NVIDIAがチップセット事業から撤退するという噂
NVIDIAがチップセット事業から撤退するという噂が出ています。
http://www.digitimes.com/mobos/a20080801VL203.html
http://www.xbitlabs.com/news/chipsets/display/20080801105547_Nvidia_Set_to_Quit_Chipset_Business_Multi_GPU_SLI_Tech_in_Danger.html
台湾マザーボードベンダの話から明らかになったようです。しかしNVIDIAはこの記事に対して「全くの事実無根である」と否定しています。またこの記事では、チップセット事業からの撤退は、短期的にはNVIDIAのGPUビジネスに大きな影響を与えるとも指摘しています。
これは売りであるNVIDIA SLIに関するポリシーが変わっていないためで、新世代プロセッサ(Bloomfield)におけるnForce 200+X58の構成を採用するマザーボードベンダはさほど多くないのではとしています。NVIDIA自身のチップセットでしかSLIが使えないということは、NVIDIAがポリシーを変えない限りSLIはじり貧に陥り、ひいてはNVIDIAのGPU事業にも影響を及ぼしかねません。
以上より、SLIのポリシーが現状のままでNVIDIAがチップセット事業から撤退すれば、マルチグラフィックスソリューションはAMDのCrossFireの独壇場になります。
また、一部のマザーボードベンダはnForce 7ベースのハイエンドマザーボードの開発を中止しており、今回の撤退話と関係があるのかもしれません。
そういえば以前、NVIDIAがLynnfield向けチップセットを開発するという話がありましたが(2008年7月11日の記事参照)、今回の噂が事実であればこの話も流れてしまう可能性が高くなります。
ところで、Appleが次世代ノートでintelチップセットを採用せず、NVIDIAチップセットを採用するという話があり、今回の噂はそんな憶測を打ち砕いてしまうものとなります。
ここにきてこんな噂が出てきたNVIDIAですが、Nehalem世代では互換チップセットが作りにくいこと、かといってAMD専業にしようにもシェアの問題がある(x86プロセッサ市場で20%程度)ことなど、NVIDIAのチップセット事業を取り巻く環境が厳しくなっているのは確かです。
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