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2008年8月31日 (日)

Matrox M9120 PCIe x16の簡単なレビュー

 今回は先週8月24日に予告した通り、Matrox M9120 PCIe x16のごく簡単なレビュー記事を書こうと思います。あらかじめ断っておきますと、Matroxのグラフィックボードは組立PC市場ではもはや「趣味人」のものであり、AMDやNVIDIAを基準にした考えがいろいろと通用しないことがあるのをご了承ください。。

 さて本題に入っていきましょう。私が昨日購入したのはM9120 PCIe x16(以下M9120)で、国内正規代理店版です。評価環境はOpteron 285x2, Tyan Thunder K8WE, ECC-Registered DDR400 10GB(2GBx4+512MBx4), Windows Vista Ultimate 32bitです。解像度は1600x1200 32bit Color、使用LCDはシャープ LL-T2020-Hです。S3 Graphics Chrome 430 GTの評価時と同じ環境です。

 このM9120に採用されているコアの仕様については、画像メモリ容量がDDR2 512MBということ以外これといった情報はなく、techPowerUpのGPU-Zを使っても情報が出てきません。分かるところからいえば、使用されているメモリ素子(Hynix H5PS5162FFR-20C)から、メモリクロックは定格動作していれば500MHzと思われます。また、メモリバス幅は128bit(ボード片面にx16の素子が4個、それが両面実装より推測)と思われますが、ここは憶測に過ぎません。

 まずは2Dの操作感ですが、これは良好だと思います。Internet Explorerのスクロールが少しもたついている気がしますが、基本的にはきびきびとした動作をしていると思います。

 M9120からはAeroがオンにできるようになりました。ついにMatroxのボードでも半透明が使えるようになり、これは大きな進化です。「証拠画像」を以下に置きます。画面にもある通り、Windows エクスペリエンスインデックスのゲーム用グラフィックスは4.4, グラフィックスは5.7となっています。Millennium P690だとグラフィックスが1.9, ゲーム用グラフィックスが1.0となっているので、かなり進化したと言えましょう。

Vistam9120

 しかし、「操作感は良好」とはいってもこれだと感覚的なので、CrystalMark 2004R3でGDIとD2Dを測定してみました。M9120以外は2008年8月3日の記事のコメントで採取した値を流用しています。M9120のGDIの値はAero ON時では比較対象の中で最高値になっています。また、D2Dの値がやたらと高いのがちょっと気になります。

  Radeon HD 2600 Pro Chrome 430 GT Millennium P690 M9120 PCIe x16
ドライバ版数 Catalyst 8.6 7.15.12.0217 2.06.02.004 3.00.03.35
Aero(半透明) ON OFF ON OFF OFF ON OFF
GDI 5167 4331 5981 4404 10541 6112 4282
D2D 3515 3539 4862 4885 2084 12169 12102

 さて3D性能についてですが、M9120からはDirectX 9.0c対応になり、3DMark05や3DMark06でVertex Shader Version, Pixel Shader Versionいずれも3.0を返すようになりました(Windows XP x64用のドライバ2.06.02.004でも同様)つまり、一応Shader Model 3.0世代といえます。よってこれらのベンチマークを走行させることができるので、早速とってみました。結果は以下です。3DMark05/06はいずれも標準設定で、 M9120以外の結果は2008年8月3日の記事から流用しています。

グラフィックボード ドライバ版数 3DMark05 Build 1.3.0 3DMark06 Build 1.1.0 Final Fantasy XI Official Benchmark 3(High)
Radeon HD 2600 Pro Catalyst 8.6 7374 3585 5330
Chrome 430 GT 7.15.12.0217 3503 2124 4442
M9120 PCIe x16 3.00.03.35 534 305 2257

 ・・・ま、まあこんなものですな。。。もともと3D性能は度外視というか、実質Aeroの半透明オンにするためにあるような感じがするので、低性能なのはしょうがないでしょう。

 ゲームについては2008年8月3日の記事と同じものを試しました。MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B(エコールソフトウェア)や東方緋想天(黄昏フロンティア)は特に問題なく、ゲーム速度の低下もありません。ひぐらしデイブレイク改(黄昏フロンティア)はキャラ選択画面やタイトルなどの画面の切り換え表示に異常に時間がかかるものの、対戦部分自体は表示異常もなく60fpsで安定動作します。SEGA RALLY REVO(SEGA)は起動自体はできるものの、640x480でもがくがくでゲームになりません。本当に起動できるだけです。しかしMatroxのボードで、DirectX 9.0の3Dゲームが起動するだけでも進化といえましょう。

 あとは新たに試してみたゲームとして、3D同人ゲーム(同人ゲームばかりですいません。。結構面白い作品が多いもので)のマジカルバトルアリーナ(飛翔システム)を試してみました。1024x768のフルスクリーンで遊んでみましたが、表示異常もなく動作も快適です。M9120で本作品を遊ぶことを検討されている方はご参考にどうぞ(そんな人いるんだろうか・・・)

 ところで、M9120はファンレスのヒートシンクのみですが、通常時は比較的ぬるいものの、負荷をかけているとヒートシンクが数秒も触り続けられないくらいに熱くなります。省スペースPCなどで使う場合には、ちょっと気をつけておいた方がよさそうです。

 駆け足ではありましたが、レビューは以上です。Parheliaでは結局未対応に終わった、DirectX 9対応になったのは大きな進化ですが、肝心の3D性能が相変わらず低すぎです。「MatroxのボードでもAeroがオンにできる」これが最大の進化点ではないでしょうか。

 Matrox M-Seriesは基本的にはMatroxファンや、ファンレスで3D性能を度外視しているようなボードを求めるユーザ以外には、価格面も含め薦められないボードですね。。あとは1枚で4画面DVI出力をしたいユーザには、M9140あたりが薦められるかな、というレベルです。上述の通り、「趣味人」のものといえましょう。私はその趣味人なので購入しましたが。。とりあえずしばらく使ってみようと思います。

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2008年8月30日 (土)

KumaのAthlon X2 6500は9月2日に登場

 KumaのAthlon X2 6500は9月2日に登場するそうです。

http://www.hardware-infos.com/news.php?news=2352 (独語)
http://forums.vr-zone.com/showthread.php?t=320504 (英語解説)

 これによると87ユーロがすでに販売価格として設定されており、米ドルにすると$69あたりが妥当ではないかということです。

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2008年8月29日 (金)

Deneb FXは2009年半ばに登場か

 Deneb FXは2009年半ばに登場かという話です。

http://xtreview.com/addcomment-id-6244-view-Deneb-FX-release-date.html

 本日の記事より、Denebは2009年1月8日にAM2+版がまず登場、2009年3月にAM3版Denebが登場となっていますが、Deneb FXに関してはAM3で登場し、2009年半ばに登場するということです。動作周波数は3GHz以上、倍率は改変であるとしています。

 本日のこれまでのDeneb関連の情報含め、まずはちゃんと予定通りに出るかどうかが重要といえましょう。

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Abitがマザーボード事業から撤退かその2

 Abitがマザーボード事業から撤退かという話が出ています。

http://channel.hexus.net/content/item.php?item=15225

 2008年5月27日の記事でも撤退の噂話が出ていましたが、この段階では公式に否定していました。今回は2008年末までにマザーボード生産を終了するというもので、この記事では東南アジアの販売代理店に近しい筋から確認したとしています。

 さて今回はどうなのでしょうか?

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GeForce 9550 GTなるものが登場

 GeForce 9550 GTなるものが登場するそうです。

http://www.tcmagazine.com/comments.php?shownews=21505&catid=2

 これは来月に登場するRadeon HD 4600シリーズ対抗で、秋ごろに登場とされています。詳しい仕様は明らかになっていないものの、9500 GTよりは高クロック(9500 GTはコアクロック550MHz, シェーダクロック1400MHz, メモリクロック1400MHz)と考えられ、ストリームプロセッサ個数は32、メモリバス幅は128bitになるであろうとしています。SLIとPCI Express 2.0に対応し、画像メモリ容量は512MBとなっています。

 とりあえず9500 GTを高クロック版にしたという印象です。

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Socket AM3は2009年3月に登場

 Socket AM3は2009年3月に登場するそうです。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20080828133738_AMD_to_Start_Transition_to_New_Platform_Form_Factor_in_March_2009.html

 AM3はDDR2-1066とDDR3-1333の両対応で、Thermal Sense Interface(TSI)に新たに対応し、serial VID interface voltage regulator (SVI)が追加されます。このTSIというのは温度監視をより正確に行える機能だそうです。

 最初のSocket AM3対応プロセッサはDenebとPropusとなり、これらが2009年3月に登場します(AM2+版Denebは2009年1月8日に登場)Q3/2009には3コアのHekaとRana, 2コアのRegorがAM3用としていずれも45nmで登場します。

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NVIDIAはX58とnForce以外にSLIを解放するつもりはなく、またLGA 1160用チップセットも計画中

 NVIDIAはX58とnForce以外にSLIを解放するつもりはなく、またLGA 1160用チップセットも計画中とのことです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20080828VL200.html
http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=9170&Itemid=1

 QuickPath Interconnectを使用するチップセットの計画がないので、X58は例外だとでも言いたげな感じです。またLGA 1160用のチップセットの開発計画はあるようです。

 作るとすればLynnfield向けでグラフィックス統合チップセットになると思いますが、実際に作るとしてintelのIbex Peakとどれくらいの差別化ができるかが関心事です。Havendaleの場合グラフィックス統合されているので、ますます差別化が難しそうです。

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Denebは2009年1月8日に登場

 Denebは2009年1月8日に登場するそうです。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20080828043213_AMD_s_First_45nm_Desktop_Microprocessors_Set_to_Arrive_on_the_8th_of_January_2009.html

 これはPhenom X4となり、まずは2.8GHzと3GHzから登場するそうです。メモリはDDR2とDDR3に対応しますが、初期のAM2+版はDDR2-1066までの対応にとどまります。しかし45nmにしたといっても、TDPはさほど下がらなかったようで、これによると125Wだそうです。しかし現行のAMDのプロセッサと比べて消費電力あたりの性能は向上しているとしています。

 これはデスクトップ用のDenebの話であり、OpteronのShanghaiについては年内に登場する可能性があります。

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2008年8月28日 (木)

KumaはAthlon X2なのか

 KumaはAthlon X2なのかという話です。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20080827150154_One_New_Dual_Core_AMD_Athlon_X2_K10_Processor_Is_Planned_for_September_Launch_Say_Sources.html

 AMDに近しい筋の話として、2コアのPhenomを出荷する計画はないそうです。しかしK10ベースでAthlon X2を名乗る2コアのプロセッサを出荷する計画はあるということです。

 そしてK10ベースとなるKumaのAthlon X2 6500を9月初旬に出荷させるそうです。これは動作周波数が2.3GHz, L2キャッシュサイズは512KBx2, L3キャッシュサイズは2MB, TDPは95Wとなっています。これは倍率可変になっているそうです。またほかにも、9月2日にPhenom X3 8750 (2.50GHz), 8550 (2.20GHz), 8450e (2.10GHz), 8250e (1.90GHz)を発表するとしています。

 これが事実だとすれば、2008年8月27日の記事は誤報ということになります。しかし周波数が低いわりにTDPが高く、現在の組立市場におけるAthlon X2の位置づけを考えると、いまいちうまくないプロセッサである気がします。

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NVIDIAがX58でのネイティブSLI対応を発表

 NVIDIAが急遽、X58でのネイティブSLI対応を発表しました。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0828/nvision07.htm

 元々X58にnForce 200を加えることでNVIDIA SLI対応としていましたが、この方針を転換したようです。NVIDIAの検証を通過したマザーボードにのみ個別キーを発行し、このキーを各マザーボードのBIOSに組み込み、ドライバがSLI対応かどうかを判断する仕組みにするようです。この辺のSLIライセンス供与は柔軟に行うとしています。

 またX58+nForce 200の組み合わせのマザーボードもそのまま出荷され、この組み合わせでは16レーンx4本の最大構成が可能になるとしています。

 これは随分急に出てきたようで、一部のマザーボードベンダ以外には話をしていないそうです。記事では背景として「Core i7が従来のノースブリッジの機能の多くを内蔵したことで、NVIDIAが対応チップセットを出さないと決定したことが大きく起因」としていますが、nForce 200採用マザーボードベンダが予想以上に少なく、このままではNVIDIA SLIが尻すぼみになると危機感を抱いたのも一因にあるのではと思っています。ともかく、なんとも慌ただしい動きではあります。

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2008年8月27日 (水)

GeForce 9400 GTが正式発表

 GeForce 9400 GTが正式発表されました。

http://www.nvidia.com/object/io_1219744460633.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0827/nvidia.htm (日本語解説記事)

 いろいろと事前に情報が出てきた9400シリーズですが、9400 GTの仕様は55nmでストリームプロセッサ個数は16、コアクロックは550MHz, メモリクロックは800MHz, シェーダクロックは1.4GHz, メモリバス幅は128bit、画像メモリ容量はDDR2 512MB(標準)となっています。価格は$59です。

 早速各ボードベンダから製品が発表されており、すでに本日から販売が開始されているボードもあります。価格は概ね8,000~9,000円程度になっています。

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NVIDIAは40nmへの移行に向けて準備中

 NVIDIAは40nmへの移行に向けた準備を行っているそうです。

http://www.vr-zone.com/articles/Nvidia_Prepares_For_40nm_GPUs/6020.html

 これによると、予想されていたよりも早くNVIDIAは40nmへの移行を進めるようです。新しいプロセス技術への移行には保守的なNVIDIAですが、AMDとの対抗上(40nmへの移行を)決定することにしたようです。

 当然移行にはリスクがあるものの、NVIDIAはすでにシミュレーションやTSMCでの歩留りや安定度の見積もりなどを行っているようです。 50nm製品はまずはモバイルノート向けのN10xが登場し、これは現在の65/55nmのNB9xの後継となります。その後デスクトップ用GPUにも40nmの展開を進めるとしています。

 なんだか最近のNVIDIAは、動きが焦っているようにも見えます。

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AMDのデスクトップ用プロセッサの値下げ情報と新規製品追加

 AMDのデスクトップ用プロセッサの値下げと新規製品追加の情報です。

http://channel.hexus.net/content/item.php?item=15174

 新規に追加されるのは以下の4種類です。

  予価
Phenom X4 9950 Black Edition 125W $186
Phenom X3 8750 Black Edtion 95W $139
Athlon X2 6500 Black Edition 95W $105
Athlon X2 5050e 45W $90

 値下げ対象のプロセッサは以下の通りです。値下げ後は最上位の9950 Black Edition(140)Wですら$200を切ってしまいます。。ほかにもPhenom X4 9350e, Athlon X2 5400+ Black Edition, Sempron LE-1300/1250の4種類も値下げ対象になるようですが、新価格については明らかにならなかったようです。

プロセッサ 旧価格 新価格
Phenom X4 9950 Black Edition 140W $235 $186
Phenom X4 9850 Black Edition $194 $180
Phenom X4 9750 $215 $170
Phenom X4 9650 $195 $156
Phenom X3 8750 $175 $134
Phenom X3 8650 $145 $123
Athlon X2 6000+ $112 $95
Athlon X2 5600+ $102 $88
Athlon X2 5400+ $87 $78
Athlon X2 5200+ $76 $68

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忘れられていたKumaが登場

 忘れられていたKumaが登場が登場するという話です。

http://www.hardware-infos.com/news.php?news=2345 (独語)
http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20080826181017_AMD_Quietly_Starts_to_Sell_Dual_Core_Phenom_Microprocessors.html (英語解説記事)

 これによると、以下のプロセッサがラインナップに追加されたそうです。消えたと思われていたKumaですが、ここにきて復活したようです。ブランドはAthlonではなくPhenom X2を名乗るようです。

  動作周波数 HyperTransport動作速度 L2キャッシュサイズ L3キャッシュサイズ TDP
Phenom X2 GE-6600 2.3GHz 1.6GHz 512KBx2 2MB 45W
Phenom X2 GE-6500 2.1GHz
Phenom X2 GE-6400 1.9GHz

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2008年8月26日 (火)

動画エンコードにNVIDIAのCUDAが使用される

 動画エンコードにNVIDIAのCUDAが使用されます。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0826/pegasys.htm

 これによると、ペガシスの動画エンコードソフトであるTMPGEnc 4.0 XPressに、NVIDIAと共同でCUDAを実装したということです。テスト版としてフィルタ処理にCUDAを実装したところ、Core 2 Quad Q9450+GeForce GTX 260の環境にて、1440x1080のHDVファイルをDVD規格サイズ(720x480)にエンコード処理したところ、4.5倍の処理性能の向上が見られたということです。

 CUDA実装製品のリリース時期については未定としています。GPUがグラフィック処理以外に使われることが、今後徐々に増えていくものと思われます。

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nForce 770i SLIはQ4/2008に登場

 nForce 770i SLIはQ4/2008に登場するそうです。

http://en.expreview.com/2008/08/26/nvidias-770i-chipsets-will-support-ddr3-and-2-way-sli/

 これは2008年8月7日の記事にあったnForce 790i SLIの廉価版となり、メモリはDDR3-1333に対応し、NVIDIA SLIは2-Wayまでとなります。

 これによりintelプラットフォームでも、現在より安価にSLI環境が組めるようになると思われます。ところでExpreviewの記事にあるNVIDIAのスライドに、ハイエンド部分(Ultimate Gaming)にX58/NF200が追加されており、NVIDIA自身のロードマップ上でもこれがハイエンドとして認識された形です。

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2008年8月25日 (月)

DDR3からDDR4への移行は2012年に予定

 業界動向で、DDR3からDDR4への移行は2012年に予定するという話です。

http://www.techpowerup.com/69410/DDR3_to_DDR4_Transition_Chalked-out_DDR4_in_2012.html

 メモリメーカのQimondaが発表した開発計画によると、DDR4メモリは2012年に登場し、メモリクロックは2133MHz、電圧は1.2Vになるということです。2013年には2667MHzで1.0Vの製品を登場させるとしています。

 これより、2012年にはDDR4対応のメモリコントローラを搭載した、プロセッサなりチップセットなりが登場すると読めますが、今のところそのような話は出ていません。

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2008年8月24日 (日)

Matrox M9120 PCIe x16が販売開始

 Matrox M9120 PCIe x16が販売開始されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080823/etc_matrox.html

 Matroxの新シリーズ"M-Series"の一つで、画像メモリがDDR2 512MB、DVIはシングルリンクで1920x1200まで対応します。

 実はこのM9120、購入して早速レビュー記事にしようかと思ったのですが、店舗に行ってみたらなんと売り切れていました。。狙っていたMatroxファンがやはりいたようです。入手できたらこちらで簡単に動作報告をしようと思います。

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2008年8月23日 (土)

intelがNehalemにCore i7のブランドを命名した理由

 intelがNehalemにCore i7のブランドを命名した理由を語っています。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=9052&Itemid=1

 これによると、「まず親しまれてきたCoreブランドは残したい。そして"i"と"7"を選んだのは語呂の理由によるものであり、"Core i7"の発音はよいと考える(筆者注:ここは私は非英語圏の人間なのでよく分からない)。"i"に特に意味はなく、"7"も別に第7世代のプロセッサだからというわけではなく(※)、単なる数字である」としています。

 こうなると、将来のNehalemでCore i5とかCore i6とかが出てくるのではないかという疑問が出てきますが、intelはこれについては特にコメントしていないそうです。

 要するに語呂がいいからということのようです。特に意味がないという点では、ViivやvProに近いものがあります。

※NehalemはProcessor Signature(EAX = 1としてCPUID命令を実行することで得られる情報の返り値EAX)ではFamily = 06hを返します。すなわち、Familyだけを見れば今だ第6世代とみることもできます。

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2008年8月22日 (金)

USB 3.0のデモ

 USB 3.0のデモがIntel Developer Forumで行われました。

http://www.tgdaily.com/content/view/39005/135/

 今回のデモでは、試作のUSB 3.0ホストボードとケーブルが使われ、307MB/sの転送速度が出ていたそうです。USB 3.0の帯域は4.8Gbpsと現在のUSB 2.0から10倍になります。USB 3.0は下位互換を有し、従来のUSB 2.0デバイスも利用可能です。

 このUSB 3.0は"SuperSpeed USB"が愛称となっており、USB 2.0の"Hi-Speed USB"からすると名前の面からも大幅進化したような気がします。

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LGA 1160のマザーボード試作品の画像

 LGA 1160のマザーボード試作品の画像です。

http://en.expreview.com/2008/08/21/idfibex-peak-show-up-with-socket-1160/

 LGA 1160はHavendaleとLynnfieldが対応しますが、これの評価用マザーボードです。評価用なのでITP(In-Target Probe)用と思われるコネクタがあったり、SO-DIMMと思われるソケットあったりします。

 この画像を見る限り、South BridgeとなるIbex Peakのチップサイズはさほど大きくないようです。

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2008年8月21日 (木)

Core i7(Bloomfield) 2.93GHzのベンチマーク

 Core i7(Bloomfield) 2.93GHzのベンチマーク記事です。

http://www.hexus.net/content/item.php?item=15015&page=1

 評価環境はCore i7 2.93GHzがX58の試作マザーボードとDDR3-1066 3GB(1GBx3), 比較対象はCore 2 Extreme QX9770/QX6800がEVGA nForce 790i Ultra SLI, メモリはDDR3-1600 4GB(2GBx2), Phenom X4 9950 Black EditionがSapphire PC-AM2RD790(790FX + SB600)にDDR2-1066 4GB(2GBx2, DDR2-800動作)です。グラフィックボードは共通でRadeon HD 4870, OSはWindows Vista Business x64 SP1です。

 結果を以下にまとめました。

  Bloomfield 2.93GHz Core 2 Extreme QX9770 Core 2 Extreme QX6800 Phenom X4 9950 Black Edition
Sandra Win64 18.96GB/s 8.56GB/s 5.7GB/s 9.57GB/s
ScienceMark 2.0 memory latency 41.81ns 33.33ns 37.39ns 57.3ns
HEXUS.PiFast calculation to 10m places 28.99秒 28.88秒 32.15秒 45.95秒
WAV Encoding 95秒 88秒 105秒 142秒
DivX 6.8.3 + Lame encoding 193秒 223秒 262秒 333秒
WinRAR 3.71 compression(1.2GB) 275秒 359秒 436秒 481秒
Cinebench R10 32bit - multi-CPU render 13372 CineMarks 12394 CineMarks 10397 CineMarks 8255 CineMarks
Cinebench R10 64bit - multi-CPU render 16445 CineMarks 13993 CineMarks 11853 CineMarks 9872 CineMarks
Pov-ray 3.7.0 beta 25a 32bit 3533.61 pixels per second 2878.32 pixels per second 2546.71 pixels per second 1798.74 pixels per second
Pov-ray 3.7.0 beta 25a 64bit 3482.96 pixels per second 2617.42 pixels per second 2346.44 pixels per second 1727.11 pixels per second
Company of Heroes - 1024x768, low 353.9 fps 369.91 fps 276.01 fps 219.23 fps
Quake Wars - 1024x768, low 159.1 fps 170.27 fps 137.37 fps 103.63 fps
Quake Wars - 1680x1050, high(4xAA/16xAF) 52.9 fps 77.63 fps 77.47 fps 74.43 fps
3DMark Vantage overall score P7963 P8797 P8376 P7855
3DMark Vantage CPU score 17505 CPU 13448 CPU 10541 CPU 8673 CPU

 ゲーム性能が思いの外伸び悩んでいる印象です。この辺について「なぜNehalemはゲームが遅いのか(原題:Why Nehalem is slower in games)」というタイトルをつけた記事があり、これによると以下のようになっています。

 Nehalemアーキテクチャは計算の高速化やデータベースの処理、マルチスレッドアプリケーションに最適化されている。今のゲームは積分演算の実現(水面表現などに使ったりする)や、十分に大きいL2キャッシュにより高速化がなされるものである。さて、Core 2 DuoからNehalemアーキテクチャになったとき、積分関連の目立った強化はなく、L1キャッシュのレイテンシは3~4サイクル伸びた。しかしL2キャッシュサイズは6MBから256KBに減少し、そして8MBある共有L3キャッシュは40サイクルものレイテンシが生ずる。これが速度低下の原因である。一部のゲームではPenryn世代より高速化されるかもしれないが、Core i7世代のプロセッサではマルチスレッドアプリケーションにおいてより効果的となる。

 この分析記事が正しいかどうかは不明ですが、一つの見方としてご紹介しておきます。

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NVIDIAがGeForce GTX 260の強化版を準備中

 NVIDIAがGeForce GTX 260の強化版を準備中だそうです。

http://en.expreview.com/2008/08/21/nvidia-will-offer-a-upgraded-gtx-260-in-mid-september/

 これによると、9月半ば頃にGeForce GTX 260の強化版を出荷変するということです。現在のGTX 260ではテクスチャプロセッシングクラスタ(1クラスタあたりストリームプロセッサ個数が24ある)が8個ありますが、強化版ではこれが9に増量される、すなわちストリームプロセッサ個数は192から216に増量するということです。

 それ以外の仕様は従来品と同じになるということです。型番が変わるかどうかについてはこの記事では特に明らかになっておらず、新旧品が混在する状況が続くのかもしれません。

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RV710はストリームプロセッサ個数が120ある

 RV710はストリームプロセッサ個数が120あるそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=9002&Itemid=1
http://www.hexus.net/content/item.php?item=15122&page=1

 RV710は消費電力も低く、Radeon HD 3400シリーズのストリームプロセッサ個数が40であったことを考えるとなかなか強力です。RV710の製品名はRadeon HD 4450と4470となるようで、$60以下の価格が予定されています。画像メモリにはDDR2とGDDR3が採用されます。

 HEXUS.netにはRV710のボードの画像もあり、ヒートシンクだけのファンレスボードとなっています。

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2008年8月20日 (水)

6コアXeonのDunningtonが正式発表

 6コアXeonのDunningtonが正式発表されました。

http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20080819comp.htm?iid=pr1_releasepri_20080819r

 DunningtonはCoreマイクロアーキテクチャで、L3キャッシュサイズは16MBで9月に登場します。今回の発表ではXeon X7460が製品として挙げられています。これは2008年5月22日の記事によれば2.66GHzでFSB 1066MHzとなっています。

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GT200の55nm版はQ4/2008に登場

 GT200の55nm版はQ4/2008に登場するそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8987&Itemid=1

 これによれば、8月か9月の登場は見込めず、Q4/2008に登場するのではないかと情報源は話しています。画像メモリもGDDR5に対応することで、どうにかR700(Radeon HD 4870 X2)に勝てるであろうとしています。

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NVIDIAのMCP72/78はAMDのACC(Advanced Clock Calibration)対応可能

 NVIDIAのMCP72/78はAMDのAdvanced Clock Calibration(ACC)に対応可能だそうです。

http://en.expreview.com/2008/08/20/nvidia-mcp7278-will-support-acc-overclocking/
http://www.techpowerup.com/68956/NVIDIA_Plans_to_Take_on_AMD_790_Intel_P45_DDR3.html

 ACCは端的にいえばオーバークロック耐性を向上させる機能で、現在790GX+SB750などAMDチップセットのマザーボードに実装されています。このACCがマザーボードの修正でMCP72/78(nForce 7シリーズ)でも対応可能になるということです(現在販売されているnForce 7シリーズのマザーボードでは対応していない)

 マザーボードにプロセッサとチップセットをJTAGインタフェースで接続する修正を行い、BIOSアップデートを行うことで対応可能になり、10%程度のオーバークロック耐性が向上するとされています。これらに対応したnTuneが9月1日の週には完成するとしています。

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Radeon HD 4600シリーズの仕様

 Radeon HD 4600シリーズの仕様に関する情報です。

http://www.techpowerup.com/68942/Radeon_HD_4600_Series_Slated_for_September_Two_Models_in_the_Making.html

 Radeon HD 4650と4670の2種類があり、RV730をコアとして採用しています。仕様については以下の表にまとめました。

  Radeon HD 4650 Radeon HD 4670
コアクロック 600MHz 750MHz
メモリクロック 667MHz 1000MHz
画像メモリ容量 DDR2/GDDR3 512MB GDDR3 512/1024MB
ストリームプロセッサ個数 320 320
TDP 55W 70W
発表日 9月24日 9月10日

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2コアAtom搭載マザーボードD945GCLF2

 2コアAtom搭載マザーボードが発表されました。

http://download.intel.com/pressroom/kits/events/idffall_2008/LF2_factsheet.pdf
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0820/intel2.htm (日本語解説記事)

 intelのD945GCLF2で、Atom 330でFSB 533MHz、フォームファクタはMini-ITX, チップセットは945GC, メモリはDDR2-667/533のDIMMを最大2GBを1枚搭載できます。

 基本的にはシングルコアのD945GCLFの2コア版といった感じです。

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2008年8月19日 (火)

GeForce 9400はメモリバス幅が128bit

 GeForce 9400はメモリバス幅が128bitであるという話です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8954&Itemid=1

 GeForce 8400 GSの後継となる9400ですが、ブランド名は単にGeForce 9400となるようです。これはコアクロックが700MHz, 画像メモリはDDR2、メモリクロックは550MHzになるそうです。8400 GSが64bitだったので、ある程度の性能の向上が期待できます。

 発表は近日となっています。

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ShanghaiはQ4/2008に登場

 ShanghaiはQ4/2008に登場するそうです。

http://www.xbitlabs.com/news/cpu/display/20080818171952_AMD_to_Start_Shipping_Shanghai_Processors_in_Q4.html

 2H/2008には登場するとこれまで話してきたAMDですが、Randy Allen Senior Vice Presidentの話として、Q4/2008には製品を出荷するということです。すなわち、年末にはOEMはShanghai搭載製品を出荷することが可能になるということです。

 Q1/2009登場とも言われている2-Way用のNehalem-EP(Gainestown)ですが、intelとしては物量のある2-Wayプロセッサシステム市場でShanghaiに打撃を与えたいのは明らかであり、これがQ4/2008に早まる可能性もあります(この記事では「intelが漏らしたロードマップでもQ4/2008になっている」となっている)ただ今回のAllen Senior Vice Presidentの話で、Shanghaiが具体的にどのようなものであるかについては特に明らかになりませんでした。

 すでに残り少なくなりつつある2008年ですが、Deneb含めて本当にQ4/2008までに出せるかどうかが重要といえます。

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HyperTransport 3.1に関する情報

 HyperTransport 3.1に関する情報です。

http://www.tgdaily.com/content/view/38945/135/

 AMDの45nmプロセッサであるShanghaiとDenebから、HyperTransport 3.1が実装されるそうです。これは周波数が2.6GHzから3.2GHzに高められ、帯域は双方向で51.6GB/s(バス幅は32bit)と、HyperTransport 3.0から10GB/s程度広くなります。

 このHyperTransport 3.1は現行の3.0対応チップセットでサポートできるとしています。790FXと790GXは3.1にすでに対応がなされており、45nmのプロセッサを搭載することで3.1で動作します。

 このほか、HyperTransport ConsortiumはHTX3の仕様も明らかにしました。基本的にはHTXの帯域をHyperTransport 3.1の51.6GB/sまで向上させたものとなります。これらのテクノロジはFusionで重要となり、プロセッサとGPU間の接続にこのHyperTransport 3.1が使用されるとしています。

 ちなみにShanghaiはHyperTransport 3.1に対応自体はしているものの、これは標準設定で無効にされており、1.1か2.0で動作することになるとしています。

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intelはCentrinoブランド自体を廃止か

 intelはCentrinoブランド自体を廃止するという話が出ています。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8950&Itemid=1

 2008年8月15日の記事ではCentrino Atomをやめるという話でしたが、これを更に発展させるようです。情報源の話として、Centrinoはブランドとしての勢いをすでに失っており、引退させる機会と判断したとしています。現在のCentrino 2(Montevina Platform)が最後となり、そして新たなブランドを考案中だということです。

 個人的にはわざわざ変える必要もないと思うのですが、何か目新しくしたいんですかね。

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2008年8月18日 (月)

RV730XTはRadeon HD 3850以上の性能を有する

 RV730XTはRadeon HD 3850以上の性能を有するそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8930&Itemid=1

 RV730は9月の登場が予定されていますが、FSAAやAnisotopic環境で特に顕著になるという話です。これはRadeon HD 4000シリーズでFSAAユニットが改善されたことによるとしています。

 Radeon HD 4800シリーズが好調なAMDですが、これによるとグラフィックボード市場におけるAMDのシェアは30%から40%に上昇したそうです。そして2008年末にはこれを50%に高めるとしています。更にRV730などでNVIDIAに攻勢をかけ目標達成を目指しますが、実際にはどうなりますかね。

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AMDの初代Fusionに統合されるGPUコアはRV710か

 AMDの初代Fusionに統合されるGPUコアはRV710であるという話が出ています。

http://www.hkepc.com/?id=1592&fs=c1h (中文・繁体字)

 第一世代のFusionプロセッサとなるSwiftに統合されるGPUコアは、以前の情報ではRV800が採用とされていましたが、今回の記事ではRV710となっています。このRV710にはKongなる名前がついており、製造プロセスは45nmでTSMCにて製造されます。ストリームプロセッサ個数は40, テクスチャユニット数は8, ROP数は4, DirectX 10.1に対応し、780G内蔵グラフィックスの1.5倍以上の性能を叩き出すとしています。コアクロックは600~800MHz, メモリバス幅は128bit, 消費電力はアイドル時で0.4~0.6W, 高負荷時で5~8W程度としています。

 これは以前の情報が誤報なのかは不明です。いずれにせよ登場予定時期は2H/2009と大分後なので、実際の製品でどうなるのかは分かりません。

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intelはHavendaleの製品構成を6種類計画中

 intelはHavendaleの製品構成を6種類計画中だそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8932&Itemid=1

 もっとも安い製品で$90, もっとも高い製品で$279あたりの価格レンジを考えているようです。6種類ということは、動作周波数が6段階あるということを意味します。しかしこのHavendaleの内蔵グラフィックスはすべて同じなものの、多少の仕様変更(コアクロックなど)はあるかもしれないとしています。

 価格帯からすれば、今のエントリからパフォーマンスラインにある2コアプロセッサの範囲をHavendaleでカバーすることが考えられます。

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Athlon 64 2000+とAtomの対決記事

 Athlon 64 2000+とAtomの対決記事です。

http://www.tomshardware.com/reviews/Atom-Athlon-Efficient,1997.html

 このAthlon 64 2000+とは動作周波数1GHz, コア電圧は0.90V, TDPはわずか8Wとなっています。製造プロセスは65nm, Limaがコアとして採用されています。L2キャッシュサイズは512KB, ダイサイズは77.2mm^2(Atomは24.18mm^2)と、Atomの3倍以上です。

 Athlon 64 2000+の動作に使用したマザーボードはGIGABYTE GA-MA78GM-S2Hで、チップセットは780G+SB700です。対するAtomはECS 945GCT-Dで、945GC+ICH7です。この945GCT-Dに搭載されているプロセッサはAtom 230(1.6GHz)です。

 まずはコア温度の比較からです。高負荷時・ファンあり、高負荷時・ファンなし、アイドル時・ファンあり、アイドル時・ファンなしの4つの場合を比較しています。これについて以下に結果をまとめました。

 Athlon 64 2000+はなかなか温度が低いようです。次にシステム全体の消費電力を測定しており、Athlon 64 2000+のシステムがアイドル時で38.8W, Atom 230のシステムが40.5Wになっています。高負荷時(プロセッサ使用率100%)ではAthlon 64 2000+のシステムが41.9W, Atom 230のシステムが44.2Wとなっており、こちらでもAthlon 64 2000+の健闘が目立ちます。

  アイドル時・ファンあり アイドル時・ファンなし 高負荷時・ファンあり 高負荷時・ファンなし
Athlon 64 2000+ 25度 39度 27度 55度
Atom 230 32度 45度 53度 83度

 次にWebブラウザの起動速度を測定しているのですが、これはWindows XP + Internet Explorer 6の組み合わせのみAtom 230が高速で、それ以外(Windows Vista + Internet Explorer 7 / Firefox 2/3, Windows XP + Internet Explorer 7 / Firefox 2/3)についてはAthlon 64 2000+が高速という結果が出ています。

 最後にベンチマークですが、これについても以下の表にまとめました。他のプロセッサの結果もあるのですが、かなりの物量になるため、今回はAthlon 64 2000+とAtom 230のみを取り上げることにします。

ベンチマーク Athlon 64 2000+ Atom 230
Lame 9分21秒 12分53秒
iTunes 7分1秒 8分40秒
AVG Antivirus 4分28秒 4分20秒
WinRAR 9分28秒 9分48秒
Cinema 4D Release 10 24分54秒 27分17秒
Deep Fritz 10 Chess 1.19 1.63
PC Mark 05 CPU Test 1439 1478
Memory Test 1395 1904
SiSoft Sandra XI CPU Test - Arithmetic ALU 3497 4016
CPU Test - Arithmetic MFLOPS 3034 3362
Memory Test - Floating Point 1870 2118
Memory Test - Integer 1900 2404
CPU Test - Multimedia Floating Point 10416 19902
CPU Test - Multimedia Integer 9478 29460

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2008年8月16日 (土)

Radeon HD 4870 X2が販売開始

 8月12日に発表されたRadeon HD 4870 X2が早速販売開始されています。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080815/etc_amd.html

 実売価格は70,000円前後です。AMD純正品とSAPPHIREのHD4870 X2 2G GDDR5 PCI-E DUAL DVI/TVO(型番同じ),  PowerColorのAX4870X2/2GBD5-H, FORCE 3DのHD4870 X2 2GB GDDR5 PCIE(A7000)の4種類がまずは販売されています。

 入荷数の少なさと、AMDが久しぶりにNVIDIAから総合でトップ性能の座を奪ったハイエンド品とあって人気が高く、今のところ品薄で完売している店舗もあちこちであるようです。

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2008年8月15日 (金)

NVIDIAがGeForce GX2なる2チップボードを検討

 NVIDIAがGeForce GX2なる2チップボードを検討しているそうです。

http://www.hardware-infos.com/news.php?news=2311 (独語)
http://forums.vr-zone.com/showthread.php?t=314288 (簡易英語解説)

 NVIDIAのJen-Hsun Huang CEOは「単体のGPUボードが$399で提供できるのであれば、上位モデルとしてGPUが2チップ搭載されたボードを作る可能性を排除しない」と話しています。

 ではどのGPUを使うかという話がありますが、ひとまず55nmにシュリンクされたGT200bを使うという方法があります。しかしこれだと、瞬間的に消費電力が300Wをこえてしまい、どうも難しそうです。もう一つは今後登場するパフォーマンスラインのGPUを使うという方法です。しかしこれはすぐには出てきません。

 消費電力が大きいというのであれば、3dfxファンには有名なVoodoo 5/6000がやったように、専用の外部ACアダプタを使えば・・・ってそれこそ現実的じゃないか。。

 冗談はともかく、GeForce 9800 GX2以来の2チップボードが将来出てくる可能性があります。

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intelはCentrino Atomのブランドをやめる

 intelはCentrino Atomのブランドをやめるそうです。

http://www.pcworld.com/article/149791/2008/08/.html

 今後5カ月のうちに廃止するそうです。要はCentrino 2とブランドがややこしくなるからということだそうで("Centrino"といえば通常のA4サイズなどのノートPCを思い浮かべるが、Centrino Atomはそうではない)、今後intelがいうところのMobile Internet Device(MID)にはAtomを名乗らせるそうです。

 そういえば、シャープのWILLCOM D4はCentrino Atomを名乗っていますが、これも程なくとれてしまうんでしょうね。WILLCOM D4は電源オフ時にバッテリを消費する問題(仕様?)があるようで、密かに私も購入を検討していた時期があるのですが、そんな話を聞いてやめてしまいました。。

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intelプロセッサの2012年までの計画-Ivy BridgeとHaswell

 intelプロセッサの2012年までの計画についてです。

http://xtreview.com/addcomment-id-6105-view-intel-sandy-bridge,-ivy-bridge-and-haswell.html

 まず来年の2009年には、Nehalemを32nmにシュリンクしたエンハンス版のWestmereを登場させます。次の2010年には新規アーキテクチャとなるSandy Brigeが登場します。これは8コアとなり、L2キャッシュサイズはコア一つにつき512KB, 共有L3キャッシュサイズは16MBに増量されます。またSSEの置き換えとしてAVX(Advanced Vectors Extensions)が導入されます。これはSSEと互換性があり、レジスタ長をSSEの128bitから256bitと倍増させています。またプログラマ向けに3~4個の命令が追加されています。intelが主張するには、AVXを使用すると、一部のアルゴリズムが90%も高速化されるようです。このアルゴリズムが何かについては、この記事では言及されていません。

 そして2011年には、22nmプロセスでSandy Bridgeのエンハンス版となるIvy Bridgeが登場します。そして2012年には新規アーキテクチャとなるHaswellが登場します。これは製造プロセスは22nmでコア数も8のままですが、ベクタプロセッサを統合するとしています。

 2008年3月10日の記事では2010年のSandy Bridgeまで名前が明らかになっていましたが、今回の記事では新たに2012年までの開発名が明らかになり、より具体的な仕様が出てきました。Haswellでも8コアということは、コア数の増量は2012年までは8でひとまず落ち着くようです。

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2008年8月14日 (木)

Centrino 2用4コアのモバイル版Core 2の情報

 Centrino 2(Montevina Platform)用4コアのモバイル版Core 2の情報です。

http://www.tgdaily.com/content/view/38830/135/

 Centrino 2の4コアプロセッサにはCore 2 Extreme QX9300(2.53GHz, FSB 1066MHz, L2キャッシュサイズ6MBx2)というのがあるのは既報ですが、更にこれに加えてCore 2 Quad Q9100(2.26GHz, FSB 1066MHz, L2キャッシュサイズ6MBx2)というのがあるそうです。価格はQ9100が$851, QX9300が$1036となっています。

 Q9100は16インチなど大きめのハイエンドノートあたりに採用されそうな感じがします。

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2008年8月13日 (水)

intelの今後のデスクトップ向けプロセッサの計画

 intelの今後のデスクトップ向けプロセッサの計画についてです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20080813PD206.html

 まず8月末にCore 2 Quad Q8200(2.33GHz, FSB 1333MHz, L2キャッシュサイズ2MBx2)が$224で登場します。2008年7月28日の記事では8月31日となっています。またこれに合わせて、Pentium E5200(2.5GHz, FSB 800MHz, L2キャッシュサイズ2MB)が$84, Celeron 450(2.2GHz)が$53で登場します。

 そして10月半ばには一部プロセッサの値下げを行います。Core 2 Quad Q8200が$224から$203, Core 2 Quad Q6600が$193から$183, Core 2 Duo E7300が$133から$113, Pentium E2220が$84から$74、Pentium E2200が$74に$64に値下げされます。

 また出荷比率については、Q3/2008に45nmのCore 2 Quadはデスクトップ用プロセッサの全出荷のうち6%に達します。Core 2 Duo E8000とE7000は13~16%, Pentium E5000は2%以下、Atom 200は3%程度となります。Q2/2009にはCore 2 Quadは完全に45nmに移行し、デスクトップ用プロセッサの全出荷のうち14%程度を占めるようになります。Core 2 Duo E8000とE7000は20~25%, Pentium E5000は15%、Atom 200は5%程度となります。

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2008年8月12日 (火)

VIAがintelとAMD向けチップセット事業から撤退

 VIAがintelとAMD向けチップセット事業から撤退するという話です。

http://www.custompc.co.uk/news/604608/via-quits-motherboard-chipset-business.html

 VIAがCutom PCに語ったところによると、今後intelとAMD向けのチップセット開発の計画はないそうです。VIAのRichard Brown Vice President of Corporate Marketing in Taiwanによると、「我々がx86プロセッサに事業の軸足を移した主な理由は、究極的にはサードパーティのチップセット市場は消滅に向かうと見ており、それゆえに完全なプラットフォーム(プロセッサ+チップセット)を提供する必要性が出てきたため」と語っています。また、「intelは自社プロセッサ向けのチップセットで大きなシェアを握っており、AMDもまた同じ方向へ向かっている」と付け加えており、VIAはプロセッサメーカによる「囲い込み」が今後ますます進むと見ているようです。

 以前出てきた噂で、VIAのチップセット関連の技術者40名がASUSTeKの子会社ASMediaに移籍するというのがありましたが(2007年9月7日の記事参照)、それより更に進んだ内容となります。

 振り返ってみると、VIAのつまずきは、2001年にPentium 4のバスライセンス問題が解決していないにも関わらず、DDR SDRAM対応のP4X266の出荷を強行したところからあるのではないかと思っています。またK8向けチップセットもK7時代のほどの勢いはなく、PCI Expressへの移行には完全に乗り遅れてしまいました。

 また一つ古くからの互換チップセットのプレイヤーがいなくなるのは、ちょっと寂しくもあります。もっとも、私が最後に使ったVIAのチップセットは、ASUS CUV266に搭載されたApollo Pro 266とかなり前なんですが。。

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Radeon HD 4870 X2が正式発表

 Radeon HD 4870 X2が正式発表されました。合わせて4850 X2も発表されています。

http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~127542,00.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0812/amd.htm (日本語解説記事)

 4870 X2は$549, 4850 X2は$399が予価として設定されています。基本的にはRV770を2個並べたものとなります。4870 X2はコアクロック750MHz, メモリクロック3.6GHz, ストリームプロセッサ個数は800x2, 画像メモリ容量はGDDR5 1024MBx2です。4850 X2はコアクロック625MHz, メモリクロック2.0GHz, ストリームプロセッサ個数は800x2, 画像メモリ容量はGDDR3 1024MBx2です。

 早速ベンチマーク記事も出ていますので、国内記事をいくつかご紹介しておきます。久しぶりにAMDがNVIDIAから、ハイエンドの単体グラフィックボードでトップ性能の座を奪い返しています。

http://www.4gamer.net/games/045/G004578/20080811032/
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0808/12/news047.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0812/tawada149.htm

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2008年8月11日 (月)

RV730に関する情報

 RV730に関する情報です。

http://xtreview.com/addcomment-id-6072-view-AMD-RV730-details.html

 RV730の登場は9月であり、55nmで製造されます。メモリバス幅は128bit, GDDR3を画像メモリとして採用し、ストリームプロセッサ個数は320です。

 基本的な構成のボードはGDDR3 512MB, コアクロックは750MHz, メモリクロックは1800MHzという仕様になっています。また廉価版としてコアクロックが600MHzに下がったものも用意されます。

 価格は$149が予定されています。

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intel B43チップセットについて

 intel B43チップセットなるものがあるそうです。

http://www.tcmagazine.com/comments.php?shownews=21229&catid=2
http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8819&Itemid=1

 これは中小規模の企業向け市場が対象で、Q1/2009に登場となっています。B43はDirectX 10世代のグラフィックスを統合し(GMA 4500)、ICH10DをSouth Bridgeとして使用します。FSB 1333MHz, DDR2-800もしくはDDR3-1066に対応します。

 しかしStable Image Platform Programには対応していません。またMatrix Storage Technologyにも対応していないとしています。

 Q45やQ43と同様に、基本的にはメーカPCに入っているようなチップセットではあります。

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Core i7ブランドが正式発表

 Core i7ブランドが正式発表となりました。

http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2008/080811.htm

 i7の読み方は「アイセブン」となります。Core i7はNehalemで採用されるブランドで、Extreme Editionは黒、通常版は青が採用されます。

 ただ今回の公式発表にも、「なぜi7なのか」という理由については触れられていません。

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2008年8月10日 (日)

Core 2シリーズの新規モデルが販売開始

 Core 2シリーズの上位4モデルが販売開始されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080809/etc_intel3.html

 登場したのはCore 2 Duo E8600(3.33GHz, FSB 1333MHz, L2キャッシュサイズ6MB), E7300(2.66GHz, FSB 1066MHz, L2キャッシュサイズ3MB), Core 2 Quad Q9650(3GHz, FSB 1333MHz, L2キャッシュサイズ6MBx2), Q9400(2.66GHz, FSB 1333MHz, L2キャッシュサイズ3MBx2)です。実売価格はE8600が32,000円前後、E7300が17,000円前後、Q9650が64,000円前後、Q9400が32,000円前後です。

 個人的な話をすると、Core 2 Quad Q9650が登場したら、今のメイン機(Core 2 Extreme X6800, intel D975XBX2KR, DDR2-533 3GB, GeForce 8800 GT)をQ9650とX48あたりに入れ換えようと思っていました。しかしQ4/2008にCore i7(Bloomfield)とX58が出るので、投資対効果を考えてこれを待つことにしました。Nehalemが見えているのに、今Yorkfieldを買ってもなあという気がしています。。。これは私の場合ですけどね。

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2008年8月 9日 (土)

AMD 790GX採用マザーボードが販売開始

 AMD 790GX採用マザーボードが早速販売開始されています。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080809/etc_biostar.html

 まずはBIOSTARのTA790GX A2+で、実売価格は14,000円前後と比較的安価です。790GX採用マザーボードはほかにもFOXCONNやGIGABYTEなどが出荷を予定しています。

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2008年8月 8日 (金)

Athlon X2 5800+

 Athlon X2 5800+なるものが出るようです。

http://xtreview.com/addcomment-id-6040-view-Athlon-X2-5800.html

 これは65nmのG2 Steppingで、Brisbaneコアを使用します。動作周波数は3GHz, L2キャッシュサイズは512KBx2、TDPは89Wです。予価は$112が予定されています。

 TDPが低ければ、登場予定だったKumaの代わりになりそうでしたね。

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Nehalemのブランド名は"Core i7"に決定

 Nehalemのブランド名は"Core i7"に決定したようです。

http://en.expreview.com/2008/08/08/nehalem-to-become-core-i7-processor/
http://xtreview.com/addcomment-id-6050-view-Intel-Core-i7.html

 Bloomfield, Lynnfield, HavendaleいずれもCore i7を名乗ります。Processor Numberがどうなるかはまだ未定で、公式な発表は8月11日に行われるとしています。

 現行がCore 2なので"Core 3"かと思っていましたが、いきなり数字が7(?)にジャンプするようです。名前を呼ぶときにちょっと長くなりますね。。

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2008年8月 7日 (木)

NVIDIAがnForce 790iの廉価版を開発中

 NVIDIAがnForce 790iの廉価版を開発中だそうです。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8781&Itemid=1

 基本的には機能削減版で、PCI Express 2.0 x16が2本(nForce 790i SLIは3本)に制限され、South Bridgeも基本的なもの(要するにこれも機能削減版と思われる)になります。また対応メモリにも制限を入れるのではないかとしています。

 記事でも指摘していますが、現在のNVIDIAのチップセットはハイエンドとローエンドの両極端しかなく、「真ん中」が不在の状況になっています。これを埋めるためなのではないかと考えられます。

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2008年8月 6日 (水)

Ibex Peakの仕様に関する情報

 Ibex Peakの仕様に関する情報です。

http://en.expreview.com/2008/08/05/ibex-peak-to-have-64-pcie-20-lane/

 Ibex PeakはNehalemのメインストリーム向けとなるLynnfieldとHavendaleに対応するチップセットですが、これをintelは8月か9月に登場させたいとしています。これはすなわち、LynnfieldとHavendaleもまたこの時期に登場することを示唆しています。

 このIbex Peakにはプラットフォームごとに4種類の製品構成が存在し、モバイルノート向け(Calpella Platform)がIbex Peak-M, 企業向けがPiketon, 一般向けがKings Creek, ワークステーション/サーバ向けがfoxhollowとなっています。PiketonがこれまでのQシリーズ(Q45, Q33など), Kings CreekがPシリーズ(P45, P35など)に該当すると考えられます。またIbex Peakは64レーンのPCI Expressがあるとしています。

 このIbex Peakの新機能として"Configuration Feature"なるものがあり、製品構成ベースでプロセッサの設定を変更できるそうですが、詳しいことについては明らかになっていません。

 PiketonとKings Creekについては以下の表に仕様をまとめました。

  Piketon Kings Creek
Integrated Clock Control(Buffered Through Mode)
High Definition Audio
NAND/Braidwood(Integrated NVM) WIP
intel Matrix Storage Manager/RAID/Rapid Recover Technology
セキュリティ・マネージャビリティ
PAVP 1.5
TPM
Anti-Theft Technology
Active Management 6.0
Remote PC assist Technology
intel Connect Serivce
Remote Wake Technology
Quiet System Technology
HDCP
インタフェース
HDMI, Display Port, DVI, SDVO DID DID
SATAポート 6 6
PCI Express 2.0 8 8
USB 2.0ポート 14 14
USB 1.1 to USB 2.0 Rate Matching Hub
GbE MAC

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AMD 790GXが正式発表

 AMD 790GXが正式発表されました。

http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~127446,00.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0806/amd.htm (日本語解説記事)

 790GXはRadeon HD 3300(RV610)相当のグラフィックスを統合し、CrossFireXに対応します。South BridgeにはSB750が採用され、南北Bridge間はPCI Express x4で接続されます。その他詳細は日本語解説記事をご覧ください。

 ベンチマークも早速出ていますので、いくつかご紹介しておきます。

http://www.4gamer.net/games/040/G004039/20080806002/
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0808/06/news056.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0806/tawada148.htm

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2008年8月 5日 (火)

Radeon HD 4850 X2に関する情報

 Radeon HD 4850 X2に関する情報です。

http://xtreview.com/addcomment-id-6011-view-ati-radeon-hd-4850-x2.html

 Radeon HD 4870 X2は8月12日に発表され、価格は$499が予定されています。これの下位版となるRadeon HD 4850 X2も登場するそうです。価格は$399~$449で、画像メモリにはGDDR3が採用されます(4870 X2はGDDR5)

 4850 X2は当初はリファレンスデザインのボードのみが登場し、その後各ベンダ独自設計のボードが8月末か9月に登場するとしています。

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Calpella PlatformはQ3/2009に登場

 Calpella PlatformはQ3/2009に登場するそうです。

http://www.digitimes.com/mobos/a20080805PD201.html

 Calpella Platformは現在最新のCentrino 2(Montevina Platform)の後継で、モバイルノートのプロセッサにもNehalemが導入されます。プロセッサは2コアでグラフィックス統合がAuburndale, 4コアがClarksfield、チップセットはIbexpeakのモバイル版であるIbexpeak-Mが使われます。メモリコントローラはDDR3に対応します。

 Q3/2009はデスクトップ用のLynnfieldとHavendale, Ibexpeakの登場が予定されており、これに合わさることになります。

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intel Larrabeeの概要が明らかに

 intel Larrabeeの概要が明らかになりました。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0804/kaigai457.htm
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/05/005/index.html

 詳細はリンク先の記事をご覧ください。ごく簡単にまとめると以下のようになります。

・IAコアを10個かそれ以上搭載、L1キャッシュサイズはデータ32KB+命令32KB
・L2キャッシュサイズは合計4MB
・2009~2010年に登場
・DirectXやOpenGLに対応

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2008年8月 4日 (月)

Deneb 2.3GHz ESのベンチマーク

 Deneb 2.3GHz ESのベンチマークです。

http://www.itocp.com/thread-12164-1-1.html (中文・簡体字)

 記事で指摘していますが、これはES品でありL3キャッシュなどにバグを多分に含んでいるため、本来の性能は量産版で判断する必要があります。評価環境はMSI K9A2 Platinum(790FX+SB600), Radeon HD 4870, DDR2-1150 1GBx2, Windows Vista Ultimate SP1 32bit版です。動作周波数は2.3GHzのほか、3.27GHz動作時も測定されています。

 プロセッサの温度はアイドル時が2.3GHzで32.4度、高負荷時が35.9度となっています。3.27GHzではアイドル時で36度、高負荷時で42.9度となっています。ベンチマーク結果については以下の表にまとめました。

プロセッサ Deneb 2.3GHz Deneb 3.27GHz Phenom X4 9950 Core 2 Quad Q9550
Super PI 32.542秒 24.573秒
Everest Cache & Memory Benchmark Read 5380MB/s
Write 4608MB/s
Copy 6117MB/s
Latency 93.8ns
WinRAR 518 563
Frits Chess Benchmark 5031 6829
CineBench 1CPU 1993 2639 2356 3077
xCPU 7120 9834 8402 10875
3DMark Vantege P7846 P8777

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NVIDIAがチップセット事業撤退を公式に否定

 NVIDIAがチップセット事業撤退を公式に否定しました。

http://www.digitimes.com/mobos/a20080804VL201.html

 NVIDIAが発表した公式文書にて、撤退の噂に対して反論しました。Michael Jong Senior Director of Corporate Marketingによると、「当社はチップセット事業から撤退するつもりはない。噂は根も葉もないものである」としています。

 また、NVIDIAのMCP事業はintelとAMDそれぞれにおいて競争力を持つものであり、市場調査会社(Mercury Research)によればAMDプラットフォームにおけるNVIDIAチップセットのシェアは、昨四半期(Q2/2008)において60%であったとしています。そして「NVIDIA SLIは推奨されるマルチグラフィックスソリューションであり、nForce 790i SLIは世界中のPC系ライタお勧めのチップセットである」としています。

 そしてNVIDIAは今後も、AMDとintelそれぞれのプラットフォーム向けのチップセット事業を続ける予定であると述べています。

 公式に反論がでましたが、先日の噂は一部のマザーボードベンダの根拠のない思い込みだったのか、それとも今は株価への影響などを考慮して撤退を否定しているのかは不明です。市場でのプレイヤー数の観点から撤退してほしくないのですが、さて実際はどうなるか。

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AMD Fusionの仕様に関する続報

 AMD Fusionの仕様に関する続報です。

http://www.tgdaily.com/content/view/38703/135/

 初代Fuisonの開発名は以前からお伝えした通りShrike Platformになります。このShrikeにおけるプロセッサ(Swift)は、2コアのPhenomとRV800を組み合わせたものになるそうです。以前の情報では2コアのKumaとRV710ベースのグラフィックスコアといわれてきましたが、これは変更になったようです。このRV800はDirectX 10.1対応で、55nmから40nmへのシュリンクと多少の改良がなされたものと予想されます。

 Shrikeは40nmで登場しますが、2010年初頭には32nmが計画されています。この32nm版Fusionでは、次世代となるBulldozerのコアが採用されます。これにはFalconという開発名がつけられており、TSMCの32nm SOIプロセスが使用されます。

 これが事実であれば、初代Fusionは予定より強化されて登場します。また製造プロセスの微細化に関しても、AMD自身がプロセス開発に手間取っている現状では、外部のTSMCを使うのは妥当であるといえそうです。

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RV870の開発名はLil Dragon

 RV870の開発名はLil Dragonだそうです。

http://www.nordichardware.com/news,7999.html

 RV870は40nmで製造され、RV770よりシュリンクされます。性能はRV770より20%程度向上し、消費電力は格段に下がります。電力あたりの性能はRV770の2倍を目指すとされています。ストリームプロセッサ個数は960個に増量され、テクスチャユニットは48, 24 ROPsとなります。TDPは150W程度になるとしています。DirectXは10.1対応に留まります。

 記事でも指摘していますが、RV770の性能向上させたシュリンク版といえます。

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2008年8月 3日 (日)

S3 GraphicsのChrome 430 GTが販売開始とその簡単な使用感

 S3 GraphicsのChrome 430 GTが販売開始されました。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080802/etc_chrome.html

 Chrome S27以来久しぶりのS3のボードです。Chrome 430 GTはDirectX 10.1に対応し、インタフェースはPCI Express 2.0, コアクロックは625MHz, メモリクロックは500MHz, メモリバス幅は64bit, 画像メモリ容量はDDR2 256MBです。H.264やMPEG-2/4、VC-1、WMV-HDなどの再生支援機能を有します。実売価格は7,000円前後です。

 S3 Graphicsファンとしてはこれを見逃す理由はなく、早速私も購入してきました。以下に簡単な使用感とレビューを書いてみようと思います。評価環境はOpteron 285(2.6GHz, 2コア)x2, Tyan Thunder K8WE, ECC-Registered DDR400 10GB(2GBx4+512MBx4), Windows Vista Ultimate 32bitです。解像度は1600x1200、使用LCDはシャープ LL-T2020-Hです。

 2Dの操作感については比較的良好で、Aeroの半透明をオンにしても動作の引っ掛かりはさほどありません。Webブラウジングなど2Dメインなら問題なく使えると思います。すると3Dはどうなのかという話になりますが、簡単にベンチマークをとってみました。比較対象は中堅向けのRadeon HD 2600 Proなので、少し不公平な気がしますが、3Dがまともに動作して空いているボードがこれしかありませんでした。。

グラフィックボード ドライバ版数 3DMark05 Build 1.3.0 3DMark06 Build 1.1.0 Final Fantasy XI Official Benchmark 3(High)
Radeon HD 2600 Pro Catalyst 8.6 7374 3585 5330
Chrome 430 GT 7.15.12.0217 3503 2124 4442

 ローエンド向けであり、メモリバス幅が64bitしかないこともあって性能としては「こんなものか」という印象です。Final Fantasy XIベンチマークが結構健闘していますが、今となってはさすがに負荷が低めの部類なので参考程度でしょうか。ベンチマークに関しては、ローエンド向けのRadeon HD 3450と比較した記事があり、こちらも参照することをお勧めします。

 ゲームに関してはごく簡単に4種類を試してみました。MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B(エコールソフトウェア)は特に動作に問題はなく、フレームレートも60fpsを維持している感じです。しかし同人ゲームですが、ひぐらしデイブレイク改(黄昏フロンティア)は表示が異常でまともに遊べませんでした(Vista非対応なのも一因?)ほかには東方緋想天(黄昏フロンティア)は動作に異常は見られず、十分遊べるレベルです。東方といえば霧雨魔理沙が実にいいですね・・・って本筋とは関係ない話ですな。。

 最後は試した中でもっとも重いSEGA RALLY REVO(SEGA)ですが、意外にも表示崩れなどは起こらず、動作そのものに異常は見られません。しかしフレームレートの落ち込みが厳しく、1600x1200ではがたがたでゲームになりません。1024x768でようやく遊べるレベルですがこれでもフレーム落ちがやはり見られるので、このボードで SEGA RALLY REVOを遊ぶのはかなり厳しいです。元々メモリバス幅128bit未満のグラフィックボードはサポート外なので、これに関してはしょうがないでしょう。

 基本的には2Dゲームは普通に遊べそうなものの、3Dゲームに関しては元々チップが低性能なことと、S3 GraphicsはNVIDIAやAMDと比べればマイナーであることから、表示異常があったときのゲームベンダの対応が望み薄なので、「まともに動けば運がよい」程度に考えておいた方がよさそうです。

 動画再生に関してはボードの再生支援機能を活かせそうな動画がないので、特に試していません。とりあえずDVDとDivXでエンコードされたアニメーションを見てみましたが、GeForce 8800 GTと比べて絵がシャープな感じがします(単なる気のせい?)

 あとこのボードのドライバについてですが、Windows Vistaは32bit版とx64版があるものの、Windows XPに関しては32bit版しかありません。Windows XP x64 Editionがメインの方は注意する必要があります。今回の評価環境はまさにWindows XP x64が入っていたので、今回の評価用にWindows Vista 32bitの環境をでっちあげる必要がありました。。

 駆け足ではありますが、雑感としては以上です。ボードはさほど発熱せず、性能もRadeon HD 3450くらいはあるようなので、安価な低発熱ボードとしての利用価値はあると思います。とはいえ、S3 Graphicsファンくらいにしか勧められない感じがします。。。やはりドライバサポートにNVIDIAやAMDと比べて大きな差があるので、ちょっと万人には勧めにくいですねえ。

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2008年8月 2日 (土)

NVIDIAがチップセット事業から撤退するという噂

 NVIDIAがチップセット事業から撤退するという噂が出ています。

http://www.digitimes.com/mobos/a20080801VL203.html
http://www.xbitlabs.com/news/chipsets/display/20080801105547_Nvidia_Set_to_Quit_Chipset_Business_Multi_GPU_SLI_Tech_in_Danger.html

 台湾マザーボードベンダの話から明らかになったようです。しかしNVIDIAはこの記事に対して「全くの事実無根である」と否定しています。またこの記事では、チップセット事業からの撤退は、短期的にはNVIDIAのGPUビジネスに大きな影響を与えるとも指摘しています。

 これは売りであるNVIDIA SLIに関するポリシーが変わっていないためで、新世代プロセッサ(Bloomfield)におけるnForce 200+X58の構成を採用するマザーボードベンダはさほど多くないのではとしています。NVIDIA自身のチップセットでしかSLIが使えないということは、NVIDIAがポリシーを変えない限りSLIはじり貧に陥り、ひいてはNVIDIAのGPU事業にも影響を及ぼしかねません。

 以上より、SLIのポリシーが現状のままでNVIDIAがチップセット事業から撤退すれば、マルチグラフィックスソリューションはAMDのCrossFireの独壇場になります。

 また、一部のマザーボードベンダはnForce 7ベースのハイエンドマザーボードの開発を中止しており、今回の撤退話と関係があるのかもしれません。

 そういえば以前、NVIDIAがLynnfield向けチップセットを開発するという話がありましたが(2008年7月11日の記事参照)、今回の噂が事実であればこの話も流れてしまう可能性が高くなります。

 ところで、Appleが次世代ノートでintelチップセットを採用せず、NVIDIAチップセットを採用するというがあり、今回の噂はそんな憶測を打ち砕いてしまうものとなります。

 ここにきてこんな噂が出てきたNVIDIAですが、Nehalem世代では互換チップセットが作りにくいこと、かといってAMD専業にしようにもシェアの問題がある(x86プロセッサ市場で20%程度)ことなど、NVIDIAのチップセット事業を取り巻く環境が厳しくなっているのは確かです。

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2008年8月 1日 (金)

Bloomfieldは3.2GHz超えが可能

 Bloomfieldは3.2GHz超えが可能だという記事です。

http://www.fudzilla.com/index.php?option=com_content&task=view&id=8712&Itemid=1

 Bloomfieldは3.2GHzがExtremeラインに位置づけられていますが、Q2/2009にはさらに高速なものが登場する可能性があるということです。3.2GHz超えのBloomfieldは可能なものの、実際には必要に応じて登場させるかどうかを決めるとしています。

 「必要に応じて」というのはAMDの追い上げがあるかどうかによると思いますが、Denebの3.6GHzとか3.8GHzとかが出る・・・可能性は低いですかね。。。

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 x64版Windowsはいずれメインストリームになる

 x64版Windowsはいずれメインストリームになるという話です。

http://www.tcmagazine.com/comments.php?shownews=21116&catid=3

 これはMicrosoftのChris Flores氏がWeblogに投稿したもので、これによると64bit市場はメインストリームになりつつあり、米国ではWindows Vista x64のインストールシステムは、全Windows Vistaシステムのうち3分の1を占めるまでになってきていると主張しています。

 さらに、Windows Vista x64の成長ぶりは32bit版を超えており、多くのユーザがWindows Vistaをx64にアップグレードしている。メモリが安価になったことにより、とりあえずメモリを4GB搭載してOSもx64に移行するということが多くなっている。64bit最適化のアプリケーションはまだ一般的ではないが、32bitアプリケーションはWindows Vistaのエミュレータ(Windows-on-Windows64のことを言っていると考えられる)としています。

 いずれx64が主流になるのは確かですが、その移行速度が早くなりつつあるということのようです。しかしこの投稿はWindows Vistaにのみ言及しており、Windows XP x64については触れられていません。また、x64版Windowsにはデバイスドライバの対応が32bit版に比べて貧弱なことや(最近徐々に改善されつつはある)、動作しないアプリケーション(特にネットワーク系)の問題があり、単純に搭載メモリ容量が4GBだからといってx64版へ移行しても、ユーザの環境によっては意味がないことがままあります。さらにいえばこれは北米での話なので、世界的に見ればx64版Windowsがインストールされたシステムはまだまだ少数でしょう。

 ちなみに私の場合だと、サブ機のOpteronマシン(Thunder K8WE, Opteron 285x2, ECC-Registered DDR400 10GB)にはWindows XP x64 Editionをインストールしています。その前はWindows Vista Ultimate x64で、このマシンには伝統的にx64版をインストールしています。

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