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2007年6月30日 (土)

Barcelona Opteron登場時期続報

 Barcelona Opteronの登場時期続報です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40680
http://www.vr-zone.com/?i=5091
http://www.tgdaily.com/content/view/32674/135/

 6月27日にBarcelona Opteronの登場時期とモデルナンバーについての記事を書きましたが、登場時期は9月10日を予定しており、登場時の最高周波数は2.0GHzであろう(すなわち2348(1.9GHz)と2350(2.0GHz))としています。10月には2352(2.1GHz)、2354(2.2GHz)、2356(2.3GHz)、2358(2.4GHz)が登場します。そして登場時はB1 Steppingになるようで、Q4/2007にはB2 Steppingにあがるとしています。

 というわけで、9月から10月にかけて出荷されるというスケジュールになっています。

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2007年6月29日 (金)

NVIDIA G92情報とRadeon HD 2600/2400のベンチマーク集、Tigertonの登場時期

 NVIDIA G92の情報です。

http://www.vr-zone.com/?i=5092

 G92はメモリバス256bit, 65nmプロセスで製造され、PCI Epxress 2.0に対応します。性能は8800 GTS~8600 GTSの間くらいとされており、G9xだからといって最上位シリーズというわけではないようです。

 先日NVIDIAのアナリスト向け説明会で、1TFlopsの演算能力を持つグラフィックチップを開発中という話がありましたが、記事ではこれがG90のことではないかと述べています。G9xのサンプルは9月、発表は11月あたりとされています。

 次はRadeon HD 2600/2400のレビュー集です。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=7878
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0706/28/news132.html

 Dailytechのリンク先には16カ所ものWebサイトでのレビュー記事があります。日本語だとIT mediaが取り上げています。ベンチマークの傾向は昨日の記事で書いた性能レベルからはさほど逸脱していないようです。

 最後は4コアXeon MPのTigertonの登場時期です。

http://digitimes.com/mobos/a20070628PD213.html

 TigertonはQ3/2007に登場とされていましたが、これが9月上旬と決まったようです。TigertonはQ4/2007までには出荷比率を55%にまで高め、現行のTulsaを一気に駆逐していきます。Processor Numberと仕様、価格を以下の表にまとめました。表の内容は4月15日から変化はありませんが、再度掲載しておきます。

Processor Number 周波数 L2キャッシュサイズ TDP 価格
Xeon MP 7300シリーズ(4コア)
X7350 2.93GHz 4MBx2 130W $2301
E7340 2.4GHz 4MBx2 80W $1980
E7330 2.4GHz 3MBx2 80W $1391
E7320 2.13GHz 2MBx2 80W $1177
E7310 1.6GHz 2MBx2 80W $856
L7345 1.86GHz 4MBx2 50W $2301
Xeon MP 7300シリーズ(2コア)
7220 2.93GHz 4MBx2 80W $1177
7210 2.4GHz 4MBx2 80W $856

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2007年6月28日 (木)

X38はNVIDIA SLIに対応か、Radeon HD 2600/2400発表と性能レベル

 X38はNVIDIA SLIに対応するそうです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40615

 6月11日の記事では、NVIDIAの商売上の問題もあって、intelチップセットではNVIDIA SLIは対応されないということでしたが、そうではなくなるようです。

 次は本日Radeon HD 2600/2400が発表されました。公式リリースから。

http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~118156,00.html

 紆余曲折はあったもののようやく発表です。出荷も開始されました。

 そのRadeon HD 2600/2400の性能レベルです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40612

 これによると、Radeon HD 2600 XTはGeForce 8600 GTSには及ばないものの、8600 GTと拮抗し、2600 Proは8500 GTより高速(高解像度では差が縮まる)、2600 XTは8600 GTよりやや高速、2600 XT CrossFireと8600 GT SLIではCrossFireの圧勝ということになっています。

 明日以降国内PCニュース系Webサイトでもベンチマークが行われると思います。

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2007年6月27日 (水)

Barcelona Opteronの価格情報

 Barcelona Opteronの登場時期と価格です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40606

 以下の表にまとめました。2354だけチャネル向けで8月となっています。また8-Way用の価格もあり、8356($1,550), 8354($1,190), 8352(未定), 8350($1,025), 8348($790)となっています。

モデルナンバー 周波数 TDP 価格 登場時期
2360 2.5GHz 120W 未定 11月
2358 2.4GHz 120W $1180 11月
2356 2.3GHz 95W $795 11月
2354 2.2GHz 95W $610 8月
2352 2.1GHz 95W $450 11月
2350 2.0GHz 95W $390 9/11
2348 1.9GHz 95W $320 9/11

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2007年6月26日 (火)

NVIDIA MCP 73は出荷時期未定とHybrid SLI、intelロードマップ情報

 NVIDIA初のintel向けグラフィック統合チップセットは、まだリリース時期が明らかになっていないそうです。

http://digitimes.com/mobos/a20070626PD209.html

 これはMCP 73(GeForce 7050 nForce 630i)で、当初は5月の出荷が予定されていました。しかし、マザーボードベンダの話として、いまだに量産前の段階にあり、出荷時期は不透明になっているということです。NVIDIAはMCP 73のサンプルを数日中にマザーボードベンダに送付する予定であり、今月末までに最終版を出荷できれば8月に発表、それができなければ商機を過ぎてしまうであろうとしています。

 MCP 73は80nmプロセスで、GeForce 7050のグラフィックを統合しDirectX 9.0c, Shader Model 3.0, HDMI/HDCPに対応します。メモリチャネルは1chのみで、これが内蔵グラフィックの性能に影響を与えそうです。

 もう1点は、NVIDIAがHybrid SLIなるテクノロジを用意しているそうです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40570

 これはAMDのPower XPress(バッテリ運用時は内蔵グラフィック、ACアダプタ運用時は外部グラフィック)の対抗版みたいなもので、NVIDIAのアナリスト向け説明会で明らかになりました。登場はAMDのPower XPress(来年予定)より少なくとも一四半期早く登場するそうです。

 対象はMXMボードを使ってSLIを実現する、19インチLCDなどの大型ハイエンドノートPC(というよりもはやラップトップPC)です。基本的な動作はPower XPressと同じで、バッテリ運用時には内蔵グラフィックが動作し、ACアダプタ運用時には外部グラフィックに切り替わります。ここでPower XPressと違うのは、内蔵グラフィックは動作したままになり、外部グラフィックを支援するそうです(どう支援するかは書かれてない)内蔵グラフィックが生きたままということから、当然消費電力は少し上がります。

 ノートPCでNVIDIA SLIというのはほとんど見かけないような構成であり、しかも消費電力云々を気にするようなサイズの装置ではないような気がしますが、応用はいろいろできそうです。

 最後はintelロードマップ情報です。

http://www.tgdaily.com/content/view/32624/135/

 記事に書いてあることは既報が多いのですが、その中でも新しいものをかいつまんでみます。まずPenrynは最高3.33GHzという周波数で登場するそうです。現在より333MHzの向上です。モバイル版はQ1/2008の登場、そしてPenrynの次の世代はGainstownなるプロセッサが登場し、これは45nmで8コア、4コアの2チップを1パッケージにおさめたマルチチップモジュールの形をとり、ソケットのピン数は1366となります。

 その他を簡単にまとめると、YorkfieldがQ4/2007、WolfdaleはQ1/2008に登場し、モバイル用ではCore 2 Duo T7800(2.6GHz)とT7900(2.8GHz)の登場が予定されています。

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2007年6月25日 (月)

シングルコアAthlon 64シリーズ終焉へとCore 2 Duo E6750ベンチマーク

 シングルコアのAthlon 64シリーズはついに終焉に向かうようです。

http://digitimes.com/mobos/a20070625PD202.html

 記事によると、65nmの3500+/3800+/4000+の受注をすでにやめたそうです。90nm版Athlon 64についてはまだ受注を行っているものの、その量は非常に少ないとされています。このシングルコアのローエンドラインには、65nmでTDP 45WのSempron(Sparta)シリーズのLE-1300 (2.3GHz/512KB L2), LE-1250 (2.2GHz/512KB L2), LE-1200 (2.1GHz/512KB L2), LE-1100 (1.9GHz/256KB L2), LE-1150 (2.0GHz/256KB L2)の5種類が9月に登場します。

 シングルコア・ローエンドのラインは、6月21日の記事にも書いたようにQ1/2008にAM2+のSpicaが登場し、H2/2008にはその後継に45nmでAM3となるSargasが登場します。

 今度はCore 2 Duo E6750のベンチマーク記事です。

http://techgage.com/article/intel_core_2_duo_e6750_preview/
http://www.anandtech.com/cpuchipsets/intel/showdoc.aspx?i=3012

 Core 2 Duo E6750は7月22日登場予定でFSB 1333MHzで2.66GHz、そのほかはE6700と共通です。AnandtechはE6420とE6700とAthlon 64 X2 6000+/5600+、TECHGAGEはCore 2 Quad Q6600及びE6600と比較しています。

 詳細はリンク先をご覧いただくとしますが、FSB以外が同じということもあって、基本的にはE6750とE6700の性能差は誤差程度に収まっています。

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2007年6月24日 (日)

Phenomシリーズは11月に登場とAthlon 64 X2実質的値下げ

 AMDのPhenomシリーズは11月発表になったようです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20070622PD217.html

 6月15日の記事でも紹介したとおり、FX-80, GS-6550, GP-7000/7100の4種がQ4/2007に登場予定となっていますが、9月と10月に量産試作品、11月に出荷というスケジュールになっているようです。

 もう1点はAthlon 64 X2が実質値下げで販売され始めています。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070623/etc_athlonpd.html

 6月6日の記事で7月9日に値下げが行われる(Athlon 64 X2が20%程度、Athlon 64が15%程度、Sempronが15%程度)と書きましたが、これを先取りした動きであるようです。ただし実売価格が下がっているわけではなく「実質」値下げで、ポイント還元率を20%など大幅に上げたり、マザーボードとのセット価格を割引するといった形になっています。

 本当に値下げされる前の在庫処分に向けた動きと思われます。

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2007年6月23日 (土)

WolfdaleのES品テスト結果

 WolfdaleのES品をテストした結果が出ています。

http://www.fx57.net/?page_id=736

 このテストで使用されているのは2.66GHz/FSB 1333MHz, L2キャッシュ6MBのもので、マザーボードはASUS P5K Deluxeが使われています。CPUIDは10671h(Family 6, Extended Model 17, Stepping 1)で、Conroe-Lと同じ拡張形式をとります。詳細はリンク先をご覧ください。intelの45nm品は順調に仕上がりつつあるようです。

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2007年6月22日 (金)

Barcelona Opteronのモデルナンバー決定、PhenomはB2 Steppingから、AMDファブレス化計画否定

 Barcelonaのモデルナンバーが決まったみたいです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1583&Itemid=1

 以下の表にまとめました。BarcelonaはB1 steppingで登場します。いずれもL2キャッシュは512KBx4, L3キャッシュは2MB, HyperTransport 1.0で1GHzとなります。

Opteron 2000シリーズ
モデルナンバー 周波数
2268 2.40GHz
2266 2.30GHz
2264 2.20GHz
2262 2.10GHz
2260 2.00GHz
2258 1.90GHz

 そしてデスクトップ用はB2 Steppingで登場するそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1584&Itemid=1

 デスクトップ用のPhenomシリーズはQ4/2007から登場しますが、これに適用されるB2 Steppingは2.8GHzまで周波数を上げられるとしています。

 というわけで、K8の登場当初と同じように、Opteronが先行して登場する代わりに何かしらの問題ありのSteppingと低周波数で登場し、デスクトップ用でいずれも改善されるという流れになります。

 最後はまたAMD関連ですが、AMDがファブレス化計画について否定しています。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40497
http://techreport.com/onearticle.x/12718

 6月20日の記事でAMDはチップ製造をTSMCなど外部に委託し、ファブレスへ向かう計画を考えていると書きましたが、AMDの独部門が独語Webサイトに語った話で、これを否定しました。その話として、Dresden(Fab30と36)は主にプロセッサの開発・製造の拠点としてそのまま残るものであり、先日のファブレス化の噂は根拠のないものだとしています。

 例によってAMDは否定しましたが、実際のところはK10 Familyの売り上げ如何ともいえるので、AMDにはしっかりしてもらいたいところです。

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2007年6月21日 (木)

AMDの今後のロードマップ、AcerとECSがShuttle買収を検討、NVIDIA MCP78登場時期

 AMDの今後のロードマップです。

http://www.vr-zone.com/?i=5078

 K10 Familyは6月15日と同じです。よくまとまっているので、これを表にしてみました。

セグメント

Q3/2007

Q4/2007

Q1/2008

H2/2008

ハイエンド

-

Phenom FX
65nm, Agena FX, 4コア, HT 3.0, L2 512KBx4, L3 2MB, DDR2

FX-80 : 2.2-2.4GHz, 3.2GHz HT, AM2+

FX-91 : 2.4-2.6GHz, 3.6GHz HT, 1207+
FX-90 : 2.2-2.4GHz, 3.2GHz HT, 1207+

Denab FX

45nm, 4コア, 1207+/AM3/AM2+, HT 3.0, L2 1MBx4?, L3 3MB?, DDR2/3

パフォーマンス・4コア

Athlon 64 X2

6000+ : 3.0GHz, 89W

Phenom X4

65nm, Agena, 4コア, AM2+, HT 3.0, L2 512KBx4, L3 2MB, DDR2, 89W

GP-7100 : 2.2-2.4GHz
GP-7000 : 2.0-2.2GHz

<-

Denab

45nm, 4コア, AM3/AM2+, HT 3.0, L2 1MBx4?, L3 3MB?, DDR2/3

パフォーマンス・2コア

-

Phenom X2

65nm, Kuma, 2コア, AM2+, HT 3.0, L2 512KBx2, L3 2MB, DDR2, 65/89W

GS-6550 : 2.0-2.4GHz, 3.6GHz HT

GP-6800 : 2.4-2.8GHz, 4.0GHz HT
GP-6650 : 2.2-2.6GHz, 3.6GHz HT

Propus

45nm, 2コア, AM3/AM2+, HT 3.0, L2 1MBx2?, L3 3MB?, DDR2/3

低消費電力版

Athlon X2

BE-2400 : 2.3GHz

<-

Phenom X2

65nm, Kuma, 2コア, AM2+, HT 3.0, L2 512KBx2, L3 2MB, DDR2, 45W

GE-6600 : 2.3GHz, 3.4GHz HT
GE-6500 : 2.1GHz, 3.2GHz HT
GE-6400 : 1.9GHz, 3.2GHz HT

<-

メインストリーム

-

-

Rana

65nm, 2コア, AM2+, HT 3.0, L2 512KBx2, DDR2

2.1-2.3GHz

Regor

45nm, 2コア, AM3/AM2+, HT 3.0, L2 1MBx2?, DDR2/3

ローエンド

Sempron

65nm, Sparta, 1コア, AM2, HT 2.0, L2 256/512KB, DDR2, 45W

LE-1300 : 2.3GHz, L2 512KB
LE-1250 : 2.2GHz, L2 512KB
LE-1200 : 2.1GHz, L2 512KB
LE-1150 : 2.0GHz, L2 256KB
LE-1100 : 1.9GHz, L2 256KB

<-

Spica

65nm, 1コア, AM2+, HT 3.0, L2 512KB, DDR2

Sargas

45nm, 1コア, AM3/AM2+, HT 3.0, L2 1MB?, DDR2/3

 もう1点は業界動向です。AcerとECSがShuttleの買収を検討しているそうです。

http://digitimes.com/systems/a20070621PD205.html

 市場で流れている噂です。Shuttleは身売りを考えており、その候補としてAcerとECSの2候補が挙がっているということです。しかし、ECSは2006年にTatungのデスクトップ部門とノートベンダのUniwillを買収し、2007年の目標として事業の上下統合、最終的には3事業部門に統合することを目指しており、ECSが今ここでShuttleを買う意義が見出せないとECSの関係者は話しています。

 Acerはといえば小型PCの強化を考えており、キューブ型PCに強みを持つShuttleを買収する意義があるのではないかと見られています。しかし、これについてAcerはコメントを拒否しています。

 最後はNVIDIAのMCP78が10月に登場するそうです。

http://digitimes.com/mobos/a20070621PD202.html

 MCP78は次世代グラフィック統合AMD向けチップセットで、AM2+、HyperTransport 3.0, HDMI, PCI Express 2.0, DisplayPortに対応します。NVIDIAは最近そのひとつ前となるMCP68を発表しましたが、出荷が遅れ、その間にAMDの690Gが登場して競合できるような仕様ではなくなったため、マザーボードベンダはMCP68の採用を見合わせるだろうとしています。

 NVIDIAとしてはマザーボードベンダの信頼を取り戻すため、AMDの780Gより前にMCP78を出荷する計画であるそうです。

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2007年6月20日 (水)

AMDのファブレス化計画とBarcelonaは予定通りと強調、Pentium E2180登場

 AMDがチップ製造から撤退するなどという話が出ています。

http://www.infoworld.com/article/07/06/18/Analysts-skeptical-AMD-outsourcing_1.html

 アナリストの見方です。AMDはコスト削減の一環として、チップ製造から手を引き、2008年にはこれをすべて外部委託するつもりであるといいます。これについてAMD広報担当は「製造よりもチップの設計に注力しているのは確かだ」と答えています。AMDはチップ製造の外部委託へ向けて動きつつあり、2006年には65nmチップ(Athlonなど)の製造委託の計画を発表したり、R600の製造をTSMCに委託したりしています。

 記事では赤字額など具体的な数字も書いてありますが、要点としてはただでさえ苦境の中、さらに工場の設備投資などで金がかかり、会社の赤字額が膨らみかねないので、これを全部外に出して設計に注力する、ということです。

 しかし元記事のタイトルにもあるとおり、アナリストとしては「確かにコスト削減にはなるが・・・」と懐疑的な見方をしています。ただ、自社製造によるメリット(設計側の意図が伝えやすい)もあり、実際にどうなるのかは追っていく必要があります。

 そのAMDの次がかかっているBarcelonaですが、予定通りだと主張しています。

http://www.tgdaily.com/content/view/32533/135/

 AMDの広報担当の話として、「Barcelonaは当初の予定通りQ3/2007には出すつもりであり、それを採用したサーバやワークステーションをすぐに出荷できるであろう。デスクトップ用はBarcelonaの発表時期次第なものの、60~90日後にはリリースできる」としています。

 「狼少年」にならなければいいのですが。。。まあ6月15日の記事にもあったように、年内にはデスクトップ用もいくつか出せるでしょう。

 最後はPentium E2180が登場するそうです。

http://www.vr-zone.com/?i=5063

 Pentium E2180の登場は8月26日、2.0GHzでFSB 800MHz、L2キャッシュが1MB、価格は$84が予定されています。E2180の登場にあわせ、8月26日にはE2160が$84から$74に値下げされます。

 E2160でももう数千円追い銭すればCore 2 Duo E4300が買えることから、思ったほど人気が出ていないPentium Dual-Coreですが、再来月には2GHzに到達するようです。

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2007年6月19日 (火)

Itanium 2の今後の動向と45nm版Xeonの仕様

 今回はサーバ用プロセッサの中長期的な話です。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=7697

 intel Enterprise groupのvice presidentが、Itanium 2の今後の計画について明らかにしました。

 現行のItanium 2は2コアのMontecitoでシステムバスはFSB 400/533MHzでしたが、Q4/2007にはMontvaleが登場し、FSBは667MHzに向上します。MontvaleはMontecitoの改良版で、システムバスの高速化や安定化、マイナーアップデートが主な更新内容となっています。

 また、最近のロードマップでは、Q4/2007にはMontvaleがItanium 2全体のうち25%を占め、Q1/2008には40%まで一気に出荷比率が高まります。Montvaleは90nmで、L3キャッシュが24MB、最高1.66GHzで動作します。Montvaleの次はTukwilaが2008年後半に登場し、Montvaleより2倍高速・メモリコントローラ統合とされています。

 Tukwilaは前述のメモリコントローラ統合のほか、CSI(Common System Interface)を採用する初のプロセッサとなります。このCSIは将来、すでに言われているようにXeonにも展開されていきます。Tukwilaではその他にもDouble Device Data Correction(DDDC)という信頼性向上機能を実装し、これはシステムがダウンしたことによるメモリ障害の保護機構とされています。メモリモジュール自体に障害が発生しても、DDDCは不良が起こったメモリ素子をマークするといったことも可能だそうです。

 その後新アーキテクチャを採用したPoulsonが登場し、これは32nmで製造されコア数は現在より多い(4コア以上?)とされています。

 ここでちょっと余談ですが、MontvaleからFSB 400MHz版がなくなるため、長いことItanium 2用のintel自身のチップセットとして出荷されてきたE8870は対応できなくなります。OEMがMontvaleを採用したサーバを開発する場合、チップセットもあわせて独自開発しなければならなくなります。 もっとも、Itanium 2を採用するメーカは、基本的にはどこも独自チップセットを開発できる能力を有するところばかりであるため(日本電気、富士通、日立製作所、 Hewlett Packardなどいわゆるメインフレーマ)、これはあまり問題にはならないと思われます。

 もともとintelは、Montecito用のBayshoreというE8870の後継チップセットを計画しており、これはFSB 400MHz以上、PCI Express、DDR2-SDRAMに対応といわれてきました。しかしこれはキャンセルとなり、結局OEMがチップセットを独自開発するか、E8870 でFSB 400MHz版Itanium 2を使うかという状況になりました。

 Itanium 2は一般ユーザには馴染みがありませんが、動向として紹介しておきます。

 今度はサーバ用でもぐっと身近になるXeonの話題です。Harpertown/Wolfdale-DPの仕様が出ています。

http://www.vr-zone.com/?i=5066

 いずれもFSB 1333MHz、L2キャッシュはHarpertownが12MB、Wolfdale-DPが6MBです。他はIntel 64、Demand Based Switching、XD bit、VTに対応します。動作周波数やTDP、Processor Numberはまだ未定です。

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2007年6月18日 (月)

BarcelonaのリリースはQ4/2007に延期になるものの周波数問題も解決か

 Barcelonaですが、やはりQ4/2007にリリースが伸びたようです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1507&Itemid=1

 現在のB0コアはバグがいろいろ残っており、これのリビジョンアップが必要になったことによりQ3からQ4に延期となったようです。このリビジョンアップがB1になると思われます。

 そして周波数問題もいわれているBarcelonaですが、どうやらどうにかなりそうという話です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1509&Itemid=1

 現在のK10 FamilyはTDP問題は特に抱えておらず、1.6GHzだとフルスピードでも32度というぬるい温度で走っているそうです。これにより、BarcelonaとAgenaは最高2.4GHzで登場させることができ、このコアは2.8GHzまで高められるということです。しかも、2.8GHzでもTDPは特に問題ない範囲に収まるそうです。

 6月15日に紹介した記事より、すでにデスクトップ用の多くのリリースがQ1/2008にスリップしており(年内登場はGS-6550とGP-7000/7100, FX-80の4種の予定)、また周波数は2.2GHz以上となっていることから、K10の出荷自体は遅れたものの、周波数問題はどうにかなったみたいです。

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2007年6月17日 (日)

Santa Rosa版Core 2 Duoの値下げ情報

 値下げ情報が続いているintelのプロセッサですが、今度はSanta Rosa用Core 2 Duoです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20070614PD216.html
http://www.vr-zone.com/?i=5064

 intelは9月2日に一部のプロセッサの値下げを行う予定であり、Core 2 Duo T7700(2.4GHz, FSB 800MHz, L2キャッシュ4MB)とT7500(2.2GHz, FSB 800MHz, L2キャッシュ4MB)が対象となっています。T7700は$530から$361、T7500が$316から$241に下がります。そのほか、Merom-LiteのCeleron 540("Celeron M"ではなくなりました)が$134から7月8日で$107、9月2日には$84に下がります。

 VR-Zoneの記事ではその他のプロセッサの登場情報も掲載しています。リンク先の表をハイパーテキストにしてにまとめました。表の項目で、"-"となっている部分はその段階では未登場(逆に言えば価格が表示されている時期から登場する)、"->"は同価格継続であることを示します。

 Santa Rosa版Core 2 DuoやCore 2 Extremeの価格を気にしているのは、Santa Rosa DesktopやノートPCのベアボーンを検討しているようなユーザだと思いますが、参考までにご紹介しておきます。

プロセッサブランド Processor Number 周波数 FSB L2キャッシュサイズ 価格・現在 価格・7/8 価格・9/2
Core 2 Extreme X7900 2.8GHz 800MHz 4MB - - $851
X7800 2.6GHz 800MHz 4MB - $851 ->
Core 2 Duo T7800 2.6GHz 800MHz 4MB - - $530
T7700 2.4GHz 800MHz 4MB $531 -> $361
T7500 2.2GHz 800MHz 4MB $316 -> $241
T7300 2.0GHz 800MHz 4MB $241 -> ->
T7250 2.0GHz 800MHz 2MB - - $209
T7100 1.8GHz 800MHz 2MB $209 -> ->
Core 2 Duo(低電圧版) L7700 1.8GHz 800MHz 4MB - - $316
L7500 1.6GHz 800MHz 4MB $316   $284
L7400 1.5GHz 667MHz 4MB $316 -> ->
L7300 1.4GHz 800MHz 4MB $284 -> ->
L7200 1.33GHz 667MHz 2MB $284 -> ->
Core 2 Solo(超低電圧版) U2200 1.2GHz 533MHz 1MB - - $262
U2100 1.06GHz 533MHz 1MB - - $241
Celeron(Merom-Lite) 550 2.0GHz 533MHz 1MB - - $134
540 1.86GHz 533MHz 1MB - $134 $107
530 1.73GHz 533MHz 1MB $134 $107 $86

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2007年6月16日 (土)

AMD次世代ハイエンドはRV670の2チップボードとNVIDIA G92情報

 今回は打って変わってグラフィックボードの話題です。AMDの次世代ハイエンドは2チップボードになるそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1483&Itemid=1

 RV670を2個搭載したボードとなり、これはプリント板を2枚重ねたGeForce 7950 GX2のような実装なのか、1ボードに2チップ載せたものなのかは分かりません。登場はQ1/2008とされています。RV670は2チップが可能とされており、それによりできる芸当です。

 記事でも指摘していますが、これがハイエンドとはRage Fury MAXXの再来そのもので、とりあえずR700が出るまでのつなぎと見るべきでしょう。

 次はNVIDIAで、G92の話題です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1482&Itemid=1

 G92はG80のマイナーチェンジとされ、65nmで製造されます。インタフェースはPCI Expres 2.0となり、コアクロックは600MHzを超えるそうです。登場はQ4/2007、クリスマス商戦には間に合わせるそうです。

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2007年6月15日 (金)

Phenomシリーズ含めた新モデルナンバー情報とBarcelonaはまだ苦戦

 Phenomシリーズ含めた、今後の新しいモデルナンバー情報です。

http://www.hardspell.com/english/doc/showcont.asp?news_id=831

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40347

 Phenomシリーズからモデルナンバーが従来のPentium 4を意識したものから変わりますが、その詳細です。以下のようになります。

ブランド層 クラス/モデル
Phenom FX FX-8x/9x
X4 GP-7XXX
X2 GS-6XXX
Athlon X2 LS-2XXX
Sempron - LE-1XXX

 モデルナンバーの命名規則は以下の通りです。これも表にまとめました。分かりやすいように色をつけてあります。

モデルナンバーの命名規則
クラス(一文字目) G ハイエンド(X2, X4)
B 中堅(X2)
L ローエンド(シングルコア、X2)
TDP(二文字目) P 65W以上
S 65Wまで
E 65W以下
シリーズ/モデル

シリーズ:4桁目の7/6/2/1
モデル:残りの下3桁

7XXX Phenom X4
6XXX Phenom X2
2XXX Athlon X2
1XXX Sempron

 例えば、GS-6650とは、ハイエンドで2コア、TDP 65Wまでという風になります。実際の製品はGS-6550, GP-7000/7100がQ4/2007、GP-6800とGS-6650、GE-6600/6500/6400がQ1/2008に登場予定となっています。周波数は7100が2.2~2.4GHz、7000が2.0~2.2GHz、6800が2.4~2.8GHz、6650が2.2~2.6GHz、6550が2.0~2.4GHzとなっているそうです。

 最上位のPhenom FXは従来のFX-xxのモデルナンバーを踏襲し、FX-80とFX-9xの2つのラインを抱えます。FX-80はAM2+で2.2~2.4GHz、FX-9xは1207+で2-Way用(QuadFX)でFX-90が2.2~2.4GHz、FX-91が2.4~2.6GHzです。登場はFX-80が11月か12月、FX-90/91がQ1/2008となっています。FXラインのTDPは明らかになっていません。

 出荷比率についてですが、Q1/2008の段階ではローエンド以外で10%、後にローエンド向けにRanaを投入することで合計20%、Q1/2008中には全体の60%を超えるとされています。

 ついに明らかになったモデルナンバーの命名規則ですが、細かい仕様が分かりやすくなったように思えます。これまでのもはや相対指標でしかなくなった4XXX+/5XXX+/6000+よりは好感が持てるような気がします。

 ところで、ここでも何度か記事にした通り、Barcelonaの周波数問題が言われているのですが、やはりデスクトップ用含めて年末までにどうにかするんでしょうか?

 そのBarcelonaですが、まだ苦戦しているようです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1484&Itemid=1

 B0コアは周波数は問題ないものの大きなバグを抱えているようで、B1コアにならないと量産には踏み切れないようです。

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Xeonの値下げやや遅れるとYorkfield Core 2 Extremeが年内登場

 Core 2に続くXeonの値下げですが、これが当初予定されていた日よりずれるそうです。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=7676

 当初の予定では7月22日とされていましが、これが29日と1週間後になるようです。Core 2の値下げは22日から変更はありません。またXeon X5365(3GHz, FSB 1333MHz, L2キャッシュ4MBx2)とL5335(2.0GHz, FSB 1333MHz, L2キャッシュ4MBx2)は出荷が8月12日にずれたようです。価格表を以下にまとめておきます。価格そのものは3月17日に紹介した内容から変更はありません。

2-Way 4コア Xeon
Processor Number 周波数 L2キャッシュ FSB 7/29の価格(X5365/L5335は8/12)
X5365 3.00GHz 4MBx2 1333MHz $1172
X5355 2.66GHz 4MBx2 1333MHz $744
E5345 2.33GHz 4MBx2 1333MHz $455
E5335 2.00GHz 4MBx2 1333MHz $316
E5320 1.86GHz 4MBx2 1066MHz $256
E5310 1.60GHz 4MBx2 1066MHz $209
L5335 2.00GHz 4MBx2 1333MHz $380
L5320 1.86GHz 4MBx2 1066MHz $320
L5310 1.60GHz 4MBx2 1066MHz $273

 もう1点はデスクトップ用のYorkfieldなどの情報です。

http://www.dailytech.com/Intel+Adds+Yorkfield+Core+2+Extreme/article7674.htm
http://www.reghardware.co.uk/2007/06/14/intel_readies_45nm_gaming_cpu/

 intelの最新ロードマップによると、YorkfieldベースのCore 2 ExtremeとCore 2 Duo E4000シリーズの新規品が追加になったそうです。このYorkfield Core 2 ExtremeはFSB 1333MHzで、新機能Trusted Execution Technology(TXT)に対応します。新規品のCore 2 Duo E4000シリーズとはE4600で、2.4GHzでFSB 800MHz、価格は$133とされています。E4600の登場により、E4500は$113に値下がりします。いずれもQ4/2007に登場予定です。

 また登場が近いプロセッサでは、Core 2 Extreme QX6850がQ3/2007に登場します。これは3GHzでFSB 1333MHz、L2キャッシュは4MBx2です。

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2007年6月14日 (木)

AMDの7シリーズチップセット登場時期とデスクトップでのRobson

 AMDのAM2+プラットフォーム用のチップセット7シリーズですが、これは2H/2007に登場するようです。


http://www.digitimes.com/mobos/a20070613PD209.html

 Computex Taipei 2007でRD790を搭載したマザーボードがいくつか展示されていましたが、出荷時期は2H/2007となったようです。7シリーズはハイエンドのRD790、メインストリームのRX780、グラフィック統合モデルではDirectX 9世代を統合したRS740とDirectX 10とUniversal Video Decoderに対応したRS780の4種類があります。RX780とRS740はQ3/2007、RD790とRD780はQ4/2007に登場とされています。いずれもSouth BridgeにはSB600かSB700が対応します。

 ここで昨日触れたintel向けチップセットの話題もあり、当初予定していたRD700/RS700/RC710の3種はすべてキャンセルとなったようです。というわけで、intel向けはやはり現行品の出荷継続にとどまることになります。

 もう1点は同じくDIGITIMESから。デスクトップでのintel Turbo Memory(Robson)について、マザーボードベンダは乗り気ではないようです。

http://www.digitimes.com/systems/a20070613PD210.html

 intelはSanta Rosa Platformで導入したTurbo Memoryを、デスクトップ向けにも投入するつもりのようです。実装方法としてはNANDフラッシュをマザーボードにオンボードとするか、PCI ExpressのTurbo Memoryボードを装着する形になります。デスクトップの場合はコストの問題から、後者が多く採用されそうです。

 しかし、いくつかのマザーボードベンダは「Turbo Memoryといっても大して速くはならない」として、ハイエンド層にしか受けないと考えているようです。とはいえ、多くのベンダはマザーボードにTurbo Memory対応(主にBIOS)を行うようです。

 このTurbo Memory、メモリ容量が少ないシステムでは効果を発揮するものの、逆にメモリ容量が多い場合には大して高速化されないようです。メモリスロットが少ないノートPCならともかく、ATXのマザーボードなら大抵はDIMMが4スロットある上(すなわち多くのメモリを搭載できる)、メモリの価格が非常に安くなっていることもあって、Turbo Memoryの効果を疑問視するのは当然かなという気がします。

 ちなみに次世代のTurbo Memory 2.0では50nmのNANDフラッシュを用い、最大8GB(現在512MBと1GB)まで増加するようです。

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2007年6月13日 (水)

Core 2 Duoの値下げが9月にとBarcelonaはやはり遅れる?

 Core 2 Duoが値下げされるようです。

http://www.fx57.net/?page_id=718
http://www.statesman.com/business/content/business/stories/technology/06/13/13intel.html

 9月2日に予定されており、24~32%程度の結構大きい値下げ幅となるようです。また、Core 2 Quad Q6600は7月22日に$266の値下げとなります。

 もう1点は、やはりBarcelonaは遅れるのではないかという見方です。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20070612143452.html

 アナリストの見方です。もともとはCrayのOpteronスーパーコンピュータXT4の出荷が、Barcelonaの出荷遅れによりまずい状態に陥りかねないという話で、AMDは即座にBarcelonaの遅れについては否定しています。現在でもAMDは夏にはBarcelonaを出荷すると主張していますが、実際には、Q4/2007にならないと量産にならないというのが多くの見方となっています。

 これまでの記事から考えるに、少なくとも7月には出ないだろうということでしょうか。7月に発表だけして一部ベンダ向けにごく少量出荷、量産とエンドユーザの入手は9月以降というのは十分にありえます。

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2007年6月12日 (火)

NVIDIAの65nmチップとBarcelonaのB2リビジョン、AMDのintel向けチップセット出荷は継続

 NVIDIAの65nm製造の次世代グラフィックチップがテープアウトしていたそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1420&Itemid=1

 これはD8Mという名前がついており、Dはデスクトップ用、8は第8世代、Mはメインストリーム用という意味だそうです。このチップはPCI Express 2.0をインタフェースとし、HD DVDやBlu-rayの再生支援機能を有します。出荷予定は今年9月となっています。

 もう1点で、昨日Barcelonaのリビジョンについての記事を紹介しましたが、さらにリビジョンアップしたそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1424&Itemid=1

 これによると、Computex Taipei 2007で行われたデモのBarcelonaのリビジョンはB0であり、これはバグだらけであったものの、新たにB2というものを用意しているそうです。

 そのAMDに関連した話で、AMDはintel向けのチップセットの出荷を続けるようです。

http://www.pcworld.com/article/id,132751-c,graphicschips/article.html

 Computex Taipei 2007でのPhil Hester CTOの話によるものです。これはビジネス的に意味のあるものであり、市場的にもまだ見込みがあるから、ということだそうです。ただ、intelプロセッサ向けチップセットの出荷を継続するとは発言しているものの、intel向けの新規のチップセット開発を行うとは発言しておらず、結局のところ「既存顧客用」の意味合いが強い感じがします。

 この記事ではFusion(2009年登場予定)の話や、Fusionが出たとしても外部グラフィックチップをやめるわけではないというHester CTOの話も書かれています。

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2007年6月11日 (月)

intelのNVIDIA SLI対応如何とBarcelonaの動作周波数問題

 intelプラットフォームでのNVIDIA SLI対応如何に関する話題です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40234

 Xeonの次世代ワークステーションプラットフォームであるSeaburg(FSB 1600MHz, PCI Express 2.0 x16が2本, Harpertown/Wolfdale-DP対応)ではNVIDIA SLIの対応が予定されていましたが、NVIDIAの関係者に聞いた話として、SLIライセンスのintelへの供与を強く否定したとのことでした。

 この記事ではいろいろ書かれていますが、要点としてはX38やSeaburgがNVIDIA SLIをサポートしてしまうと、NVIDIAチップセットの売りがなくなってしまうから、ということです。またintelもNVIDIAも、XeonワークステーションでのnForce投入について否定もしていません。

 実際にどうなるのかは分からないのがこの世界ですが、こういう見方があるということでご紹介します。

 対するAMD Barcelonaについて、Computex Taipei 2007で聞くことができた話です。

http://www.anandtech.com/tradeshows/showdoc.aspx?i=3006&p=1

 この記事では、先月AMDが行ったBarcelonaのデモに関する話題や、動作周波数の問題などについて触れられています。ここではデモと動作周波数の問題について触れます。

 まずは先月のデモに関連する話題について。この記事の筆者がBarcelonaのシステムを試したそうですが、それによるとこのシステムのマザーボード、最低限のHyperTransportの機能しかなく、メモリの動作周波数はDDR2-667止まり、大抵のグラフィックボードが動作しない、しかもメモリ性能は非常に低いものであったそうです。メモリ性能に関してはBIOSの問題であり、近い将来修正されるそうです。

 よって、性能は非常に悪いものであった、ということだそうです。要するにまだまだ本調子ではなかったということだそうですが、こういう話を聞くと性能面について不安になってきます。

 もう1点は動作周波数についてです。Computexで行われていたデモのBarcelonaの動作周波数は1.4GHzと1.6GHzで、後者はB01 steppingだったそうです。AMDのTier-1の範疇とされるサーバパートナーには、すでに1.8GHzのサンプルが配布されているそうですが、現段階ではこれが最高周波数となっています。9月には2.0GHzに到達させるつもりのようですが、AMDのパートナーによると晩夏には2.3GHzになるのではないかという話も出ています。

 また、マザーボードベンダに「公式発表までに、Barcelonaのシリコンはあと何回くらいリビジョンアップされるのか?」という話をしたところ、少なくともあと2回という見方と、B01のあと1回で済むのではないかという見方に割れています。次のリビジョンの歩留まりが良好ならば、AMDは7月にまずは1.6~1.8GHzでリリースするのではないかと見られています。

 ここで大方の意見として、AMDは少なくとも2.0~2.3GHzくらいの周波数のシリコンが取れるまでは、市場に製品を出さないのではないかと言われています。もしくは9月に発表を遅らせ、量産は11月に入らないと行えないという意見もあります。最悪のシナリオでは、Agenaの出荷がQ1/2008までずれ込み、もうちょっとましな場合には、どうにかクリスマス商戦には間に合うだろうとも言われています。

 他のパートナーの見方を紹介すると、Q2/2008まで2.3~2.4GHzのプロセッサは出てこないという説や、初期のsteppingのコアで1.8GHzから2.5GHzに簡単にオーバークロックできたという話などもあります。

 なんにせよ、ここで明らかになったことは、ComputexのデモでのBarcelonaの動作周波数は2.0GHzを切っていたということ、動作周波数に関してはいろいろな意見があるものの悲観的な見方が多いということです。ロードマップ上Q1/2008に登場予定の2.9GHz品など、このような状態だと予定通りというのは絵空事なのではないかとも記事では指摘しています。

 6月7日の記事でも当初は周波数は低めと言われていましたが、より突っ込んだ情報となります。やはり周波数の向上に苦慮しているようですが、K8初期と同じような問題にあたっているように見えます。時間が解決するでしょうが、intelのPenryn世代は周波数が現行の65nm世代よりさらに向上すると言われており、AMDとしてはあまり悠長には構えていられないでしょう。

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2007年6月10日 (日)

intel SkultrailにDDR3を採用か?とAMD 55nmデスクトップ用グラフィックチップ情報はがせ説

 intelの2-Wayプロセッサのゲーマー向けシステムSkulltrailですが、システムメモリにDDR3を使うという噂があります。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1398&Itemid=1

 Computex Taipei 2007で聞いた話として、SkulltrailではFB-DIMMではなくDDR3-SDRAMを使用するそうです。これ用にチップセットを新たに起こすとしています。

 ところで昨日紹介したAMDの55nmのデスクトップ用グラフィックチップ情報ですが、すべてがせねただったという話です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1385&Itemid=1

 これはVR-Zoneで出てきた記事ですが、AMDに近い情報筋の話として、そのようなものは存在しないということでした。AMDはR650/R670/R680といった偽の情報を流して誰が漏らしたのか調べていたようで、どうやらその犯人を突き止めたようです。しかしRV635(RV630の55nmシュリンク版)はその存在を確認したということです。

 これ自体ががせ情報である可能性もありますが、ともかく現段階では判断つきかねます。

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2007年6月 9日 (土)

Computex Taipei 2007関連その4とグラフィック関連の話題

 Computex Taipei 2007関連も大分ねたが出てきた感がありますが、会場で出てきた話も含めていくつか紹介します。

 まずはSSDのサンプル品展示です。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0607/comp11.htm

 大容量化が進みつつあるSSDですが、今回は128GBの2.5インチSSDが各社から展示されています。価格はまだ高価ですが、ここ数年くらいで一気に現実的な価格になりそうです。

 次は、Penryn世代が年内出荷に前倒しされるという情報です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1367&Itemid=1

 45nmプロセスのPenryn世代のプロセッサは、当初XeonのHarpertownのみ2007年後半、デスクトップ用とモバイル用は年明けのQ1/2008とされていましたが、デスクトップ用に関してもQ4/2007の出荷に前倒しするようです。45nmの歩留まりがかなり良好らしく、デスクトップ用もまかなえるくらいになったようです。

 ここからは、グラフィック関連の話題をいくつかお届けします。まずは、GeForce 8800シリーズの値下げ情報です。

http://www.vr-zone.com/?i=5049

 これによると、近日NVIDIAはGeForce 8800シリーズの値下げを行うそうで、GeForce 8800 Ultraが$599、8800 GTX/GTSをRadeon HD 2900 XTより安値、8600 GTS/GTはRadeon HD2600/2400に対抗できるような価格に少し下げるということです。8800 Ultraがかなり現実的な価格になってきます。

 対抗のAMDですが、今度は55nmのデスクトップ用グラフィックチップ情報です。6月5日ではM8xシリーズのモバイル用でした。

http://www.vr-zone.com/?i=5044

 いずれも2008年1月に登場予定で、DirectX 10、CrossFire, HDMI, HDCP, UVD, PCI Express 2.0対応です。最上位がR680、上位がRV660/670、中堅がRV635、ローエンドがRV620となります。

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2007年6月 8日 (金)

Computex Taipei 2007展示品関連その3

 今日もComputex Taipei 2007展示品関連のねたをお届けします。

 まずは、SparkleがなんとPCI版のGeForce 8500 GTを用意しているそうです。

http://www.hexus.net/content/item.php?item=8982

 出力端子はDVIとD-Sub15、しかもファンレスで外部電源も不要です。PCIのグラフィックボードでDirectX 10の時代が来るとは驚きですね。後は日本に来るかどうかですが、是非とも国内で流通してほしいものです。

 もう1点は、intelの外部グラフィックボード市場への参入時期についてです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20070606VL207.html

 会場での複数のグラフィックボードベンダの話として、intelはロードマップや仕様についてQ4/2007には決定し、当初は主に$300あたりの中堅市場を狙うそうです。CrossFireやNVIDIA SLIのようなマルチボード技術に対応するかどうかは不明です。ドライバやDirectX 10対応、NVIDIAやAMDに対抗しうるスペックの実装など、クリアすべき課題はいろいろありますが、それらを含め現状のスケジュールどおりに行けば、Q2/2008にはボードが出せるだろうとしています。

 intelの外部グラフィックボードはi740(懐かしい響きです)以来ですが、これが登場したのが98年であり、予定通りなら実に10年ぶりとなります。

 3点目は、intelが合計8コアのPenrynシステムのデモとベンチマークです。

http://www.legitreviews.com/article/521/1/

 会場でこっそりとデモを行ったようです。このシステムは2-Wayの3.0GHzで動作しており、L2キャッシュは12MB、メモリはFB-DIMM 16GB、Windows Vista Ultimate x64が動作しています。これのCinebench 10 Rendering Performanceを計測した結果が以下の通りです。

  スコア
Core 2 Extreme QX6800(2.93GHz) 10408
Penryn 2コア 3.33GHz 7041
Penryn 4コア 3.33GHz 12881
Penryn 3.00GHz 2-Way 22936

 この結果を見る限り、Penryn世代は順当な進化を遂げているようです。今回のベンチマーク結果について、AMDは特にコメントしていませんが、Barcelona 2-Way(多分1.6GHz)では同ベンチマークで大体16000程度といわれています。

 4点目は、intelがSLIのライセンスをNVIDIAから得たという話です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40123
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0607/ubiq188.htm (関連記事)

 関連の笠原一輝氏の記事では、X38でのNVIDIA SLI対応について言及しており、CSIのシステムバスライセンスと引き換えにSLIを得るのではないかと予想していますが、the Inquirerの記事でも同様の指摘をしており、確度は高そうな感じです。

 笠原氏の記事には3シリーズ後継のEaglelake以降やBloomfieldにも言及しており、今後のintelの製品展開の参考になります。

 最後に、65nmプロセスのR600は誤報だったという記事です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1340&Itemid=1

 これによると、これまで出てきた65nmのR600の情報は、AMDから流れてきたもの含めてすべて誤りであったとし、これらの文書にR650やR670と思しき情報はあったものの、これは大変にがっかりするようなものであったということです。RV670は存在するものの、R600が年末商戦までAMD最上位のグラフィックチップとして君臨することになります。

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2007年6月 7日 (木)

Computex Taipei 2007展示品関連その2とBarcelonaのデモ

 今回もComputex Taipei 2007関連のねたをお届けします。まずはX38/G35/G31搭載のマザーボード大集合です。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0607/comp07.htm

 昨日の記事でもX38のマザーボードを紹介しましたが、こちらはより多くが紹介されています。SupermicroのC2SBXのように、PCI-Xスロットを備えたハイエンドモデルもあります。

 もう1点は、ComputexでAMDとパートナーがBarcelonaのデモを行ったという記事です。

http://www.dailytech.com/AMD+Partners+Demonstrate+Barcelona+at+16+GHz/article7554.htm

 これによると、AMDはTyan, MSI, Supermicroとともにこれを行い、既存システムにそのまま載せて動作させるデモなど(BIOSはアップデートが必要)が行われたようです。とあるベンダは1.6GHzで動作するBarcelonaのデモを行ったそうです。AMDのパートナーによると、現在まともに動作する(OSが起動可能なレベル)の周波数は2.0GHzだといいます。しかし、7月の登場時には、思ったほどの性能は出せないだろうというのがパートナーの一致した見方であるようです。

 そのBarcelonaのデモですが、ベンチマークも行われたようです。

http://www.dailytech.com/Quick+and+Dirty+AMD+K10+Cinebench/article7574.htm

 このベンチマークは1-WayのBarcelona 1.6GHzでメモリはDDR2-667の4GB、nForce Professional 3400チップセットのシステムで行われました。比較対象はXeon 3220(2.4GHz, 4コア)でX38チップセット、DDR2-800 4GBのシステムです。これによると、CinbenchはBarcelona 1.6GHzで27秒、Xeon X3220で17秒だったといいます。Xeon X3220が50%周波数が高く、かつ58%Barcelonaより高速な結果を出しています。

 AMDのパートナーの技術者が語ったところによると、最新のリビジョンでもテストが行われ、現在2.0GHz品も製造されており、ロードマップ上は2.3GHzが存在するそうです。

 これらの話をまとめると、Barcelonaが出る当初は周波数は低めで、後から伸びていくのではないか?(これが前述の「出た当初は思ったほどの性能は出せない」という話)また、Xeon X3220がBarcelonaより800MHz周波数高く58%高速ということは、Barcelonaが2.4GHzの同周波数なら、Cinebenchのみに限った話で言えば、Xeon X3220と肩を並べる性能を出すのではないか?という憶測ができます。とはいえやはり単なる個人の憶測でしかないので、その答えは早くても来月末まで待つ必要があります。

 あと個人的には、なぜわざわざXeonに負けるようなデモを行ったのか、それもなぜCinebenchか?その意図とは?という疑問もあります。

 最後はおまけです。LGがHD DVD/Blu-rayのスリム型コンボドライブを用意しているそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1317&Itemid=1

 価格は$700とさすがに高価ですが、いずれ入手しやすい価格になるでしょう。

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2007年6月 6日 (水)

Computex Taipei 2007展示品関連その1とAthlon 64シリーズとSempron値下げ情報

 Computex Taipei 2007が昨日から開催されました。展示品関連の情報をお届けします。

 まず1点目は、各社がRadeon HD 2600シリーズを展示しています。

http://www.dailytech.com/article.aspx?newsid=7556
http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40097
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0706/05/news126_2.html
http://www.hexus.net/content/item.php?item=8943

 SapphireはRadeon HD 2600 XTのPCI Express版とAGP版の両方を展示しています。AGP版・PCI Express版いずれもGDDR3 256MB, メモリバス128bit、DVIx2とテレビ出力を備えます。登場は来月とされています。AGP版のRadeon HD 2600シリーズは他にもPowerColorやGeCUBEなどが展示しています。GeCUBEとHISはRadeon HD 2600 XTの2チップボードも展示しています。
 IT mediaの記事では、SPARKLEのAGP版ボード展示のリストにSF-PC85GTなる型番が存在したと書いており、これはGeForce 8500 GTのAGP版の存在を匂わせています。AMDがAGP版をやる以上、NVIDIAも対抗策として投入するつもりなのでしょうか?

 もう1点は、AMDの次世代ハイエンド向けチップセットRD790マザーボードとDTX規格の製品が大集合です。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0606/comp02.htm

 RD790はPhenom X4/X2などのAM2+に対応します。PCI Express x16スロットが4本あったり、なかなか豪華です。South Bridgeにはほとんどの製品でSB600が採用されています。DTXはAlbatron, MSI, ASUSTeKの3社が展示しています。個人的には、この記事の最初の画像にある、Opteron用マザーボードが非常に気になっています。

 intelはComputexの会場で、3シリーズを公式発表しましたが、その3シリーズの最上位となるX38採用マザーボードです。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0706/06/news032.html

 いずれも45nmプロセスのWolfdale, Yorkfieldの対応をうたっています。またCrossFireにも対応し、メモリはDDR2とDDR3いずれかを採用しています。

 ところでBarcelonaですが、来月には登場するそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1309&Itemid=1

 7月後半の登場とされ、型番はOpteron 2200シリーズとなるそうです。

 そのAMDに関連して、45WのAthlon X2が登場しました。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0605/amd2.htm

 まずはAthlon X2 BE-2350(2.1GHz)とBE-2300(1.9GHz)が登場します。64がとれたのは、「もはや64bitを強調する必要はないから」だそうです。確かにそうですね。

 最後にAMD関連で、来月にデスクトップ用プロセッサを値下げする予定であるようです。

http://www.amdzone.com/modules.php?op=modload&name=News&file=article&sid=7860

 これによると、値下げ予定日は7月9日で、Athlon 64 X2が20%程度、Athlon 64が15%程度、Sempronが15%程度値下げされるそうです。Opteron 100/1000シリーズに続く値下げとなります。

 ところで、6月4日の記事で、「6月5日にFSB 1333MHz版Core 2発表か?」と書きましたが、何事もなかったあたりやはり誤報だったようです。

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2007年6月 5日 (火)

AMDの55nmプロセスグラフィックチップ情報ほか

 本日からComputex Taipei 2007が9日まで開催され、ねたはかなり盛りだくさんとなることが予想されますが、ねたが出次第いろいろ紹介していこうと思います。

 まずは、AMDの55nmプロセス品グラフィックチップ情報です。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40068

  AMDはパートナーに対して次世代製品の話をしており、2H/2008には登場するであろうとされています。その次世代製品とは、RV670やR670、M88/M86/M82なるものだそうです。今回はモバイル用のM8xシリーズを紹介します。

 M88はモバイル用の最上位であり、DirectX 10.1とCrossFire、Universal Video Decoder(UVD)に対応し、インタフェースはPCI Express 2.0、CrossFireも利用することが可能とされています。製造はTSMCで55nmプロセスとなります。

 中堅クラスのM86も55nmで製造され、DirectX 10.1やUVD, CrossFireをサポートしますが、HDMIの他次世代ディスプレイインタフェース規格であるDisplayPortにも対応します。下位のM82もまたDisplayPortに対応し、これは薄型ノート向けとなります(つまり低消費電力と予想されます)

 いずれもAMD自身のモバイル用チップセット、RD780Mでの使用が考えられています。AMDのモバイル用グラフィックチップはデスクトップ用R600につられて遅れており、その間にSanta Rosa Platformのノートでは、NVIDIAに外部グラフィックチップノートの居場所を乗っ取られた形です。これで挽回できるかどうかはAMD次第ですね。

 対するNVIDIAはGeForce 8400 GSを用意しているそうです。

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=40062

 Computex Taipei 2007で記者が見かけたそうです。名前からして、8500の下位モデルと思われます。

 ところで5月30日に記事にしたOpteron 100/1000シリーズの値下げですが、予定通り行われました。PC Watchがよくまとまっています。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0605/amd.htm

 詳細はリンク先をご覧ください。最大で51%の値下げとなっています。大分手を出しやすい価格になりましたが、個人ユーザレベルでは格安のAthlon 64 X2があるため、あまり恩恵はなさそうです(反面Opteronサーバを販売・利用する企業レベルでは嬉しい話ではあります)

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2007年6月 4日 (月)

Radeon HD 2600 XTの2チップボードと明日にCore 2のFSB 1333MHz品を発表か?

 先日紹介したGeCUBEのRadeon HD 2000シリーズの2チップボードの続報です。

http://www.tweaktown.com/news/7619/index.html

 Gemini 3 Radeon HDが型番で、リンク先には画像があります。巨大なヒートシンクとDVIが4個もあります。採用チップはRadeon HD 2600 XTで、画像メモリはGDDR3と思われます。

 Radeon X1650 XTの2チップボード(Gemini Series Dual GPU 1650XT)の後継とされていますが、中堅クラスの2チップということで、性能と価格はこれまたなんともいえないものになりそうです。

 もう1点は、明日にFSB 1333MHz版Core 2を発表するのではないかという記事です。本当でしょうか?

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1282&Itemid=1

 明日にCore 2 Duo E6850とCore 2 Extreme QX6850などのFSB 1333MHz品を発表し、Core 2 Extreme QX6800/QX6700などのFSB 1066MHz品の値下げを行うとされています。

 当初の予定では7月22日とされていますが、この記事が単なる憶測なのか、それとも事実なのか、発表だけで実際の出荷は予定通り7月22日なのかは不明です。これを書いている段階で報じているのは私が確認した限りFudzillaだけなので、ひょっとすると単なる誤報かもしれません。

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2007年6月 3日 (日)

Pentium E2000シリーズとCeleron 400シリーズ販売開始

 Pentium Dual CoreとCeleron 400シリーズが販売開始となりました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070602/etc_pentiumdc.html

 Pentium Dual CoreはProcessor NumberとしてE2000シリーズを使用し、これまで紹介してきたように2コアでFSB 800MHz、L2キャッシュは1MB、TDP 65Wです。Celeron 400はConroe-Lをコアに採用しシングルコアでL2キャッシュは512KB、FSB 800MHzです。

 価格はPentium E2160(1.8GHz)が12600円前後、E2140(1.6GHz)が11000円前後、Celeron 440(2.0GHz)が8700円前後、430(1.8GHz)が7300円前後、420(1.6GHz)が5900円前後です。

 余談ですが、Conroe-LはProcessor Signature(EAX = 1, CPUIDの返り値EAX)が拡張されており、従来06F2h(Merom)や0F34h(Prescott)といった値から、010661hと見た目には大きくなっています。これはFamily/Model/SteppingのうちFamilyとModelが拡張されたことによるもので、以下のように計算されます。

  Family = EAX[27:20] + EAX[11:8]
  Model = (EAX[19:16] << 4) + EAX[7:4]
  Stepping = EAX[3:0]

 この計算から分かるとおり、Family = 06h, Model  = 16h, Stepping = 01hとなります。Celeron 400シリーズを購入した方は、CrystalCPUIDなどで確認してみるといいでしょう。

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2007年6月 2日 (土)

Radeon HD 2600 XTのベンチマーク

 Radeon HD 2600 XTのベンチマークです。

http://forum.coolaler.com/showpost.php?p=1776021&postcount=28 (中文・繁体字)

 評価環境はCore 2 Extreme X6800とP965マザーボード(GIGABYTE GA-P965-DQ6)、OSはWindows XPです。使用したボードはMSI Radeon HD X2600 XT 256MB DDR4です。CPUとOSを同じ環境で評価している、PC WatchのGeForce 8600/8500のレビュー記事と比較すると、どれくらいの性能になるか分かりやすくなります。

 この記事では消費電力の測定もしていて、待機時に146W、フル稼働時に197Wとなっています。

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2007年6月 1日 (金)

Radeon HD 2600 PRO/AGPの情報とRV630また遅れる

 まずはGeCUBEから製品化が予定されているRadeon HD 2600シリーズのAGP版ですが、そのうちのRadeon HD 2600 PROのスペック情報です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1265&Itemid=1

 5月20日に紹介したスペックとは少し異なっており、コアクロックは600MHzなもののメモリはDDR2-800で、画像メモリは256MBと512MBが用意されます。出力先はDVIとHDMIを備え、電源コネクタも搭載されるようです。価格は$200程度、晩夏までには登場するとしています。

 AGP環境でもHDMIが使えるというのはなかなか面白いです。Universal Video DecoderはRadeon HD 2600/2400にしかないという話があり、3D性能はそこそこに、動画再生機能を求めるAGPユーザにはなかなかよい製品になりそうです。

 そのRV630シリーズですが、また登場が遅れそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1247&Itemid=1

 これによると、6月末を予定していたRadeon HD 2600シリーズの登場は7月半ばにずれ込みそうということです。チップの量産が6月末に始まり、その結果ずれ込んだ、という話のようです。

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