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2017年2月 8日 (水)

Core i7-7740KとCore i5-7640KはKaby Lake-Xとなる

 Core i7-7740KとCore i5-7640KはKaby Lake-Xとなるようです。

http://www.pcgameshardware.de/Kaby-Lake-S-Codename-264845/News/AMD-Ryzen-Intels-Antwort-Core-i7-7740K-i5-7640K-1220177/ (独語)

 2017年2月7日の記事でこれらの情報が出てきましたが、これによるとこれらはLGA2066でメモリはDDR4-2666の2チャネル, TDP 112Wとなり、統合GPUもなくKaby Lake-Sより上位に置かれます。仕様としてはCorer i7-7740Kが4.3GHz/Turbo Boost 4.5GHz, L3キャッシュ8MB, Core i5-7640Kが4.0GHz, L3キャッシュ6MBとなります。対応チップセットはX299です。

 登場時期はGamescom 2017が開催される8月後半が予定されています。

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2017年2月 7日 (火)

intelがCore i7-7740Kなるものを用意

 intelが何やらCore i7-7740Kなるものを用意しているそうです。

https://www.cpchardware.com/intel-prepare-la-riposte-a-ryzen/ (仏語)
https://videocardz.com/65708/intel-preparing-core-i7-7740k-a-response-to-amd-ryzen-7-1800x (英語解説)

 これはAMDのRyzen対抗とみられ、動作周波数は4.3GHzとCore i7-7700Kより100MHz高く(Turbo Boost時の周波数は不明だが4.6GHzではないかとCanard PC Hardwareは予測)、TDPも100Wと9W高くなっています。またこれと合わせてCore i5-7640Kなるものも用意しているそうで、動作周波数は4.0GHz, TDPも100Wかそれ以上とみられます。Hyper-Threadingの対応如何は不明です。

 しかしこのようなものを用意してきたということは、intelはRyzenに対してそれなりの警戒感を抱いているのかも。

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2017年2月 6日 (月)

intelがXeon Goldシリーズなるプロセッサを用意

 intelがXeon Goldシリーズなるプロセッサを用意しているそうです。

https://hardforum.com/threads/meet-intel-r-xeon-r-gold.1923641/
https://www.techpowerup.com/230400/intel-readies-the-xeon-gold-series-processors-for-media-workstations

 このXeon Goldシリーズはプロコンシューマ向けとされ、信頼性がある程度必要される、MacProやHEDTプロセッサを使用するメディアワークステーションのような隙間市場の製品をターゲットとしているようです。Xeon GoldシリーズはSkylake-EPベースとなり、最大18コア、最初のモデルはXeon Gold 6150となります。HardOCP ForumsによるとXeon Gold 6150は18コア/36スレッド、動作周波数は2.7GHz/Turbo Boost 3.7Ghz, L3キャッシュ24.75MBとなっています。メモリはDDR4の4チャネルです。

 TechPowerUpでは次世代のMacProに採用されるのではないかとしています。

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Ryzenのモデル構成の情報

 Ryzenのモデル構成の情報が出てきました。

http://www.fudzilla.com/news/processors/42796-alleged-amd-ryzen-cpu-lineup-leaks

 これによると実に17 SKUに及び、8コアモデルが5, 6コアと4, 4コアモデルが8となります。またプロセッサのモデルの命名規則が変わり、R7 1800XなどとRx 1000シリーズとなります。以前からR7がハイエンド、R5がミドルレンジ、R3がローエンドといわれていましたが、そのままRadeon的な構成になるようです。

 モデル構成については以下の画像のようになります。Ryzenは3月2日に発表予定で、X370, B350, A320チップセットと組み合わされます。

Amdryzencpulineupleak1

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AMDのGPUを搭載したintelプロセッサは2017年中に登場

 AMDのGPUを搭載したintelプロセッサは2017年中に登場するそうです。

https://www.techpowerup.com/230360/first-intel-processor-with-amd-radeon-graphics-within-2017

 2016年12月8日の記事で「intelがAMDとGPUについてのクロスライセンス契約を締結」という情報があり、これによってintelがAMDのGPUを搭載したプロセッサを製造することが可能になると見られていました。今回の情報によると、このようなプロセッサは2017年中に登場し、プロセッサコアはKaby Lake、GPUコアはRadeonになるようです。

 このRadeon搭載プロセッサはプロセッサとGPUのマルチチップモジュールとなるようです。すなわち、AMDはほぼ製品レベルのダイそのものをintelに供給し、これはintelの工場でGPUの重要な部分については渡さないようにするためではないかと記事では推測しています。このプロセッサはミッドレンジのコンシューマ向けとみられ、今後も更なるバリエーションの製品を計画しているようです。

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2017年2月 2日 (木)

Ryzenは結局6コアモデルもあり得る

 Ryzenは結局6コアモデルが存在しそうです。

https://www.io-tech.fi/uutinen/6-ytiminen-ryzen-prosessori-teknisesti-mahdollista-toteuttaa/ (フィンランド語)
https://videocardz.com/65654/amd-ryzen-6-core-cpu-exists (英語解説)

 2017年2月1日の記事で「CPU Complex(CCX)は2コアだけ無効などということはできない」という話がありましたが、実際にはそんなことはなく各コアは接続されるL2キャッシュと共に無効にすることが可能なようです。L3キャッシュはコアの無効とは独立しており、8MBや4MB, なしといった構成も可能のようです。

 というわけで、6コアモデルはやはり存在すると見られます。

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2017年2月 1日 (水)

Ryzenには6コアはない?

 Ryzenには6コアなどというものはないかもしれません。

http://www.fudzilla.com/news/processors/42742-amd-ryzen-lineup-might-not-include-6-core-model
https://www.techpowerup.com/230227/amd-zen-cpu-complexes-indivisible-dont-expect-6-core-ryzen-report

 ZenのCCX(CPU Complex)は1ユニットあたり4コアとなっていますが、これは2コアのみ有効などということはできないようで、Ryzenのモデルとしては8コアか4コアになり6コアというのはなく、8コアと4コアでSMT (Simultaneous MultiThreading)の有無でモデル分けするとしています。今回の話はこれまで出てきた2コアや6コアのモデルが存在するという情報とは反するものとなっています。

 AMDはRyzenをSR7(最上位), SR5(ミッドレンジ), SR3(ローエンド)の3グレードに分けて販売する予定ですが、6コアと言われてきたSR5は8コア/8スレッド、SR7は8コア/16スレッド、SR3は4コア/8スレッドという構成にするのではないとしています。SR7/SR5はL3キャッシュが16MB, SR3が8MBとなります。

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