125 (独語)

 表にまとめました。いずれもL3キャッシュは2MB、価格は最上位のAthlon 64 FXの$999以外は未定です。4コア品はAthlon 64 X4と実に分かりやすい名前です。しかしAthlon 64 X2のモデルナンバーが今より大分少なくなるのがちょっと気になります。その代わり、周波数と一致するようになって、逆に分かりやすくなったかもしれません。

プロセッサ名 コア 周波数 コア数 TDP ソケット
Athlon 64 FX AgenaFX 2.5GHz 4 120W Quad FX
Opteron 1270SE Barcelona 2.5GHz 4 120W AM2+
Opteron 1268SE Barcelona 2.3GHz 4 120W AM2+
Opteron 1266 Barcelona 2.1GHz 4 95W AM2+
Athlon 64 X4 2500 Agena 2.5GHz 4 120W AM2+
Athlon 64 X4 2300 Agena 2.3GHz 4 120W AM2+
Athlon 64 X4 2100 Agena 2.1GHz 4 95W AM2+
Athlon 64 X4 1900 Agena 1.9GHz 4 95W AM2+
Athlon 64 X2 2900 Kuma 2.9GHz 2 89W AM2+
Athlon 64 X2 2700 Kuma 2.7GHz 2 89W AM2+
Athlon 64 X2 2500 Kuma 2.5GHz 2 89W AM2+
Athlon 64 X2 2300 Kuma 2.3GHz 2 65W AM2+
Athlon 64 X2 2100 Kuma 2.1GHz 2 65W AM2+
Athlon 64 X2 1900 Kuma 1.9GHz 2 65W AM2+

 もう1つは、NVIDIAがG100なるチップを計画しているそうです。

http://www.vr-zone.com/?i=4769

 G80の後継はG90といわれ、これはG80の改良版であり大きな変更はないとされています。このG100がG90の後継となり、アーキテクチャは一新されるそうです。その他の詳しい仕様は明らかになっていませんが、今のところQ1/2008の登場を予定しており、これはATi R600後継のR700の対抗馬になります。

 Q1/2008に登場予定となれば、年内にはサンプルを拝むことが可能になりそうです。

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2007年3月13日 (火)

ATi RV610/RV630のリファレンスボード情報とGeForce 7900GS/7950GTのAGP版

 ATi RV610/RV630のリファレンスボード情報です。例によってご参考程度です。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=6451

 Universal Video Decoder対応などは既報です。リファレンスボードの仕様を一覧にまとめました。RV610系は3月6日の記事から変更はありません。RV630系はすべてHDMI(2007/03/13:HDCPのミスです)、Native CrossFireに対応します。

ボード名 バスインタフェース 画像メモリ メモリバス幅 出力 ビデオ入出力 TDP, 電源
Kohinoor PCI Express 2.0 GDDR4 512/256MB 128bit Dual Link対応Dual DVI 入出力 128W(512MB)/121W(256MB), 外部
Orloff PCI Express 2.0 GDDR3 256MB 128bit Dual Link対応Dual DVI(or DVI+HDMI) 出力 93W, 外部
Sefadu PCI Express DDR2 512/256MB 128bit Dual Link対応Dual DVI(or DVI+HDMI) 出力 75W, 内部(外部不要)

ボード名 ボードデザイン 画像メモリ 出力 CrossFire TDP
Antelope FH(RV610LE) Full height DDR2-128/256MB(400MHz) HDMI/SVGA+DDVI+Video Out ソフトウェア 25W以下
Antelope LP(RV610LE) Low Profile DDR2-128/256MB(400MHz) DDVI/HDMI+Video Out ソフトウェア 25W以下
Falcon FH(RV610PRO) Full height GDDR3-256MB(700MHz) HDMI/SVGA+DDVI+Video Out ハードウェア 35W
Falcon LP(RV610PRO/LE) Low Profile GDDR3-256MB(700MHz) DDVI/HDMI+Video Out ソフトウェア 25W

 もう1点はGeForce 7900GS/7950GTのAGP版が用意されているそうです。

http://forums.vr-zone.com/showthread.php?t=135501

 ボードはXFXで、海外通販の一覧に載っています。G84/G86のAGP版はないという話があり、これはAGPユーザにとっては朗報です。しかし、3月3日の記事で、7950GT,7900GS, 7600GT, 7600GSが4月28日に生産終了になるという話があり、どれだけ数が出るのか心配でもあります。

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2007年3月12日 (月)

Pentium E2000/Celeron 400の登場時期とCore 2 Extreme QX6800続報

 ローエンド向けのPentium E2000シリーズ(2コア)とCeleron 400シリーズ(1コア)を6月3日にリリースする予定だそうです。

http://www.reghardware.co.uk/2007/03/12/intel_core2_pentium_3_june_debut/
http://www.hkepc.com/bbs/news.php?tid=754751 (中文・繁体字)

 スペックはPentium E2160(1.8GHz/FSB 800MHz/L2キャッシュ1MB, $84)とE2140(1.6GHz/FSB 800MHz/L2キャッシュ1MB, $74)、Celeron 440(2.0GHz/FSB 800MHz/L2 キャッシュ512KB, $59)とCeleron 430(1.8GHz/FSB 800MHz/L2キャッシュ512KB, $49)です。出荷比率はQ2/2007でCoreマイクロアーキテクチャ製品が5割程度を占め、Q3/2007には8割以上を目指すそうです。

 もう一つはCore 2 Extreme QX6800の続報です。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=754873&starttime=0&endtime=0

 Q3/2007にCore 2 Extreme QX6800が登場します。ここまでは3月9日の記事と同じですが、新情報としてCore 2 Extreme QX6800のスペックと価格が明らかになりました。これは2.93GHz/L2キャッシュ 4MBx2/FSB 1066MHzと順当な周波数向上で、予想していた通りでした。価格は$999とExtremeラインの設定になります。

 この記事では値下げ日にも言及しており、今のところ4月22日とされており、Core 2 Quad Q6600が$851から$530に下がります。

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2007年3月11日 (日)

HDCP対応DVIボード付945Gマザーボード

 HDCP対応DVIボード付属のマザーボードなんてものが出てきました。

http://ascii.jp/elem/000/000/022/22416/

 この手の変なものではおなじみASRockからで、ConRoe1333-DVI/Hという型番です。チップセットは945GでFSB 1333MHzにオーバークロックながら対応し、Core 2 DuoやPentium Dなどのプロセッサに対応します。内蔵グラフィック機能に、HDCP対応のDVI-D出力を可能にしたPCI ExpressインタフェースのDVIボードが付属しています。このボードをPCI Express x16スロット装着することでD-Sub15とDVIの2画面出力が可能になるほか、地上デジタル放送やBlu-ray、HD DVDといったコピー防止されたコンテンツの再生が可能になります。

 ・・・というのはいいのですが、これらのコンテンツ再生をこま落ちなく行うには、かなりのプロセッサ性能とグラフィック性能が必要です。プロセッサはCore 2 Duoが動作するのでいいものの、内蔵グラフィックというのは性能面から見て厳しいといわざるを得ません。

 そんなわけで、HDCP対応としての機能はあまり活かせず、単なるDVI出力ボードとしての役割を果たすにとどまりそうな気がします。

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2007年3月10日 (土)

Core 2 Duo FSB 1333MHz版対応チップセットとベンチマーク比較

 昨日は2007年intelデスクトップロードマップをお伝えしましたが、このリンク先には続きがあり、対応チップセット情報や、FSB 1333MHz版のベンチマーク比較が掲載されています。リンク先は昨日と同じです。

http://www.hkepc.com/bbs/hwdb.php?tid=753250&tp=Intel-c2d-e6050&rid=753256

 FSB 1333MHz対応チップセットはQ2およびQ3/2007に登場予定のintel 3シリーズ(Bearlake-*)のほか、NVIDIAのnForce 600iシリーズ、VIAのPT960(外部VGA)/PM960(内蔵VGA)、SiSのSiS673FX(内蔵VGA)が該当します。

 比較ではCore 2 Duo E6850とCore 2 Extreme X6800、Athlon 64 X2 6000+が一つ目で(リンク先6ページ目)、これはCore 2 Duo E6850が他の2つをほぼ完全に退けた形になっています。もうひとつは同周波数のCore 2 Duo E6750とE6700の比較があり(リンク先7ページ目)、PC Mark 05のメモリの項目が6.3%程度の伸びを示したほか、すべての項目においてE6750が同等かそれ以上の成績をたたき出しています。$266(E6850)や$183(E6750)の価格でこの性能とは文句のつけようがありません。

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2007年3月 9日 (金)

intelの2007年デスクトップロードマップ最新情報

 intelの2007年デスクトップロードマップ最新情報です。

http://www.hkepc.com/bbs/hwdb.php?tid=753250&tp=Intel-c2d-e6050&rid=753256
(中文・繁体字)

 Q3/2007には、Core 2 DuoのFSB 1333MHz版、E6850(3.0GHz)/E6750(2.66GHz)/E6550(2.33GHz)が登場します。いずれもL2キャッシュは4MB、従来までの機能のほか、Intel Trust Execution Technology(TXT)なるものが実装されます。また、TXTを削除した廉価版E6540も用意されます。これらの予定価格は驚くほど安く、1000個あたりの価格がE6850が$266、E6750が$183、E6550が$163とされています。

 4コアラインではCore 2 Quad Q6400はキャンセルとなり、Q6600を値下げさせる計画であるようです。これは、$530(4/22予定の値下げ時の価格)をFSB 1333MHz版Core 2の発表時には$266と半額近くに下げるそうです。またCore 2 Quad Q6700が登場し、周波数は2.66GHz、L2キャッシュは4MBx2、FSB 1066MHz、1000個あたりの価格は$530です。Q1/2008にはFSB 1333MHzで45nmプロセスのWolfdaleが登場します。

 ExtremeラインではQ3/2007にCore 2 Extreme QX6800が登場し、これはQX6700の後継となります。スペックは不明ですが、Processor Numberから2.93GHz、FSB 1066MHzと推測されます。ExtremeラインへのFSB 1333MHz導入は、Q1/2008の45nmプロセスのYorkfieldまで待たねばならないようです。

 以前からFSB 1333MHzのCore 2 Duoの話がありましたが、具体的なリリーススケジュールや価格が出てくるのは今回が初めてです。これはWoodcrestのCore 2転用と思われますが、それにしても予定価格がなかなか挑戦的です。AMDのBarcelonaは出荷が晩夏あたりという話もあり、これにぶつけるつもりのようです。

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2007年3月 8日 (木)

3dfx Voodooシリーズよ永遠なれ

 将来出てくるグラフィックボードの話が続いていましたが、今回はかの3dfxの話題です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=38069

 3dfxはQ4/2000にNVIDIAに吸収合併され消滅しましたが、それに合わせて全製品のサポートが打ち切られてしまいました。これは3dfx愛好家の間で大問題となりましたが、有志達がその後も独自開発のドライバ提供を続けていました。これがなんと、今では32bit版(Windows 2000/XP)のみならず、Windows XP x64までサポートされてしまいました。これは恐るべきことで、6年以上も前のボードがWindows XP x64でしかもOS Inboxでないドライバで使用できるということです。

 そのドライバはVoodoo3シリーズ、VSA-100搭載ボード(Voodoo4 4500, Voodoo5 5500/600)に対応します。ここに置いてありますので、まだボードをお持ちの方は、往年の3dfxチップを久しぶりに堪能してみるのもいかがでしょうか?私はあいにく今はI-O DATAのGA-VDB16/PCIしかもっておらず、またVoodoo5 5500/PCIはかなり前に売却してしまったためこのドライバは使えないのですが、何かの拍子でボードを手に入れたら使ってみようかなと思います(そんな「拍子」があるかなあ。。。)

 3dfxといえばマルチチップの走りであるVoodoo2 SLIで一世を風靡し、中にはQuantum3Dが出したObsidian2 X-16/24などという、ボードを2枚Bridgeで接続し1枚でVoodoo2 SLIを実現する際物まで登場しました。私はこのObsidian2 X-24を今も所有しており、当時はなんとPC-9821RaII23/N30(Pentium II 300MHz化済)に装着して3Dゲームを楽しんでいました。

 マルチチップといえばGeForce 7900 GX2を最初見たとき、このObsidian2 X-24をふと思い出し、「歴史は繰り返す」のかなあと感じた次第です。

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2007年3月 7日 (水)

Radeon X1950 PROを2個搭載したグラフィックボードが展示

 今回は国内記事から。Radeon X1950 PROを2個搭載したグラフィックボードが展示されています。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070310/etc_ati.html

 SAPPHIREのX1950 DUALという型番で、1枚でRadeon X1950 PROの2個分の性能を実現するとしています。画像メモリはGDDR3 1GB、コアクロック580MHz、メモリクロックが1400MHz、DVI-Ix2とTV出力を備えます。ボード長は292mmでフルサイズに近い長さです。CrossFire用コネクタもついており、これを2枚挿せば4チップCrossFireも可能になるそうです。これは2006年12月26日の記事で紹介したGodfatherなどという名前がついていたものが、ようやく製品化されたものと思われます。

 価格や発売時期は未定ですが、「まもなく登場」としているあたり、購入できるのはさほど遠い日でもなさそうです。しかし結構高額になると思われ、5月に登場とされているR600を考えると、手を出すのは好事家くらいかなあという気もします。

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2007年3月 6日 (火)

ATi RV610続報

 RV610の新しいスペック情報です。といっても例によって参考程度です。

http://www.hkepc.com/bbs/itnews.php?tid=751990&starttime=0&endtime=0

 2月16日の記事からまた変わっています。RV610は5月に登場予定で、メモリバスは64bitのみとされています。Native CrossFire, DirectX 10, Shader Model 4.0に対応し、AMD曰くRadeon X1300LEの倍の性能だと主張しています(比較対象が。。。)チップ65nmプロセスでTSMCが製造します。対応メモリはDDR2/3, GDDR3/4です。記事では性能の問題から、多くのベンダがGDDR4を使うのではとしています。

 インタフェースはPCI Express 2.0で、HDMI, Dual Link DVI, S-Outの各出力に対応し、オーディオデコード機能を統合します(音声がグラフィックボードから出力されると思われる)さらにUniversal Video Decoder(UVD)によりH.264とVC-1のハードウェア再生支援機能を有し、このUVDはRV630やIGP RS790にも実装される予定だそうです。

 AMDは4種類のリファレンスボードを準備しており、これは以下の通りです。いずれもHDCP対応です。

ボード名 ボードデザイン 画像メモリ 出力 CrossFire TDP
Antelope FH Full height DDR2-128MB+HyperMemory HDMI/SVGA+DDVI+Video Out ソフトウェア 25W以下
Antelope LP Low Profile DDR2-128MB+HyperMemory DDVI/HDMI+Video Out ソフトウェア 25W以下
Falcon FH Full height GDDR3-256MB HDMI/SVGA+DDVI+Video Out ハードウェア 35W
Falcon LP Low Profile GDDR3-256MB DDVI/HDMI+Video Out ソフトウェア 25W

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2007年3月 5日 (月)

GeForce 8800 Ultraを予定か

 Windows VistaのNVIDIAの最新ドライバのINFにGeForce 8800 Ultraの記述があります。

http://www.vr-zone.com/?i=4727

 NVIDIA Forceware 101.41のinfファイルの記載で、そのほかにもG84がGeForce 8600系であること、G86がGeForce 8500GTであるほか(ここは3月3日の記事と同じです)G86の派生として8400GSや8300GSもあるみたいです。ワークステーション用として、G80ベースと思われるQuadro FX 4600の記載もあり、ここから今後の製品予定が読み取れるのがなかなか示唆的です。

  NVIDIA_G80.DEV_0191.1 = "NVIDIA GeForce 8800 GTX"
  NVIDIA_G80.DEV_0193.1 = "NVIDIA GeForce 8800 GTS"
  NVIDIA_G80.DEV_0194.1 = "NVIDIA GeForce 8800 Ultra"
  NVIDIA_G80.DEV_019E.1 = "NVIDIA Quadro FX 4600"
  NVIDIA_G84.DEV_0400.1 = "NVIDIA GeForce 8600 GTS"
  NVIDIA_G84.DEV_0402.1 = "NVIDIA GeForce 8600 GT"
  NVIDIA_G86.DEV_0421.1 = "NVIDIA GeForce 8500 GT"
  NVIDIA_G86.DEV_0422.1 = "NVIDIA GeForce 8400 GS"
  NVIDIA_G86.DEV_0423.1 = "NVIDIA GeForce 8300 GS"

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2007年3月 4日 (日)

TDP45W版Athlon 64 3500+/3800+販売開始

 TDP45WのAthlon 64 3500+/3800+が販売開始されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070303/etc_amd.html

 65nm SOIプロセス製造で、3500+が12000円前後、3800+が13000円前後です。TDP以外のスペックは3500+/3800+ともに従来品と同様です。低消費電力PCを作るには選択肢の一つになりそうです。

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2007年3月 3日 (土)

NVIDIA G84/G86は4月17日に登場

 NVIDIAのメインストリーム向けG86/G84は4月17日に登場するそうです。

http://www.vr-zone.com/?i=4723

 GeForce 8600GTS(G84-400)/8600GT(G84-300)/8500GT(G86-300)の3種類が登場予定です。8600GTS/GTはGDDR3 256MB、メモリバス128bit、HDMIはありません。8600GTSは7950GT/7900GSのラインを置き換え、8600GTは7600GT、8500GTは7600GSの後継となります。

 8600GTSはコアクロック700MHz、メモリクロック2GHz、DVIが2個、HDTV、HDCP対応、外部電源が必要、価格帯は$199~$249です。8600GTはコアクロック600MHz、メモリクロック1.4GHz、HDCP対応(G84-300)と非対応(G84-305)の2種類があります。外部電源は不要で、$149~$169が予定価格帯です。

 最後に8500GTはコアクロック450MHz、メモリクロック800MHz(DDR2)で、HDCP対応(G86-300)と非対応(G86-305)の2種類があり、$79~$99が予定価格帯です。また4月終わりごろに、GeForce 8300GSなるものが登場し、これは7300シリーズの後継となります。

 これと入れ替わるように、7950GT, 7900GS, 7600GT, 7600GSが生産終了になり、最終出荷が4月28日となるようです。

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2007年3月 2日 (金)

Bearlakeの次とAMDのintel向けチップセット開発継続

 そろそろサンプルマザーボードの画像が出てきたりしつつあるBearlakeシリーズですが、これの次の情報が出ています。

http://www.vr-zone.com/?i=4721

 Bearlakeの次はEaglelakeとされ、Penryn世代のプロセッサが対応します。FSBはより高速になるとされ(FSB 1600MHz?)ICH10をSouth Bridgeとして使うそうです。このICH10は2月18日にもお伝えした通りのスペック(10Gigabit Ethernet統合、プロセッサ負荷や消費電力の低減、PS/2とLPT廃止)が予定されています。

 次はチップセットつながりで、AMDはintel向けのチップセット開発を続けるそうです。

http://www.digitimes.com/NewsShow/MailHome.asp?datePublish=2007/3/1&pages=PD&seq=214

 AMDの販売・マーケティング担当副社長がインタビューで明らかにしました。AMDとATiの合併から、Radeon Xpress 1250がintel向け最後のチップセットなのではないかといわれてきましたが、今後ともintel向けチップセットの開発は続けるようです。これについては、AMDはいつでもオープンであり、他社との協業を制限したり投げ出したりするつもりはない、とのことです。

 AMDとしては出し続けるつもりはあるという意思表示ですが、問題はintelが仇敵AMDに引き続きバスライセンスを与えるかどうかで、生殺与奪はintelの気分次第ともいえそうです。

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2007年3月 1日 (木)

GeForce 8シリーズのAGP版はなし?とintelのプロセッサ値下げ前倒し情報

GeForce 8シリーズのAGP版はどうやらないみたいです。

http://www.vr-zone.com/?i=4704

2月24日の記事では検討中となっていましたが、これはなくなったみたいです。理由は単純にサポートできないということらしく、これによりG84, G86はPCI Expressのみとなります。また、G84とG86のリリース時の製品構成も決まったようで、G84GTS(G84-300), G84GT(G84-400)が4月、G86(G86-300)が5月後半のリリースとなります。

 AGPシステムでDirectX 10は夢に終わるのか、対抗馬のATiがR600(5月に伸びたみたいです)をベースにAGP版を出すのかはわかりません。確かに、AGPシステムだと搭載できるプロセッサの関係もあり、上位クラスのグラフィックチップを搭載したAGPボードが出ても、その性能をフルに活かすのが難しくなりつつあります(Opteron+AGPシステムか、変わり種のSocket AM2/LGA775+AGPくらいでしょうか?)しかし、AGPのユーザ数自体はまだまだ多いと思われるので、しばらくは出て続けてほしいものです。

 もう1点は、intelのプロセッサ値下げ前倒し情報です。

http://digitimes.com/mobos/a20070228VL201.html

 これによると、もともと4月22日に大幅な値下げを行う予定でしたが、2月の12日と17日にAMDがAthlon 64/X2の値下げを行ってから、これより前にローエンドと中堅向けを中心に値下げを行うそうです。例えば、Pentium D 820と915が5~10%程度値下げされ、$80程度になるそうです。

 1月31日の記事より、4月22日にはCore 2シリーズの値下げも予定されていましたが、これが前倒しされる形になります。

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